大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

2017.8.26 龍馬大学校 「坂本龍馬と長府藩」AAホール 講師:古城春樹先生

2019-02-08 00:00:00 | 活動報告
 残暑の厳しい8月26日 大阪市中央区のAAホールで行われた龍馬大学校に参加しました。
 「坂本龍馬と長府藩」というテーマで下関市立歴史博物館館長補佐の古城春樹氏による講演をうれしく拝聴しました。うれしくという表現はおかしいかもしれませんが、私にとって今回の参加は8年振りだったのです。そんな会員ですみません。
まず席に座り、目の前に映し出された龍馬の写真が私の一番好きなものだったので、それを見ながらワクワクと時間がくるのを待ちました。左ななめをむいて、イスに座る写真の左袖にくっきり墨の跡がついているものです。
 お話しはまず長州藩の内部事情から始まり、これが私には興味深く、毛利元就の三本の矢の話しから、結束が固いと思っていたのが案外、内輪ではいろいろややこしい問題があるというような事で、内に入ってみてわかることなのだと感じました。
 又、幕末の人物について話されると、たとえば毛利敬親に子がなかったため、長府毛利家から養女銀姫を徳山毛利家から養子明敏を迎えとあったのには、大河ドラマ花燃ゆで、銀姫は田中麗奈、明敏を三浦貴大が演じたこともありその他の人についても映像として頭に浮かんでくるので、理解がしやすかったです。
次に坂本龍馬と長府藩というテーマに移りました。私の中ではまず浮かぶのは三吉慎蔵ですが、彼については、行くところ行くところで事件に遭遇するが、乗り切って帰ってくるといった人だったようで、よくそういう人と寺田屋で一緒にいてよかったと思いました。
 話を聞いているうちに、ずい分昔、1992年11月長府博物館の特別展「坂本龍馬と下関」に行ったこともあり、いろんな光景が浮かんできました。古城さんが古地図を指しながら、ここが功山寺で、今はその前に長府博物館がありますと言われたら、功山寺の高杉晋作像と一緒に写真を撮ったなとか思い出していました。
その25年前は五月女さん、瀬田(林美奈子)さん、ともう一人の4人で日帰り強行ツアーを組みました。あのころはパワーがあったなと思いながら、今回見せていただいた古地図を元にもう一度訪ねることができれば、もっと楽しめるなとも感じました。
 
 とは言え、なかなかイベントに参加できず、本当に細々とではありますが、これからもよろしくお願い致します。


2017.6.25 大坂史跡探訪Vol.12 夕陽丘周辺

2019-02-07 00:00:00 | 活動報告
 6月25日今日は一日雨です。雨2曇り8くらいの割合でしたが、まとわりつくような湿気💦まさに梅雨です。
 
 刷りたてホヤホヤの「大阪史跡探訪夕陽ケ丘編」が今回のテキストで、1番から順に回っていきましたが、細かい情報まですべてが書かれています。
今田耕司さんが遊んだブランコまで載ってあるので‼ これ以上私がレポートする事などありません。
 
 2000年(平成12年)第1回目の記念すべき大阪史跡探訪が夕陽ケ丘編だったようですね。私も確かに参加していました。
 
 源聖寺坂の石畳で、長谷講師が「この坂の石は何かの石を再利用しています。さて何でしょう?」とクイズを出し、十数年前にもクイズになってた事は思い出せても、答えは思い出せませんでした(-_-;)(答えは市電の敷石)
 ここで昔と同じ背景で集合写真撮ろう!と撮ってはみましたが、昔の写真と並べて比べるのだけはやめて下さいとお願いしました。



 稱念寺は陸奥家墓所、小松帯刀墓所跡があり、会員の奥野さんがH22年に新しく説明板と石碑を設置されたそうです。ここにも奥野さんの功績が。素晴らしいですね
ご住職に案内して頂き、阪神大震災で倒れた墓石や常夜灯を見せて頂きました。史跡を残すという事の難しさを話して下さいました。
 
 最後にご住職がプレゼントして下さったご自身が執筆された本‼が凄かったんです。
 英語だから読めないわーと思いきや、帰って見てみると付録としてあった「陸奥宗光の歩いた道」に目が釘付けになりました。
「彼ほど日本の政府のために働いてきた人はいない」龍馬と共に神戸海軍操練所に学び、海援隊副隊長勤め、海外の知識を身につけ尊王攘夷から開国主義へ国内の流れを主導していく。
 新政府では廃藩置県、地租改正など歴史的業績を残す。西南戦争で禁錮の判決を受けるも、獄中猛勉強し、翻訳に専念。特赦受けてからは外遊重ね日本外交でも数々の難局を打開する。

 政治家として40年も第一線で働き続けた人。挫折、辛酸を舐めならがも激動の時代を生き抜いた強い人。
 久々に幕末、明治に触れて(涙)この感動、懐かしい気持ちが蘇ってきました。
 講師、ありがとうございました。


龍馬速報 139号発行

2019-02-06 00:00:00 | 龍馬速報
7月3日発行 38頁
 表紙写真(円山公園の龍馬慎太郎像) 龍馬大学校2017のご案内 大坂の史跡探訪vol.6「夕陽丘周辺」冊子販売のご案内 枚方史跡探訪に参加して~梅は咲いたか、桜は・・・まだでした(村上英理子) そして神戸~神戸史跡探訪に参加して~(岡田真実) 大坂の史跡を訪ねて67回目(長谷吉治) 30周年企画(1997年から2006年を振り返って・野村亜津・藤田和久・長谷吉治 )(激動の日々劇団「大阪龍馬会」林美奈子) 紹介ニュース記事 編集後記


宝暦治水史跡探訪冊子のご案内

2019-02-05 00:00:00 | 書籍紹介
 岐阜に男前集団が、薩摩からやって来た。今から260年以上昔の話。その男前集団の名前を薩摩義士という。はるかかなた、薩摩から岐阜へやって来て、彼らはどのような働きをしたのか? どのような男前であったのか。薩摩では、関ヶ原以来の国難であり、幕府と真っ向から対決せざるおえなくなる。江戸中期、太平の世に、仕掛けられた戦。
 彼らはどのように立ち向かったのか? その史跡を鹿児島・京都・愛知・岐阜・三重の全史跡を網羅した一冊です。
宝暦治水事件は、江戸時代中期幕命による木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の治水事業(宝暦治水)に絡み、工事中薩摩藩士51名自害、33名が病死し、工事完了後に工事を担当した薩摩藩士が引責自殺した事件。この事件は、関ヶ原と共に、幕末の薩摩藩による討幕運動の大きな伏線となる。
 岐阜の羽島市に住む友人はこの話をよく知っていた。小学校で輪中の生活と木曽三川の治水、そして一番の難工事であった宝暦治水を詳しく学んだそうだ。日向松のことも。いまだに治水事業が行われた地域では語り継がれている話である。
 宝暦治水ではあまりにも幕府のやり方がひどかったので、その後の治水お手伝い普請では治水や土木の専門家が入り、長州藩の行った治水事業では死者0であった。

発行日 2017年10月15日
A5版52頁 150部発行
価格600円 送料200円(部数にかかわらず)
ご希望の方は郵便局に備え付けの「郵便振替用紙」に書籍名「宝暦治水」と記入いただき、部数と金額を記入して郵便局でご送金ください。振込確認後1週間以内に発送します
郵便振替口座 00930-9-80625
口座名 大阪龍馬会



●宝暦治水とは 一の手工事 二の手工事 三の手工事 四の手工事 その後 年表
●顕彰活動の歩み
●紹介史跡
□岐阜県
○輪之内町【円楽寺(舛屋伊兵衛墓)江翁寺(薩摩義士六士墓)宝暦治水三之手出張小屋跡 薩摩堰治水神社・薩摩堰遺跡 片野萬右衛門碑 心岩院(薩摩義士墓)】
○海津市【円成寺(薩摩義士十三士墓)三川分流碑 油島千本松締切碑 治水神社 治水観音堂 内藤十左衛門顕彰碑 薩摩義士像 国営木曽三川公園 宝暦治水碑 平田靭負翁像 常栄寺(薩摩義士墓)】
○養老町【天照寺(薩摩義士墓)薩摩義士記念館 根古地薩摩工事義没者二十四士墓 薩摩義士役館跡・大巻薩摩工事授館跡 平田靭負自刃の地】
○羽島市【薩摩義士之碑(薩摩義士公園)石田の猿尾 逆川締切の洗堰 水神社 逆川の木曽川分派口洗堰遺跡 清江寺(薩摩義士三士墓)小林寺(薩摩義士墓)竹鼻別院(竹中伝六墓)神宮神社 薩摩義士顕彰碑】
○笠松町【笠松陣屋・県庁の跡】
○大垣市【本堂寺(舛屋伊兵衛記念碑)高木家陣屋跡】
○岐阜市【霊松院(内藤十左衛門墓)長州藩士顕彰碑】
□愛知県
○弥富市【鐙玄寺(内藤十左衛門自刃之地)】
○犬山市【宝暦治水薩摩義士之碑】
□三重県
○桑名市【海蔵寺(薩摩義士二十四士墓)長禅寺(薩摩義士墓)長寿院(薩摩義士三士墓)常音寺(薩摩義士五士墓)】
□京都府京都市伏見区【大黒寺(薩摩義士碑 平田靭負墓)】
□鹿児島県鹿児島市【大中寺(宝暦治水薩摩義士之墓)平田靭負屋敷跡・銅像 薩摩義士碑】


2019年の活動予定

2019-02-04 09:00:00 | 今年のイベント予定
①出版事業
 中岡慎太郎の行動から見た幕末維新(藤井一弘氏)3月発行予定
 (仮称)京都の史跡探訪-伏見編(長谷吉治氏)10月発行予定
 (仮称)京都の史跡探訪-木屋町編(上田敏雄氏)12月発行予定

 ②機関紙「龍馬速報」143号~146号発行予定(発行日は発行月の月末 締切は前月の末日)
  143号(3月) 144号(6月) 145号(9月) 146号(12月)

 ③イベント

1月27日 新年会 場所:魚屋さかいえん弥
2月3日 総会と講演会 豊田満広中岡慎太郎館学芸員「手紙からみた中岡慎太郎の個性」
            場所:AAホール
3月17日 岩倉史跡探訪 講師:藤井一弘氏(冊子発行)
4月14日 神戸史跡探訪 講師:長谷吉治幹事
夏 龍馬大学校  講師:草村克彦氏「天誅組について」会場未定
10月 伏見史跡探訪 講師:長谷吉治幹事(冊子発行)
11月 草津史跡探訪 講師:岡田真実編集長
12月 墓前祭 講師:上田敏雄副会長(冊子発行)

osakaryomakai@gmail.com

岩倉史跡探訪のご案内

2019-02-04 00:00:01 | イベント情報
 総会も無事終わり、2019年の大阪龍馬会は一味もふた味も違う楽しい企画と活力あふれる活動をしていきますのでお楽しみにしてください。
さて、岩倉史跡探訪のご案内です。藤井一弘新幹事の案内で岩倉洛北の史跡をまわります。

日時:3月17日(日)13時集合
集合場所:岩倉実相院バス停裏の公園(岩倉児童公園)

 ○京都バスご利用の方は下記のバスにご乗車ください
 京阪出町柳駅12時1分発のバス 岩倉実相院(12時25分着)下車
 地下鉄国際会館駅12時38分発のバス 岩倉実相院(12時50分着)下車

見学コース
石座(いわくら)神社(岩倉具視ゆかりの一言神社)→大雲寺旧跡→岩倉実相院(拝観・旧御書客殿で皇室とゆかりが深い)→岩倉具視幽棲旧宅(蟄居を命じられ洛中居住を禁じられた具視が居住した。中岡慎太郎や坂本龍馬も訪問)→山住(やまずみ)神社→岩倉具視公旧蹟九兵衛宅址碑(幼少期に里子に出された具視の乳父宅)→三縁寺(池田屋事変殉難志士墓所)→三宅八幡宮(子どもの守り神)→八幡前駅→(叡山電鉄・京阪電車乗車)→京阪三条駅→池田屋事変殉難志士墓所跡碑(旧三縁寺)

講師:藤井一弘幹事

会費:3500円(見学料・交通費・テキスト・冊子代込)

締切:3月15日 

申込み先 大阪龍馬会 
573-0084 大阪府枚方市香里ヶ丘12-28-17
 ○電話・ファクシミリ 072-853-9669
 ○メール osakaryomakai@gmail.com メールアドレスが変わりました。ご注意ください。
 ○LINE・Facebookからも申込みできます