大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

明日機関誌発行

2008-06-21 07:07:55 | イベント情報
6月22日 龍馬速報108号を発行します。
やっと編集作業が終了しました。

今回はボリュームアップの64頁!!

初の60頁台越えです。

読み応え抜群の会報をお楽しみに。

会員皆様のお手元には火曜日以降に届くと思います。

進行中・・・

2008-06-14 08:14:22 | イベント情報
2010年(平成22年)の大河ドラマが『龍馬伝』になり、これを機に大阪龍馬会も大きく飛躍しようと日々思案中です。近いうちに発表できると思います。

現在、機関誌「龍馬速報」の制作中です。22日発行を目指して。原稿まだの方お早めに。

次回のイベントは「龍馬大学校 第1回クイズ大会」です。

内容盛り沢山と豪華景品を用意します。お楽しみに・・・。

2010年の大河ドラマは「龍馬伝」。坂本龍馬の生涯を描きます!

2008-06-10 10:22:04 | 龍馬伝
NHKのHPより

 2010年の大河ドラマは「龍馬伝」。坂本龍馬33年の生涯を描きます。

 2009年8月にクランクイン、2010年1月から1年間の放送を予定しています。どうぞご期待ください!


【名もなき若者は、その時「龍」になった】


 「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描くオリジナル作品。

 土佐から江戸、そして世界へ。龍馬の行くところ、時代が怒濤のように動き始める。

 いつも自分の先を歩く同郷の天才龍馬への憧れ、妬みは師・吉田東洋暗殺を機に憎しみへと変わり、若き弥太郎を苛む。長崎で再開した二人は衝突を繰り返す中で急接近。「世界の海援隊を作る」龍馬の志は龍馬暗殺の後、弥太郎に引き継がれていく。

 そして、龍馬の妻お龍や志士たちのパトロン・大浦慶など変革の時代を力強く生き抜いた女性たち、一攫千金を夢見て黄金の国ジパングに乗り込んだ英国商人グラバーなど、魅力溢れる登場人物が新しい龍馬の伝説を彩る。

 名も無き若者が世界を動かす「龍」へと成長していく姿を、壮大なスケールで描く青春群像劇「龍馬伝」、ご期待下さい。

脚本家:福田靖さんからのメッセージ

 この僕が、NHK大河ドラマを書くことになったときはもちろん興奮しましたが、その内容が『坂本龍馬』に決まったときはもう体が震える思いでした。

 龍馬と言えば、日本史に登場する人物の中でもヒーローの中のヒーローです。一体どれだけ多くの人が龍馬に憧れ、龍馬のように生きたいと願ったでしょう。僕も大学生の時に司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』を夢中になって読み、「自分も龍馬になりたい!」と未来の自分を思い描いたものです。まさか、将来自分が大河ドラマの脚本を、しかも龍馬を書くなんて想像もしていませんでした。本当に脚本家冥利に尽きるというものです。

 とはいえ、誰もが知っている『坂本龍馬』を大河ドラマで描くのですから、絶対に面白いものを作らなければなりません。しかし、視聴者のイメージをそのままなぞったような龍馬を見せても仕方がない。『竜馬がゆく』が発表されてからすでに46年が経っています。昭和から平成に時代は変わり、今、僕たちは21世紀の世界に生きています。その後の研究で当時は知られていなかった龍馬像も明らかになっています。今、描くべき龍馬は、46年前のものとは違うかもしれません。

 僕がいつも目指しているのは、期待は決して裏切らず、でも予想は裏切って展開していく骨太のエンターテインメントです。さて、どんな龍馬を書こうか……。今、僕の中では『龍馬伝』のイメージがだんだんと出来上がっています。


【福田靖氏プロフィール】
 1962年、山口県生まれ。劇団主宰を経て、1996年『BLACK OUT』で脚本家デビュー。主な作品はTVドラマ『HERO』『救命病棟24時』『海猿』『ガリレオ』『CHANGE』、映画『催眠』『陰陽師』『HERO』『LIMIT OF LOVE 海猿』など。NHKでは『R.P.G.』『トキオ』を執筆。この夏秋にはNHK連続ドラマ『上海タイフーン』、映画『20世紀少年』『容疑者Xの献身』が控えている。


チーフプロデューサー:鈴木圭さんからのメッセージ

 私は前作・土曜ドラマ「フルスイング」で、伝説の打撃コーチから五十九歳で高校教師に転進した高畠導宏さんをドラマ化させて頂きました。高畠さんの口ぐせは「大丈夫じゃ」でした。悩める生徒や先生たちを慰め、大きく包み込み、励ます、無限の優しさを持った口ぐせ「大丈夫じゃ」。それでは坂本龍馬の口ぐせは一体何だったのでしょうか?勝海舟、高杉晋作、桂小五郎、西郷隆盛、、、名立たる男たちを突き動かした龍馬の口ぐせ、乙女姉さんや妻お龍、寺田屋のお登勢に大浦慶、、、凛々しき女たちを魅了した龍馬の口ぐせとは?考えるだけでなんだかワクワクして来ます。今回大河ドラマ「龍馬伝」を制作するに当って、肝に銘じているのは「わかったような気にならないこと」です。坂本龍馬について、もっと言えば幕末について、実は私たちは意外にわかっていないんじゃないかと感じてます。脚本の福田靖さん、大友Dとも話したのですが、「黒船じゃあ!!」の一発で海外列強の脅威と日本側の動揺を表現するのが常ですが、黒船を見た当時の人々の気分は、本当のところどうだったのでしょうか?弁当を持った多くの小舟が物見遊山にこぎ出していったという史実も残っているくらいです。そっちの方がなんだか納得できるし、面白い。リアルな歴史の姿、活き活きとした人間像に限りない興味を覚え、想像力をかきたてられます。既存のイメージにとらわれずに、素直な気持ちで、新しい龍馬の伝説づくりに取り組みたいと思います。「ハゲタカ」の大友D、「CHANGE」の福田靖さんと、幸い、最強のパートナーとのタッグです。今の気分は<「ハゲタカ」と「フルスイング」で大河ドラマを「CHANGE」!!!>

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


演出:大友啓史さんからのメッセージ

 去年「ハゲタカ」というドラマを演出しました。

 そこで僕たちが描いたものは、アメリカ流の「グローバルスタンダード」という手法を背負って日本の経済システムを変革しようとする一人の日本人と、旧態然とした日本の経済システムを守ろうとする日本人たちとの、「共食い」の構造であったように思います。


さて、今度演出を担当する2010年度の大河ドラマ。

 私たちが描こうとしている幕末という時代。多くの西洋諸国が、黄金の国「ジパング」に、未開のビジネスチャンスを求め、先を争うかのようにやってきました。それは、日本人が初めて「グローバル・スタンダード(のようなもの)」に生身で触れる機会であったといって過言ではありません。金融や経済分野のみならず、生活習慣も含めより激烈な変化が求められたであろうことは、残っている様々な資料から容易に想像できます。そして「ハゲタカ」同様この時代も、「外圧」の影響はやはり「共食い」という形で現れてきます。「幕府」を中心にした政治・経済システムを守ろうとした人々と、「外圧」に乗じ、それを打ち破る絶好の機会と捕らえた人々・・・。

 では、2010年大河も「ハゲタカ」のような「悲劇」を描くことが目的になるのでしょうか。たぶん、そうはならない。なぜなら、そこに「龍馬」が登場するからです。彼の登場によって、なぜか骨肉を争うような「対立」の空気が一変するからです。龍馬だけが、「共食いの構造」から、ちょっと離れたところに存在しているのはなぜでしょうか。龍馬の周りにだけ、爽やかな風が吹いている印象があるのはなぜでしょうか。

 僕はそこで一つの仮説を立てています。それはきっと、龍馬ただ一人が、あの時代断固として「オリジナリティ」を大切にした、極めて稀有な日本人だったからではないかと。「今自分に出来ること」と「出来ないこと」、「今自分がやろうとしていること」と「そのために必要なこと」、「自分にしか出来ないこと」と「他人でも出来ること」・・・龍馬だけが、実は時代に流されない「自分」という「オリジナル」に立脚した、極めて醒めた「自己分析」を行っていたのはないでしょうか・・・。自らの「好奇心」と「向上心」を武器に海を渡った、イチロー選手や中田選手のように。

 新しいことをはじめようとするとき、そこには、必ず対抗勢力や批判が生まれます。メディアの発達した現代社会では、それらを有効に活用し、どちらが大きな声を上げるか、「情報戦」をどう制するかが勝敗やその評価を決する大きな分岐点ともなる。一方で「敗者」にも、メディアによる「敗者復活戦」や「反論の機会」が保障されています。現代のような「メディア」が存在しなかった「幕末」という時代。「自分」以外の一人一人と向き合い、時代の流れと向き合い、龍馬は「自己発見」を淡々と進めていた。何万キロもの道のりを移動し、自分自身が「メディア」となって。時には「インタビュアー」として人の声にじっと耳を傾け、時には自らが取材される側に立って、自らの考えを確認しながら、見聞を広めていった。どんどん「外」に出て行く彼の行動力は、内に内に篭っていく現代的な「内向的な青春像」とは一線を画しています。ひたすら外に出て、他者とぶつかり合うことで、龍馬は「龍馬オリジナル」を見つめようとしていたように思うのです。そこに、今こそ「永遠の青春像」として龍馬を世に問う意義があると思うのです。

 「ハゲタカ」冒頭。主人公の鷲津がプールに浮かぶ映像を思い浮かべたとき、鷲津は「失われた十年」に殉じ、十字架に磔にされたイエス・キリストであるという仮説を立てました。これに準じて考えると、暗殺の凶刃に倒れた龍馬も、幕末という時代に殉じ、やはり磔にされたキリストという解釈が成り立つともいえます。ですが、龍馬暗殺を、幕末という「時代」に還元した特異な出来事として考えることは、なぜかそぐわないような気もするのです。

 そういった形で、彼を「時代の殉教者」として祭りあげるのは、龍馬に失礼であるという気が、なぜかしてしまうのです。

 なかなか超えられないと思っていた壁も、ひょいと越えてみると、それは何でもないものだったりする。もしかしたら、単にそれを「越えさせたくない人たち」がいただけかもしれない。易々と超えてしまう龍馬を「気に入らない人たち」がいただけかもしれない。龍馬の暗殺は、密室政治のの匂いや唐突な、通り魔的な匂いがする一方で、極めて個人的な、「嫉妬」のようなものが背後で蠢いていることを感じさせたりもします。そう考えると、誰が龍馬を「暗殺」してもおかしくはない。それは、決して歴史的事実をないがしろにするという意味ではありません。新しい一歩を踏み出そうとした龍馬を「暗殺」する「動機」は、時代を超えて、場所を越えて、誰もが十分持ちえるような普遍的な感情であるような気がするのです。今の時代であれば、メディアが龍馬を(事実上)抹殺してしまう可能性もあると思うのです。

 決して単なる「犯人探し」ではなく、龍馬に対する「感情の代弁者」として、幕末屈指の経済人である岩崎弥太郎を始め「龍馬暗殺」に部外者ではいられない多くの登場人物たちを登場させたいと思っています。そして、それは、天に何かを賦与された者に対する、私たち自身の姿の投影になるかもしれません。

 視てくださる誰もが他人事ではいられない、激しく、熱い、骨太なエンターテイメントを産み出したいと思っています。よろしくお願い致します。

特集陳列 坂本龍馬 - 京都国立博物館

2008-06-07 05:42:29 | 幕末ニュース
待ってました!! 今年も龍馬の手紙や息吹に直に触れる展示会があります。

2008年7月23日(水)~8月31日(日) 京都国立博物館にて


 幕末の志士坂本龍馬(1835~1867)は織田信長とならび日本史上で最も有名な英雄といえるかもしれません。京都国立博物館ではかつて数度にわたって博物館が所蔵する坂本龍馬関係資料を展示してきました。すでにその展示を御覧いただいた方も多いかと思います。今回の特集陳列も小規模ではありますが、館蔵の龍馬書簡を中心に龍馬の遺品や刀、海援隊関係資料などを展示し、あわせて関係する幕末の資料を展示いたします。
 今年の大河ドラマ『篤姫』は幕末の薩摩藩が舞台のドラマですが、その主役のひとりは篤姫の幼馴染みの「肝付尚五郎」(瑛太)です。この尚五郎はのちに薩摩藩家老の「小松帯刀」となって幕末史に足跡を残します。そしてこの小松帯刀と坂本龍馬は深い関係があるのです(ちなみに篤姫と小松帯刀そして龍馬は同じ天保六年の生まれです)。当館に保存されている坂本龍馬書簡のうち慶応三年四月頃に土佐の乙女姉さんへあてた手紙の中に小松帯刀の名前が見えます。その手紙の一節に龍馬は次のように書いています。

 「なお去年七千八百両でヒイヒイとこまりておりたれば、薩州小松帯刀と申す人が出しくれ、神も仏もあるものにて御座候」

 龍馬が同志とともに長崎で始めた商社亀山社中(のちの海援隊)も金銭不如意で困窮することが度々ありました。(「ヒイヒイ」という表現はとても龍馬らしいものですが)その危機のひとつを薩摩藩の小松帯刀が大金を出して救ってくれたというわけです。また小松は西郷隆盛や大久保利通の武力倒幕路線よりは龍馬らの大政奉還路線を支持していたとされます。
 また龍馬は西郷吉之助(隆盛)についても別の手紙で「おおいに心のよい人だ」という意味の文章を残しています。龍馬がいわゆる薩長同盟をなしとげるのも薩摩人や長州人とのこのような人脈の裏づけがあったからなのです。そのようなこまやかな人間関係は龍馬書簡のあちこちに見ることができます。どうぞじっくりとお読みください。
 さて今年は明治維新から百四十年の節目の年であり、各地で記念の展示などが行なわれます。今回の特集陳列でも慶応四年(明治元年)の正月四日に開戦した「鳥羽伏見の戦い」に焦点をあて、それに関連する作品を展示いたします。遠藤蛙斎が描いた『伏見鳥羽戦争図』は大画面の迫力ある絵巻です。伏見の市街地はこの戦いで戦場となり、龍馬の定宿であった寺田屋などもこのとき被災しています。この鳥羽伏見の戦い(戊辰戦争)が日本の近代史のはじまりを告げる歴史的にとても重要な戦争であったことをご理解いただければと思います。

主な展示作品は

重要文化財 坂本家先祖書並系図 当館
重要文化財 坂本龍馬桂小五郎遺墨〈龍馬書簡集〉当館
重要文化財 龍馬乃遺墨雄魂生名録並海援隊日史秘記〈海援隊記録〉当館
重要文化財 小栗流和兵法事目録 当館
おりょう宛龍馬書簡 当館
川原塚茂太郎宛龍馬書簡
長幕海戦図 坂本龍馬筆
おりょう宛寺田屋登勢書簡 当館
刀 銘吉行 当館
重要文化財 坂本龍馬所用三徳 当館
伝坂本龍馬使用海獣葡萄鏡 当館
近江屋初荷之図 楳堂筆 当館
重要文化財 梅椿図 板倉槐堂筆〈血染掛軸〉当館
重要文化財 書画貼交屏風〈近江屋旧蔵・血染屏風〉当館
近世珍話 前川五嶺筆
伏見鳥羽戦争図草稿 伝遠藤蛙斎筆



全国からお祝いメッセージが

2008-06-07 05:28:45 | Weblog
事務局にも全国の知人や友人からお祝いメッセージが届きました。

詳しい内容は今後発表されますが、売れっ子の脚本家が、岩崎弥太郎から見た龍馬像を描くようです。


10年前かな? いやもっと前か?
 
高知では、龍馬を大河ドラマの主役にしようと、署名活動しました。 


全国龍馬社中で。橋本会長が全国の龍馬会から書名を集めて、NHKに交渉に行かれました。


それが実現するなんて・・・


すばらしいですね。何事も行動することが大事です。


だれが龍馬をするかは発表されていませんがね。これも楽しみです。



今は「篤姫」にはまっています。

あおいちゃんのかわいさと瑛太くんもかわいいし、キャストがいいね・・・。

キャストを語ると熱くなってしまう事務局長でした。

2010年度NHK大河ドラマは『龍馬伝』に決定した

2008-06-06 05:38:37 | 龍馬伝
2010年度の大河ドラマは『龍馬伝』に決定! 主役は「“大人”の俳優に・・・」

 2010年度NHK大河ドラマの制作発表会見が5日(木)、東京・渋谷のNHKで行われ、明治維新の立役者である坂本龍馬の生涯を描いた『龍馬伝』が放送されることが決定。出演者については現在のところ未定だが、プロデューサーの鈴木圭氏は「実年齢にこだわらず、“大人の”俳優さんにやっていただきたいと思います」と構想を明かした。

 同作の脚本は、ドラマ『HERO』『ガリレオ』『CHANGE』(すべてフジ系)など人気ドラマを手がける福田靖氏が担当。“幕末の奇跡”と呼ばれた風雲児・龍馬の生涯を、後に三菱財閥の礎を築く幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視点から描いたオリジナル作品となる。福田氏は「今の時代にあてはまる生々しい龍馬を描きたい。史実を基に想像した面白いストーリーを書きたい」と自信をみなぎらせた。

 報道陣から気になるキャスティングについて尋ねられると、プロデューサーの鈴木氏は「きましたね…実は全く決めておりません」と苦笑い。「龍馬は33歳で死を迎えましたが、当時の33歳は非常に落ち着いた大人の男だったと思う。ですから実年齢にこだわらないで、ちゃんとした“大人の”俳優の方にやって頂きたい」と展望を語った。

 大河ドラマ『龍馬伝』は09年8月よりクランクイン予定

6月5日16時54分配信 オリコン



 NHKは5日、2010年1月から始まる大河ドラマは坂本龍馬の生涯を描く「龍馬伝」に決まった、と発表した。
 脚本は福田靖さんのオリジナル。龍馬と同じ土佐出身で、明治維新後も経済人として活躍した岩崎弥太郎の視線から描くという。 

6月5日18時30分配信 時事通信



<大河ドラマ>2010年は「龍馬伝」 NHK

 NHKは5日、2010年の大河ドラマを、幕末の志士、坂本龍馬を描く「龍馬伝」に決めたと発表した。

 人気連続ドラマ「HERO」「CHANGE」(いずれもフジテレビ)などを手がけた脚本家、福田靖さんのオリジナル作品。薩長同盟の実現や海援隊結成に奔走した33年の生涯を、龍馬と交流を持ち三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎の視線で描くという。制作統括の鈴木圭チーフプロデューサーは「今の日本を変えるヒントになる人物。混迷の時代に生きる現代人へのメッセージにつなげたい」と語った。

6月5日19時17分配信 毎日新聞





大ニュースが飛び込んできました!!!!

大河ドラマで「龍馬」が主役です!!!!!!!


板倉勝静と山田方谷展:扁額や硯など60点 29日まで高梁市歴史美術館

2008-06-05 10:14:24 | 展示会・イベント
 幕末から明治維新まで徳川幕府の中枢にいた備中松山藩主の板倉勝静(かつきよ)と勝静が重用して藩政刷新に尽くした山田方谷に関する資料を集めた「明治維新140年 板倉勝静と山田方谷展」が高梁市原田北町の市歴史美術館で開かれている。29日まで。

 板倉勝静(1823~1889)は農商出身の陽明学者だった山田方谷(1805~1877)を抜てきして藩政改革を成功させた。中央政権では将軍家茂・慶喜の時、老中を務めた。140年前の1868年は、前年の大政奉還を受け、明治に改元された年。また同年に起こった戊辰戦争で勝静は北海道まで転戦する一方、領国を任された方谷は備中松山城を無血開城に導いた。

 今回は勝静による扁額(へんがく)や書幅のほか、家茂からもらった蒔絵印籠(まきえいんろう)や書状、松平慶永の書状、方谷が大庄屋を訪れて詠んだ漢詩の書幅、使用した硯(すずり)や盃(さかずき)など約60点を展示している。

 入館料は高校生以上300円、小中学生150円。火曜休館。

6月4日 毎日新聞 

「龍馬会」ブラジルへ 発起人の浜田、高橋氏が設立準備会

2008-06-05 10:12:42 | 幕末ニュース
 日本全国に百以上、海外にも六つの会が存在する、明治維新の立役者である坂本龍馬を慕う人が集まる「龍馬会」をブラジルに立ち上げるため、発起人である浜田輝男さん、高橋昭さんが同会の準備委員会設立を目的とした準備会を六日午後五時から、宮城県人会会館(聖市リベルダーデ区ファグンデス街一五二番)で開催する。龍馬会はブラジルでは初めて。

 来社した両氏は、「龍馬ファンの人はどんどん集まってください」と参加を呼びかけている。

 参加費は無料。事前申し込みは不要で、希望者は直接会場まで足を運んでほしいとのこと。

 6月3日 サンパウロ新聞


評伝 大鳥圭介―威ありて、猛からず

2008-06-04 05:37:21 | 書籍紹介
著者:高崎哲郎 出版社:鹿島出版会 (2008-04-20出版) 価格::\2,625

「敗軍の将」旧幕臣・大鳥圭介は、近代日本の「工業教育の父」「高級外交官」として不死鳥のようによみがえった。
これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。

創造の夜明け―工部大学校開校
旅立ちの朝―医家か、儒家か、それとも…
激震の予兆―医学を捨て、兵学を取る
激浪の沖へ―兵学者から幕臣そして幕府歩兵奉行へ
紅蓮の炎、あがる―仏式軍隊訓練、鳥羽・伏見の戦、幕府崩壊
常在戦場・1―江戸脱出、総州・野州路を紅く染めて
常在戦場・2―野州での血戦、戦雲は暁の空に広がり
常在戦場・3―野州から会津へ、暗雲は北に流れて
常在戦場・4―会津から蝦夷地へ、暗雲は急を告げて
常在戦場・5―蝦夷地から牢獄へ、敗北の響きと怒り
〈敗軍の将〉の再生―“皆一場の夢なり”
〈敗軍の将〉太平洋を渡る―“一生に国是二つ”
工作を開く道しるべとならん“百工ヲ勧ム”
一身にて二世を経る―外交官、日清戦争、そして男爵
不死鳥は舞う―“よしもあしきも夢の一ふし”
これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。

大鳥圭介は何かしら魅力のある人物です。

群青―日本海軍の礎を築いた男

2008-06-04 05:36:07 | 書籍紹介
著者:植松三十里 出版社:文藝春秋 (2008-05-15出版) 価格:\1,600
勝海舟のライバルだった男。
昌平黌から始まり、長崎海軍伝習所、軍艦奉行並、海軍総裁と幕府海軍の誕生から終焉まで立ち会った矢田堀景蔵の生涯を描く。

最近、お龍 を出版された作家です。今後の活躍が楽しみです。
矢田堀景蔵を書くなんて・・・ 着目点がすごい!!

今後も有名でない人物を取り上げていって欲しいです。


幕末不戦派軍記

2008-06-04 05:32:38 | 書籍紹介
著者:野口武彦 出版社: 講談社 (2008-02-25出版) 価格:\1,890

◆発端 長州戦争の巻◆彰義隊の巻◆日光の巻◆奥羽朝廷の巻◆蝦夷共和国の巻
名だたる英雄が現れた幕末の戦乱期にこんな男たちが本当にいた!酒を飲み、たらふく食い、姫廻りにうつつを抜かす世にも太平楽な四人組。
大きな歴史の流れとともに語られる、もうひとつの“真実の”物語。

野口さんの本は面白い本です。この本は購入したばかりで今から読みます。

松方正義:生誕地近く甲突川右岸に銅像完成 明治期に国家財政の基礎築く

2008-06-03 13:04:22 | 幕末ニュース
 明治時代に首相や蔵相を務め、国家財政の基礎を築いた鹿児島市出身の政治家、松方正義(1835~1924)の功績をたたえる銅像が生誕地近くの甲突川右岸(同市下荒田1)に完成し1日、除幕式があった。

 式には松方の子孫や地元住民、国会議員や財界関係者ら約250人が出席。額賀福志郎財務相も駆け付けた。建立費用を負担した財団法人・米盛誠心育成会の米盛庄司理事長が「郷土が偉人を生んだことは青少年に大きな励みになる」とあいさつ。銅像は市に寄贈され、森博幸市長が目録を受け取った。

 松方の孫の松方峰雄さん(76)=神奈川県藤沢市=は「銅像をきっかけに、祖父の功績を広く知ってもらえれば」と話していた。

6月2日 毎日新聞

英国で没した佐賀藩士の足跡、本に

2008-06-03 13:03:04 | 書籍紹介
 明治維新前後に英国に留学し、勉学途中で病死した佐賀藩士・袋久平(ふくろ・きゅうへい)ら4人の足跡や英国の墓にまつられた経緯を、袋の子孫に当たる古賀節子青山学院大学名誉教授(76)=東京=が本にまとめた。留学生が異国で丁重に葬られていた驚きと謎に迫り、志半ばで倒れた無名藩士の無念さに思いを寄せている。

 題名は「英国留学生の墓標 維新四藩士の志に想う」。78ページで、300部作製した。

 袋は多久出身。佐賀藩の英学校・致遠館で米国人宣教師フルベッキのもとで学び、1869(明治2)年に藩命で英国に留学した。墓誌によると、その後ベルリンで学んだが肺を患い、ロンドンで療養中の1873年11月2日、24歳で亡くなった。古賀さんの祖父の弟に当たる。

 古賀さんは県立図書館郷土資料室で見つけた、袋の死去で出した祖父の休暇願の資料を手がかりに1980年、ロンドン戸籍役場で袋の死亡証明書を発見した。「当時は遺骨は故郷に帰っていると思っていた」という。

 ところが1991年、ロンドン在住の大庭定男さんが4藩士の墓をロンドン郊外の共同墓地の荒廃した一角に発見し、政治外交史研究の犬塚孝明氏が確認したことを総合雑誌で知り、驚いたという。

 同年末に初めて墓参り。その後、共同墓地改修に際し、大庭さんらと保存を働きかけ、98年には4人をたたえた記念碑も建立された。ただ、山崎小三郎(長州)、有福次郎(徳山)、福岡守人(土佐)の子孫から連絡はないという。

 古賀さんは今月渡英し、10年ぶりに墓前に立つ。「異国で人命の尊さを思う人たちの善意と誠意があったことを少しでも多くの人に知ってもらいたい。遺族が見つかっていない3藩士の懸け橋になれば」と話す。

5月30日 佐賀新聞

御舟宿いろは:龍馬ゆかりの町家を宿に 福山・鞆に新名所、NPO5年がかり 

2008-06-01 10:28:41 | 幕末ニュース
 坂本龍馬ゆかりの町家を改修した福山市鞆町鞆の「御舟宿いろは」が27日完成し、琴や三味線の演奏などで祝った

 江戸時代末期、龍馬が率いる「いろは丸」と紀州藩の軍艦が衝突し、賠償交渉をした場所とされる「旧魚屋萬蔵宅」(木造2階建て)を、昔ながらの木材を生かしながら宿仕様に改修した。NPO「鞆まちづくり工房」=松居秀子代表(57)=が中心となって、5年がかりで完成させた。

 延べ約330平方メートルの1階に喫茶、風呂、調理場などを備え、2階に宿泊部屋3室がある。アニメ映画の宮崎駿監督が設計図案を寄せ、監督デザインのステンドグラスや、のれんもかかっている。宮崎監督が「これからがガンバリ所ですね」などと記したはがきも届いた。

 ここで育った尾道市西則末町の専門学校校長、大本隆子さん(77)は「朽ち果てた家が、古き良き雰囲気を残しながら新しくきれいになった」と喜んだ。松居代表は「歴史の積み重ねで出来ている鞆の町並みの美しさを感じてほしい」と話した。

 ボランティアスタッフが運営。2人1組から宿泊でき、1人1万500円から。予約受け付け・宿泊は6月1日から。同宿(084・982・1920)。

5月29日 毎日新聞

NHKドラマ「坂の上の雲」、三角西港などでロケ

2008-06-01 10:26:24 | 幕末ニュース
 NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作)の熊本ロケが27日から、県内で行われている。

 日露戦争(1904年)の日本海海戦で日本軍を勝利に導いた連合艦隊参謀の秋山真之(さねゆき)や、兄で陸軍大将の好古(よしふる)、兄弟の同郷で俳人の正岡子規らが、近代国家の幕開けである明治時代をひたむきに生きる姿を描いた作品。

 28日は、石造りの岸壁がある宇城市の三角西港で撮影。高橋是清役の西田敏行さん、真之役の本木雅弘さん、子規役の香川照之さんのほか、住民らのエキストラ約200人が出演。横浜港にイギリス製の軍艦が現れ、3人が群衆をかき分けて見に行くというシーンが撮影された。

 27日には、明治時代の煉瓦(れんが)造り建物が残る熊本大(熊本市)の五高記念館や化学実験場で撮影があり、夏目漱石を演じる小澤征悦(ゆきよし)さんらが登場した。

 小澤さんは「お札にもなった人物を演じられて光栄。視聴者に少しでも良かったと思ってもらえるよう頑張りたい」と語り、菅康弘チーフ・プロデューサーは「明治時代は『日本のため』などと、私利私欲のない人物が多かったように思う。そのすがすがしさを表現したい」と意気込んでいた。

 小説の映像化は初めてで、昨年11月に撮影を始め、国内外で3年をかけて収録。県内では6月1日まで3か所で撮影する。ドラマは全13回(各90分)で、2009~11年の秋に放送予定という。

5月29日 読売新聞