昨年12月、最終回に25.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録したTBS系ドラマ「JIN-仁-」の映画化が取りざたされている。今年夏のクランクイン、来年公開でほぼ固まったようだが、何でそんなに待たされるのか。
幕末にタイムスリップした大沢たかお(41)演じる脳外科医が、満足な医療器具のない中で、江戸の町衆に助けられながら人々を救うSFヒューマンドラマは、昨年12月度のギャラクシー賞月間賞を受賞。原作の漫画が再び見直されるなどブームを呼んだ。
とくに最終回が謎を残した“消化不良”の状態だったため、番組終了直後から、映画化やスペシャル番組を問い合わせる声が殺到。TBSの番組宣伝担当者は当初、「映画や続編があると週刊誌などで煽られて本当に迷惑している。ドラマで完結です」と断言していたが、水面下では“ドル箱”の可能性を秘めた映画化の話を着々と進めていた。
一方で、今年スタートしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」(総合テレビ、日曜午後8時)で福山雅治(40)が演じる龍馬の人気が急上昇中。「仁」の制作サイドとしては内野聖陽(41)が好演したアクの強い龍馬像が薄れないうちに映画化したいところだが、そうはいかない理由が2つある。
ひとつは、キャスティング。大沢、内野をはじめ、中谷美紀(34)、綾瀬はるか(24)といったオリジナルキャストを3カ月から半年は拘束することになる。「いずれもドラマ、映画に欠かせない人気者。すぐにスケジュールを確保するのが難しいため足並みが揃う夏以降のクランクインになった」(中堅プロダクション幹部)
もうひとつは、社内事情。
「TBSとしては5年がかりで映画化を準備してきた実写版の宇宙戦艦ヤマト『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の公開が12月に控える。まずは、そちらを成功させることが社命なのです」(ライバル映画配給会社のスタッフ)
古代進を木村拓哉(36)、沢尻エリカ(23)が一時は内定していた森雪を黒木メイサ(21)が演じる。過去より、未来へのタイムスリップが先というわけか-。
1/29 夕刊フジ
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幕末にタイムスリップした大沢たかお(41)演じる脳外科医が、満足な医療器具のない中で、江戸の町衆に助けられながら人々を救うSFヒューマンドラマは、昨年12月度のギャラクシー賞月間賞を受賞。原作の漫画が再び見直されるなどブームを呼んだ。
とくに最終回が謎を残した“消化不良”の状態だったため、番組終了直後から、映画化やスペシャル番組を問い合わせる声が殺到。TBSの番組宣伝担当者は当初、「映画や続編があると週刊誌などで煽られて本当に迷惑している。ドラマで完結です」と断言していたが、水面下では“ドル箱”の可能性を秘めた映画化の話を着々と進めていた。
一方で、今年スタートしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」(総合テレビ、日曜午後8時)で福山雅治(40)が演じる龍馬の人気が急上昇中。「仁」の制作サイドとしては内野聖陽(41)が好演したアクの強い龍馬像が薄れないうちに映画化したいところだが、そうはいかない理由が2つある。
ひとつは、キャスティング。大沢、内野をはじめ、中谷美紀(34)、綾瀬はるか(24)といったオリジナルキャストを3カ月から半年は拘束することになる。「いずれもドラマ、映画に欠かせない人気者。すぐにスケジュールを確保するのが難しいため足並みが揃う夏以降のクランクインになった」(中堅プロダクション幹部)
もうひとつは、社内事情。
「TBSとしては5年がかりで映画化を準備してきた実写版の宇宙戦艦ヤマト『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の公開が12月に控える。まずは、そちらを成功させることが社命なのです」(ライバル映画配給会社のスタッフ)
古代進を木村拓哉(36)、沢尻エリカ(23)が一時は内定していた森雪を黒木メイサ(21)が演じる。過去より、未来へのタイムスリップが先というわけか-。
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