大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

半平太、容堂公へ恨み限りなく… 漢詩掛け軸

2011-07-28 00:01:00 | 龍馬ニュース
 坂本龍馬らを同志に土佐勤王党の首領として活躍した武市(たけち)半平太(武市瑞山)が、獄中でしたためた漢詩の掛け軸が、高知市立龍馬の生まれたまち記念館に寄託され、同館が14日発表した。半平太が自作の漢詩を書にした珍しい資料。土佐藩の実権を握っていた元藩主・山内容堂への恨みが、強くうかがえるという。25日から8月24日まで同館で公開する。

 寄託された掛け軸は、高さ120センチ、幅28センチ。獄中で作った七言絶句の漢詩集「泣血(きゅうけつ)録」の中から一つを選び、切腹する前年の元治元年(1864年)ごろ墨書、半平太に心酔していた牢番(ろうばん)の門屋貫助に与えたものとみられる。漢詩は、京都に上り、同志と計画を図り、巨奸(きょかん)(悪者)をうって士気が高まっていたところで夢から覚めた。恨み限りなく、夜明けに鶏の鳴き声を聞く-という内容。牢番と親交のあった人物の子孫が、高知市内で保存しており寄託。歴史家で高知県佐川町立青山文庫名誉館長の松岡司氏が、筆跡や書体などから半平太の直筆と鑑定した。

 半平太が漢詩を作ったのは、獄中の2~3カ月に限られ、50近くを残したとされる。松岡氏はそれらの中で特に、半平太がこの漢詩を選んで牢番に与えていることを重視し、「山内容堂を恨む半平太の心情がストレートに表れた貴重な資料」としている。

7/14 産業経済新聞


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お龍のこと先に伝えたいぜよ 龍馬の手紙 実は表裏 「同志」は追伸?

2011-07-27 00:01:00 | 龍馬ニュース
◆京都国立博物館 読み順に新解釈

 坂本龍馬が姉の乙女らに宛てた慶応元年(1865年)9月9日付の手紙(和紙2枚、重文)は、元々同じ紙の両面に書かれていたのを表装の際に表裏で剥がしていたことが、所蔵する京都国立博物館(京都市)の調査でわかった。従来、同郷の志士の近況を書いた方が「1枚目」として解釈されてきたが、両面だと紙の使い方から、妻となるお龍(りょう)の大立ち回りを記す「2枚目」が「1枚目」となり、仲間のことよりも、かっこいいお龍にときめく龍馬の姿が浮かんでくる。

 手紙は、龍馬が薩長同盟を画策して京都周辺に潜伏していた頃、書かれたらしい。現在は2枚を上下2段に並べて巻物にしている。今年2月、同博物館が修理した国宝「鳥獣人物戯画」(全4巻、平安後期-鎌倉後期、高山寺蔵)の丙巻が、1枚の和紙の表裏を剥がしてつなぎ合わせていたことが判明。これをヒントに、同博物館の宮川禎一・考古室長が手紙を改めて調べた。

 その結果、手紙はともに縦16センチの同寸で、汚れジミの位置が対称になっていることを確認。さらに、龍馬が同じ日付で別の志士に宛てて書いた手紙も、紙の両面を使っており、乙女ら宛ても同様と結論づけた。

 1枚目とみられた上段は、幼なじみの近藤長次郎ら亀山社中の仲間が長崎で頑張っている様子を知らせ、土佐のような「何の志(こころ)ざしもなき所ニ、ぐずぐずして日を送(おくる)ハ、実ニ大馬鹿(おおばか)ものなり」と断じている。

 2枚目とされた下段は、お龍が大阪の悪者2人の所へ単身乗り込み、大げんかの末に妹を取り返したという武勇伝を高揚した筆致で詳述。そんなお龍は、乙女を実の姉のように慕っているとつづっている。

 下段は端からみっちりと書き込んで内容も詳細なのに対し、上段は「冒頭」部分を含めて不自然な余白が多く、行間も広がっている。これらのことから、宮川室長は、書き始めは下段と判断した。

 手紙は昭和初期に寄贈され、研究者も見かけに合わせて上段から読んできた。宮川室長は「潜伏生活で紙や郵便代を節約するため、両面に書いたのかもしれない。お龍のことを一番に知らせたいという龍馬の高揚感がよりはっきりした」と話している。

7/25 読売新聞


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“日本を元気に”2013年の大河は綾瀬はるか主演で会津発「八重の桜」

2011-07-23 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 2013年の大河ドラマ「八重の桜」の制作発表が6月22日にNHK放送センターで行われ、主演に抜てきされた綾瀬はるか、脚本家の山本むつみ氏、制作統括の内藤槇介氏が出席した。

 物語は、会津藩の砲術師範・山本謙八、佐久夫妻の子として生まれた新島八重の87年の生涯を描く。八重は、戊辰戦争では会津・鶴ヶ城で500人の女性たちと立てこもり銃を持ち戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、日清、日露戦争では会津の仲間と共に日本初の看護婦として同行し戦場へ向かったことから“日本のナイチンゲール”ともいわれたという。生涯、自身の可能性に挑み続け、全ての人の幸福を願った八重と、激動の時代を生き抜いた女性たちを描く。

 そんな、強くて優しい八重を演じる綾瀬は「(八重は)現代の女性にも通じるメッセージ性を持っていて、強い女性でかっこいいイメージ。戦士でもあり、看護婦でもあり、いろんな姿がある女性。(主演が)私でいいのか不安もあります」と語り、また「銃を教えていたという女性だったそうで、ライフルの撃ち方を習いたいです(笑)」と意気込んだ。

 脚本は、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を執筆した山本むつみ氏。「調べれば調べるほど八重が好きになっています。世渡り上手じゃないところ、頑固で型破りなところがある女性で、綾瀬さんが演じることでより魅力的になると思います」と期待を込めた。

 本作は、福島を舞台とし“どんな苦境であっても人は幸せでなくてはならぬ”という志を貫いた八重の生き方で東日本大震災を受けた東北、そして日本へ向け“力強いメッセージ”として描いていく。

6/23 webザテレビジョン


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佐藤健、『るろうに剣心』実写版で主演!

2011-07-22 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 94年4月より5年に渡って『週刊少年ジャンプ』で連載され、テレビアニメ化もされた和月伸宏の人気コミック『るろうに剣心』の実写映画化が決定し、主人公の緋村剣心役に、俳優の佐藤 健が抜擢された。

 佐藤の役どころ緋村剣心は、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に人を斬ることを自らに堅く禁じた剣客。弱い立場の者を救い、本当の意味での維新を成し遂げるために東京の下町に現れ、次第に剣心の人柄や生き様に共感する仲間たちと、さまざまな事件の解決に奔走するようになる。
 佐藤自身、原作を愛読するファンであり、殺陣の稽古をつけてもらいながら役作りに励んでいるそうだ。

 監督を務めるのは、07年のドラマ『ハゲタカ』(NHK総合)の演出や09年に公開された映画版の監督、2010年大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)の演出で高い評価を受けた大友啓史。『龍馬伝』で岡田以蔵を演じた佐藤は、大友監督と再びタッグを組むこととなった。

 本作は今夏にクランクイン予定で、2012年にワーナーブラザースの配給で全国公開される。


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徳川慶喜:将軍になる前、宮家に一喝 土佐藩士が記録、県内の歴史家発見

2011-07-21 00:01:00 | 幕末ニュース
◇酒飲んで乗り込み、政治姿勢を追及

 茶わん5杯の酒をあおって宮家に乗り込み、茶を出されかけると「自分で買って飲む」とぴしゃり――。幕末の動乱期、将軍になる前の徳川慶喜の気迫あふれる駆け引きの様子を記した記録が県の歴史家らの調査で見つかった。

 1864年に京都で、朝廷や幕府などが出席した会談の様子などを記述。同じ内容の記録は他にもあるが、史料を調査した青山文庫(佐川町)の松岡司名誉館長は「幕末維新史の一場面が劇画のように記され面白い。理想肌で一本気な政治家、慶喜の姿が垣間見える」と評価している。

 土佐藩士樋口真吉の雑記の中の一節で、樋口が親交のあった志士中岡慎太郎の書状から写したとみられる。

 攘夷論をめぐり、天皇側近の朝彦親王が前日の会談での発言を撤回していることを知った26歳の慶喜が「茶椀ニテ五杯ホド引カケ直ニ早馬ニテ」親王邸に刀を持って乗り込んだと記述。あいさつ抜きで「御一命ヲ頂戴仕私モ身ノ覚悟」と脅しながら、あやふやな政治姿勢を追及する様子が記されている。

 将軍の補佐役だった慶喜は当時、幕府の立て直しのため、外交や国の在り方をめぐり朝廷や有力諸藩などとの折衝に奔走していた。

 茶を出させようとした親王を「今日ハ茶ヲ呑ニハ参ラズ」とはねつけ、「私ハ十万石頂戴仕テ居マスカラ茶ハドウカコウカ買テ呑候」と一喝したとの一文もある。

 慶喜の気迫にうろたえた親王が顔色を変え、雨のように汗を流したとも記していた。

6/10 毎日新聞


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韮山反射炉:「九州・山口の近代化産業遺産群」に追加 世界遺産登録目指す 

2011-07-20 00:01:00 | 幕末ニュース
◇4年後目標に

 伊豆の国市にある国の史跡「韮山(にらやま)反射炉」が、世界遺産登録を目指す「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産候補に追加された。鹿児島県など7県12市で構成する登録推進協議会は、4年後の15年の登録を目標としており、今後、伊豆の国市が遺産登録に必要な保存管理計画を作成する。

 反射炉は炉内の壁や天井に熱を反射させて効率よく鉄や銅を溶かす溶解炉。韮山反射炉は、幕末の韮山代官・江川英龍の命で着工し、英龍の子・英敏が1857年に完成させた。設計には当時の佐賀藩が西洋から導入した反射炉の技術が採用され、明治維新まで大砲を生産するための鉄の炉として使われた。

 現存する日本最古の反射炉で、専門家は「世界でも最も完全な形で残っている反射炉」と評価。1922(大正11)年には国の史跡に指定された。伊豆の国市によると、昨年度は4万9881人が見物に訪れた。

 同遺産群は、幕末から明治にかけて日本の近代化に貢献した工業施設跡や建築物など計30件を産業遺産としてまとめている。旧集成館(鹿児島市)や旧グラバー邸(長崎市)などのほか、韮山反射炉や岩手県釜石市の「橋野鉄鉱山および関連施設」など、九州・山口以外の史跡もあり、国の13世界文化遺産候補の一つとなっている。

 伊豆の国市歴史資源活用推進室は「大変喜ばしい。この機会に文化的な価値を高めるための機運を盛り上げたい」と話している。

6/11 毎日新聞


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幕末への誘い 司馬ワールド 記念館で「新選組血風録」展

2011-07-19 00:01:00 | 展示会・イベント
 作家司馬遼太郎(1923~96年)の小説「新選組血風録」の世界を、パネルや道具類で紹介する企画展が、東大阪市下小阪の司馬遼太郎記念館で開かれている。

 新選組血風録は、1962年5月から63年12月まで「小説中央公論」に連載され映画やテレビドラマにも計5回映像化。4月からNHK・BSプレミアムでドラマ放送が始まったのを機に、同館が企画展を開いた。

 会場壁面に展示した大型パネル(縦2・3メートル、横8メートル)には、小説の15編を、それぞれあらすじや引用文、小説中央公論に掲載された挿絵を交えて紹介。その横には、新選組が活動していた京都の市街地図が描かれ、小説に登場するスポットが書き込まれている。幕末の出来事と、新選組の活動を併記した歴史年表もあり、時代背景が示されている。

 そのほか、NHK・BSプレミアムの撮影で使われた刀や旗、ちょうちんなどの小道具類、同小説が初めて発表された小説中央公論、司馬のエッセー「新選組の故郷」の自筆原稿の複製など、計50点が展示されている。

 大阪市住之江区南港から見学に訪れた看護師吉田麻吏さん(41)は「幕末を描いた大河ドラマを見るうちに司馬作品に興味を持つようになった。年表を見ると、歴史のどんな動きの中で新選組が登場したかが分かり、想像が膨らみます」と話した。

 10月30日まで。入館料500円(中高生300円、小学生200円)。月曜休館。問い合わせは同館(06・6726・3860)。

6/14 読売新聞

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新撰組隊士の和歌集 土方歳三 巻頭に辞世 霊山歴史館が新説

2011-07-18 00:01:00 | 幕末ニュース
 新撰組副長・土方歳三(1835~69)と最後まで行動を共にした隊士・島田魁(かい)(1828~1900)がまとめたとされる和歌集の巻頭歌が、土方の辞世と考えられるとの説を、幕末研究で知られる同館の木村幸比古・学芸課長が打ち出した。「従来、辞世とされてきた歌は詠んだ日時の推定が難しいが、巻頭歌は間近に迫る死を覚悟した内容で、亡くなる前日に詠んだ可能性が高い」としている。

 歌は「鉾(ほこ)とりて月見るごとにおもふ哉(かな)あすはかばねの上に照(てる)かと(鉾を手に取って月を見るたびに思う。あすはしかばねの上に照るのかと)」。島田家に伝わる和歌集の冒頭に土方の名で記され、和歌集は26年前に同館に寄贈されていた。

 木村課長が今年、修復にあわせて、ほかに名のある30人を調査、大半が新撰組隊士や幕府側の藩士らで、戊辰(ぼしん)戦争(1868~69)で降伏し、長く生きたことがわかった。自然のはかなさを詠んだ歌が多く、維新後に隊士らが作り、島田がまとめたと判断した。

 土方は、旧幕府軍の指揮官として戊辰戦争に加わり、新政府軍の総攻撃を受け、銃弾に倒れた。生き残った藩士らの証言などによると、その前夜、旧幕府軍幹部らが惜別の宴(うたげ)を開いていた。木村課長は「歌には悲壮な決意が示されており、土方が明日の死を予期しながらこの席で詠み、島田が大切に記録していたのでは」と話す。

 土方の辞世は「たとひ身は蝦夷(えぞ)の島根に朽ちるとも魂は東の君やまもらん(もしこの身が蝦夷の島に朽ち果てたとしても、魂は主君を守ろう)」が有名で、箱館で従者に肖像写真、毛髪とともに託したとされる。

6/15 読売新聞


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象山の櫓時計動いた 江戸期の和時計 高槻市立しろあと歴史館で公開へ

2011-07-17 00:01:00 | 展示会・イベント
◆24時間制に改造 歯車など直し「カチカチ」

 幕末の思想家・佐久間象山(1811~64年)が使ったとされる江戸時代の櫓(やぐら)時計の修理が終わり、30日、再び時を刻み始めた。西洋の時間制に改造された江戸時代の時計は珍しく、保管先の高槻市立しろあと歴史館(城内町)で16日から公開される。

 同市内の美術品愛好家が1990年に市に寄贈。高さ87センチで、おもりが下がる力で歯車を動かし、毎正時や設定した時刻にかねが鳴る。時計の針は24時間で1周し、おもりを手動で上げることで約12時間動き続ける。

 18世紀に作られた和時計を19世紀半ば、西洋にならって24時間制の時計に改造しているという。「午(うま)」など十二支の文字が書かれていたとみられる文字盤を洋数字にし、世界地図を描いた七宝焼も施されている。

 同館によると、佐久間家の家紋が入っているほか、「佐久間象山先生 時計」の貼り紙があることなどから、象山が西洋風に改造させて愛用した時計とみられるという。

 今年になって、和時計研究家の澤田平さん(76)(大阪市東成区)が鑑定したところ、修理すれば動くことがわかった。約120点の部品を分解、おもりのひもを新調したほか、鉄製歯車のゆがみなどを直すと、「カチカチ」と音をたてて動きだした。毎正時に「カーンカーン」というかねをたたく仕掛けもうまく動いた。澤田さんは「時計が動いたことで文化財としての価値も上がり、うれしい」と話していた。公開は8月28日まで。問い合わせは同館(072・673・3987)。

7/1 読売新聞

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「龍馬伝」志士社中 土佐観光に新たな起爆剤 初日から1500人入場

2011-07-16 00:01:00 | 龍馬ニュース
 県の観光イベント「志国(しこく)高知 龍馬ふるさと博」のメーン行事で坂本龍馬ら3志士のレプリカ像がふるさと博主会場のJR高知駅前(高知市)で除幕された9日、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影で使われた龍馬の生家セットなどを展示した観光施設「『龍馬伝』幕末志士社中」も開館し、ふるさと博は本番に突入した。

 高速道路「休日上限1000円」の中止などで県観光に逆風が吹く中、観光客を呼び込む新たな起爆剤として期待される。

 この日、主会場に設けられたイベントスペース「こうち旅広場」で式典が行われ、関係者ら約250人が出席。一般のオーディションを経て結成された「土佐おもてなし勤王党」が歌やダンスで盛り上げ、ふるさと博推進協議会会長の尾崎知事が「高知の発信力を強化し、県内各地に旅立ってもらう拠点にしたい。ドラマの反動や逆風に果敢にチャレンジし、県観光全体のレベルを底上げしたい」と意気込みを語った。

 ゲストには、ドラマに出演したタレントの島崎和歌子さんや、社中の題字を描いた書家の紫舟さんらが招待された。式典後、社中を見学した島崎さんは「撮影風景を昨日のことのように思い出す。幕末、龍馬ブームが3年、4年と続けば」と感激した様子だった。

 柱の風合いや小道具など細部まで作り込まれたセットは「本物の龍馬の家のよう」と好評。宮崎市から来た無職伊東正俊さん(63)は「テレビの中そのままで、ドラマを思い出せた」と話していた。この日は約1500人が社中に入場した。

 設置場所を巡って揺れた龍馬、武市半平太、中岡慎太郎のレプリカ像もようやくお披露目された。孫と訪れた埼玉県鶴ヶ島市の主婦市岡澄代さん(61)は「桂浜とはひと味違い、にぎやかな駅前で3人が並ぶのは斬新」と見上げ、京都府の主婦宇佐美年樹子さんは「3体ともほれぼれするほどかっこいい」と見入っていた。

7/10 読売新聞


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龍馬暮らしているよう 高知駅前「志士社中」内覧 大河 生家セット好評

2011-07-15 00:01:00 | 龍馬ニュース
 高知市のJR高知駅前に県などが建設した観光施設「『龍馬伝』幕末志士社中」が9日開館するのを前に、行政、観光関係者らを招いた内覧会が7日、開かれた。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影で使われた坂本龍馬の生家セットが目玉として移設され、「さっきまで龍馬さんがいたかのようにリアル」と好評。開催中の観光イベント「志国(しこく)高知龍馬ふるさと博」のメーン会場となり、来春に同博が終わった後も県の玄関口として観光客を迎える拠点となる。


■記念撮影OK

 社中に入館して進むと、ドラマを振り返り、県内の幕末ゆかりの地を紹介するパネルが並ぶ。着物や模造刀をまとって龍馬にふんし、記念撮影できるコーナーも。

 メーンの生家セットは、ちょうど裏から入る格好。離れの母・幸の部屋へ上がって、中庭を見ながら渡り廊下を母屋へ進む。

 龍馬の生家は現存しないが、NHKの美術担当者らが高知市の武家屋敷や北川村の中岡慎太郎の復元生家などを訪ねてイメージし、造ったという。壁などの木材をバーナーであぶって木目を浮き上がらせるなど、細部に工夫が施されている。

 立派な床のある居間は、ドラマで龍馬が家族と和気あいあいと食事をしていた場所。隣の台所は板の間に囲炉裏が切られ、食器も並ぶ。父・八平の部屋では、県内の龍馬ゆかりの地を紹介する映像が流れ、姉・乙女の着物も飾られている。玄関にあたる式台の間には、武家らしく槍(やり)が掛けられている。


■あえて雑然と

 ドラマの設定では台所の屋根裏にあった龍馬の部屋は、別棟になって最後に見学できる。4畳半に、黒船の模型、書物、三味線、着物など、実際に使われた小道具を、あえて無造作に配置。細かいことを気にしない龍馬の性格を感じてもらおうという仕掛けだ。

 見学した全国龍馬社中の橋本邦健会長(高知市)は「全国の龍馬ファンが喜んで足を運ぶだろう」と満足そう。尾崎知事は「ここを訪れた観光客が、県内各地へ出かけてくれれば」と期待した。


■県産の杉多用

 社中は約600平方メートルの平屋で、県産の杉を多用した外観。社中とあわせ、9日には南東に立つ龍馬、武市半平太、慎太郎の3志士のレプリカ像もお披露目。駅前の観光情報発信館「とさてらす」やイベント広場などと合わせた「こうち旅広場」が完成したことになる。社中や駐車場の整備費は3億8000万円。

 社中の開館式典と3志士レプリカ像の除幕は9日午前9時から。社中への一般の入場は午前10時から(10日以降は午前8時30分~午後6時)。入館料は高校生以上500円、小中学生250円。9日、四万十町では「海洋堂ホビー館四万十」も開館する。

7/8 読売新聞


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岐阜史跡探訪のご案内

2011-07-14 12:00:00 | イベント情報
 梅雨明けしてすぐにこの猛暑。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。先日の大坂史跡探訪も無事終わり、当日発売開始した「大坂史跡探訪 ~龍馬の足跡~」も好評発売中です(詳しくはこちら)。

 さて、史跡探訪のお誘いです。今回は岐阜の幕末史跡を堪能したいと思います。個人では行くことのできないマニアックな史跡から、誰もが知っている「あの人」の史跡までを、北浦康男さんの軽快な案内で巡ります。皆さん楽しいひと時を過ごしましょう。


日  時:7月31日(日曜日)
集合場所:なんばO-CAT前 8:30集合

御堂筋線なんば駅(北西・北南改札口)より西へ、地下街なんばウォーク、OCATウォーク(ムービングウォーク)を通り徒歩約5分。

見学予定地
板垣退助遭難地、赤坂宿御使者場跡、赤坂港跡、赤坂宿本陣跡(和宮之碑・所郁太郎像)、
妙法寺(所郁太郎墓・戸田三弥墓)、憂国の青年志士・所郁太郎生誕地、赤坂宿脇本陣跡、
安楽寺(江馬細香退筆塚)、曽根城跡、梁川星巌邸跡、華渓寺(梁川星巌記念館)、
曽根公園(梁川星巌・紅蘭像)、紅蘭女史生誕之地、小簾公園(和宮遺跡)など

参加費:6200円(交通費込・昼食代別 当日徴収します)
締切日:7月20日(葉書同封かメールでお願いします)

当日の連絡先は 090-9110-3355 林まで
問い合わせ先は s-hayasi@cronos.ocn.ne.jp か 携帯090-9110‐3355(林慎吾)でお願いします。
大阪龍馬会 〒573-0084 大阪府枚方市香里ヶ丘12-28-17  TEL&FAX 072-853-9669


次回イベントは9月4日 龍馬大学校 講師:桐野作人先生で
「龍馬暗殺再論 ―薩摩黒幕説批判と龍馬の死の影響―」をアネックスパル法円坂で行います。


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