大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

NHK大河ドラマ「八重の桜」

2012-10-17 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
2013年1月からスタートする大河ドラマの概要とキャストが発表されました。

■物語
明治元年(1868年9月)。板垣退助率いる新政府軍に対し、鶴ヶ城から最新のスペンサー銃を撃つ女がいる。山本八重、後の新島八重(24)である。
会津藩の砲術指南の山本家に生まれた八重の幼少期はまさに少年そのもの。広い見識をもつ兄・覚馬を師と仰ぎ裁縫よりも鉄砲に興味を示し、会津の人材育成の指針‐什の誓ひ(子弟教育七カ条)「ならぬことはならぬもの」という理屈ではない強い教えのもと、八重は、会津の女として育っていく。
八重18歳の頃(1862年)、会津藩主・松平容保が京都守護職に任命されたことで会津の悲劇は幕を開ける。兄・覚馬らは西郷隆盛率いる薩摩藩と禁門の変で長州軍を破るも、薩摩の寝返り、日和見主義の諸藩の動きの中にあって忠義を貫く会津藩。しかし、鳥羽伏見の戦いで幕府軍は敗れ、会津は新政府軍から「逆賊」として扱われる。新政府軍との力の差は歴然。女や子供を含め、多くの仲間が次々と死んでいく中、鶴ヶ城籠城戦で男装し、自ら銃を持ち夫・川崎尚之助とともに最後まで奮戦した八重だったが、白虎隊の無念の死や、夫との別れを経て、会津戦争の敗北を自らの中で受け入れていく。途方もない喪失感の中、八重はそれまでの生きがいであった鉄砲を捨てる──。
逆賊、時代遅れ・・・。そう世間に罵られる中、八重と会津の仲間たちは新たな生き方を模索するうち、再び兄の導きにより京都へ、そこで「知識」という新たな生きがいを得る。鉄砲から知識へ。手にする武器は変われども、女だてらに「ならぬことはならぬもの」と会津のプライドを貫く八重は、京都でも存在感を増し、アメリカで西洋文化にふれた青年・新島襄をも魅了、結婚する。封建的風潮の残る中、男女の平等を望む八重は、西洋帰りの夫を「ジョー」と呼び捨てにし、レディーファーストを貫く。その奇妙でおかしくもある夫婦関係を世間が罵っても、八重はまるで気にしない。その生きざまを夫は「ハンサムウーマン」と称した。
日清、日露戦争が起こると、会津戦争の原風景が残る八重は、仲間とともに篤志看護婦として名乗りをあげる。戦場に女が行くなど考えられなかった時代、八重たちは果敢に行動していく──。
 2013年1月から放送。全50回

■キャスト

新島八重:綾瀬はるか
山本覚馬(兄):西島秀俊
川崎尚之助(夫):長谷川博己
日向ユキ(幼馴染):剛力彩芽
中野竹子(ライバル):黒木メイサ
山本権八(父):松重豊
山本佐久(母):風吹ジュン
山本うら(覚馬の妻):長谷川京子
山本三郎(弟):工藤阿須加
松平容保(会津藩最期の藩主):綾野剛
照姫(会津女性の憧れ):稲森いずみ
山川大蔵(会津の若き知将):玉山鉄二
山川二葉(会津女の鏡):市川実日子
山川登勢(知恵山川の妻):白羽ゆり
山川艶(山川兄弟の賢母):秋吉久美子
梶原平馬(最後の主席家老):池内博之
神保修理(悲劇の貴公子):斎藤工
神保雪子(神保修理の妻):芦名星
秋月悌次郎(薩会同盟の立役者):北村有起哉
佐川官兵衛(最後まで戦い続けた鬼神):中村獅堂
斎藤一(会津の殉じた新撰組の剣客):降谷建志
西郷頼母(苦悩する藩祖以来の名門):西田敏行
高木時尾(幼馴染・斎藤一の妻):貫地谷しほり
徳川慶喜(江戸幕府最後の将軍):小泉孝太郎
松平春嶽(会津を悲劇に導く幕末四賢侯の一人):村上弘明
勝海舟(幕府終焉の責任者):生瀬勝久
孝明天皇(容保とともに公武合体を目指す):市川染五郎
板垣退助(会津攻略の指揮官):加藤雅也
岩倉具視(明治維新の黒幕):小堺一機
大山巌(八重の銃弾を受けた(?)明治の元勲):反町隆史
西郷隆盛(明治維新第一の功労者):吉川晃司

新島襄(八重の運命の人・新時代のジェントルマン):オダギリジョー
山川健次郎(山川家の青瓢箪・「白虎隊」から「東大総長」へ):勝地涼
大山捨松(山川家の五女・「鹿鳴館の華」):水原希子
小田時栄(覚馬の後妻):谷村美月
木戸孝允(桂小五郎)(覚馬に信頼を寄せる「維新三傑」の一人:及川光博
槇村正直(八重・覚馬と対立する京都府知事):高嶋政宏
大垣屋清八(会津を支えた京都の顔役):松方弘樹
吉田松陰(覚馬と同門・海外渡航を夢見た長州の若き指導者):小栗旬
佐久間象山(覚馬、吉田松陰、勝海舟の師・・・・すべてはこの男から始まった):奥田瑛二

「剣心」ライバルに吉川晃司、江口洋介、香川照之

2011-10-15 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写映画化する「るろうに剣心」の新キャストが決まり、吉川晃司、江口洋介、香川照之が主人公・剣心のライバルを演じることが発表された。

 「るろうに剣心」は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見いだして行く姿を描く。

 佐藤のほかにも、武井咲、蒼井優、青木崇高らが出演し、ドラマ「龍馬伝」を手がけた大友啓史監督が手がける本作。このほど新キャストとして発表された吉川が演じるのは、己の欲望を満たすために金で人斬りを請け負っていた浮浪人斬り・鵜堂刃衛。

 吉川は「敵味方の分別を忘れただひたすらに斬りまくるは、己に相応しい死に場所を得るためか。そのまとう寂しさに“ゾクッ”とさせられながら演じられる幸せ。奇々怪々です!」とコメント。

 剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じる江口は「今まで経験したことのない大友監督の撮影方法に新たな可能性を感じ、僕自身どう仕上がるのかが今から楽しみでいます。きっと今までにないエンターテイメントをご披露できるのではないかと思います」と意気込みを語る。

 「龍馬伝」で大友監督作に参加し、本作では新政府にとって代わって自分の帝国を作ろうとする男・武田観柳を演じる香川は「監督からは“新しい悪、ただの悪ではないもの”を目指すと言われて、役作りと同時に、色々な小道具だったり、メイクだったり、髪の毛だったり、衣裳だったり、外見の造作には非常にこだわっています。観柳は自由勝手に生きた人なので、僕も作品の中で自由に振る舞えればいいなと思っています」とコメントを寄せている。

 三名ともが主演クラスの演技力と存在感、そしてキャリアをもつ名優だけに、佐藤演じる剣心とスクリーンでどのようなかたちで対峙するのか気になるところだ。撮影は現在、関西を中心に行われており、11月に撮了予定、来夏に全国公開される。

10/4 読売新聞


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“日本を元気に”2013年の大河は綾瀬はるか主演で会津発「八重の桜」

2011-07-23 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 2013年の大河ドラマ「八重の桜」の制作発表が6月22日にNHK放送センターで行われ、主演に抜てきされた綾瀬はるか、脚本家の山本むつみ氏、制作統括の内藤槇介氏が出席した。

 物語は、会津藩の砲術師範・山本謙八、佐久夫妻の子として生まれた新島八重の87年の生涯を描く。八重は、戊辰戦争では会津・鶴ヶ城で500人の女性たちと立てこもり銃を持ち戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、日清、日露戦争では会津の仲間と共に日本初の看護婦として同行し戦場へ向かったことから“日本のナイチンゲール”ともいわれたという。生涯、自身の可能性に挑み続け、全ての人の幸福を願った八重と、激動の時代を生き抜いた女性たちを描く。

 そんな、強くて優しい八重を演じる綾瀬は「(八重は)現代の女性にも通じるメッセージ性を持っていて、強い女性でかっこいいイメージ。戦士でもあり、看護婦でもあり、いろんな姿がある女性。(主演が)私でいいのか不安もあります」と語り、また「銃を教えていたという女性だったそうで、ライフルの撃ち方を習いたいです(笑)」と意気込んだ。

 脚本は、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を執筆した山本むつみ氏。「調べれば調べるほど八重が好きになっています。世渡り上手じゃないところ、頑固で型破りなところがある女性で、綾瀬さんが演じることでより魅力的になると思います」と期待を込めた。

 本作は、福島を舞台とし“どんな苦境であっても人は幸せでなくてはならぬ”という志を貫いた八重の生き方で東日本大震災を受けた東北、そして日本へ向け“力強いメッセージ”として描いていく。

6/23 webザテレビジョン


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佐藤健、『るろうに剣心』実写版で主演!

2011-07-22 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 94年4月より5年に渡って『週刊少年ジャンプ』で連載され、テレビアニメ化もされた和月伸宏の人気コミック『るろうに剣心』の実写映画化が決定し、主人公の緋村剣心役に、俳優の佐藤 健が抜擢された。

 佐藤の役どころ緋村剣心は、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に人を斬ることを自らに堅く禁じた剣客。弱い立場の者を救い、本当の意味での維新を成し遂げるために東京の下町に現れ、次第に剣心の人柄や生き様に共感する仲間たちと、さまざまな事件の解決に奔走するようになる。
 佐藤自身、原作を愛読するファンであり、殺陣の稽古をつけてもらいながら役作りに励んでいるそうだ。

 監督を務めるのは、07年のドラマ『ハゲタカ』(NHK総合)の演出や09年に公開された映画版の監督、2010年大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)の演出で高い評価を受けた大友啓史。『龍馬伝』で岡田以蔵を演じた佐藤は、大友監督と再びタッグを組むこととなった。

 本作は今夏にクランクイン予定で、2012年にワーナーブラザースの配給で全国公開される。


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[よみほっとTV]内野聖陽さん 龍馬の最期考えない

2011-04-24 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 写真撮影の前、記者を被写体にカメラマンが事前チェックをしていると、「ほら、笑って、笑って!」と声が飛んできた。ちゃめっ気たっぷりの顔が、会う人が皆、魅せられた、坂本龍馬と重なった。

 幕末の江戸にタイムスリップした現代の医師・南方と、当時の人々のふれあいを描くSF時代劇。2009年の前シリーズでも、南方を支える豪放磊落(らいらく)な龍馬を熱演した。「初回は男の友情物語的で、“いいヤツ・龍馬”だけで押せていけた。でも今回は龍馬が薩長同盟に奔走し、大政奉還へと進んでいく、ますますきな臭い時代。いいヤツだけじゃ終われない」

 撮影の合間、年表を見る機会が多くなった。「行間にある深みを増させるためには、歴史事実や時代の空気感までイメージしておかないと、薄っぺらくなってしまう」

 龍馬暗殺がどう描かれるか。南方は龍馬を救えるのか。だが、「Xデーをクライマックスにして彼の人生を考えないようにしている。純粋に国を思っている男として、明るく生きられたらいいのかなと思っています」と、自然体で臨む。
(文・泉田友紀 写真・吉川綾美)

 《Q&A》
 Q タイムスリップするとしたら、どの時代がいいですか?
 A 恐竜時代。恐竜がズドーン、ズドーンと歩くのを見てみたい。
 Q 学生時代、歴史は得意でしたか?
 A 世界史は好きでした。でも、日本史は選択していないんです。難しい読み方をする名前の漢字が苦手なので。今も、昔の人の名前の読み方は毎回、調べてます。
 Q ストレス解消法は?
 A 基本的にジョギングなんですけど、大声を出すのもいい、っていうことが最近、わかりました。でっかい声でセリフを言ってみたり。鬱々(うつうつ)としがちな時に、大きな声で叫んでみると、いいですよ。
 Q 一番、感動したことは?
 A 初めて立って、歩いている自分の子どもと、それを見る妻の姿に感動しました。

 ◆JIN-仁-17日からTBS系 日曜後9・00
 尊皇派と佐幕派が激しく争うなか、坂本龍馬(内野聖陽)は、瀕死(ひんし)の重傷を負った佐久間象山(市村正親)の治療を南方仁(大沢たかお)に依頼。一命をとりとめた象山は意外な言葉を口にする。

 ◇うちの・まさあき 1968年9月16日、神奈川県生まれ。早稲田大学在学中に文学座研究所へ入所。96年のNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」で人気を得る。NHK大河ドラマ「風林火山」、舞台「イリアス」ほか、テレビ、舞台などで幅広く活躍する。

4/10 読売新聞


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<JIN>続編が海外80カ国放送決定 龍馬、西郷を世界へ発信

2011-04-23 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 17日からスタートするドラマ「JIN-仁」(TBS系)の続編が、アメリカやヨーロッパ各国、ロシア、韓国など海外80カ国で放送されることが13日、明らかになった。放送前に販売契約が成立するケースは、同局史上初といい、前作が最高視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録し、これまで内外で数々の放送賞を受賞するなど内容が高く評価されていることから続編にも世界からも大きな期待がかかっている。坂本龍馬など幕末の志士たちの活躍が南米以外のほぼ全世界で紹介されることになる。

 「JIN」は村上もとかさんのSF医療マンガが原作。大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢たかおさん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……というストーリー。

 前作は09年10~12月にTBS系で放送され、海外からも高く評価されており、海外テレビ番組マーケットのバイヤーが「もっとも購入したい作品」として選ぶカンヌMIPCOM・バイヤーズ・アワードも受賞。また、通常の連続ドラマは日本での放送終了後に海外での放送が始まるが、今回台湾では日本での放送開始から6日後に続編の放送を始める予定で、5月には香港でも放送が始まる。

 石丸彰彦プロデューサーは「『JIN-仁-』という作品を一人でも多くの方に見ていただける機会が増えたことに喜びを感じながら、今回の『完結編』を、精いっぱい、地に足をつけて頑張っていきたいと思います。いつの時代でも懸命に生きることの大切さ、人が人を思う気持ちの美しさ、そして人の笑顔の輝き、そんな私達の誇れる日本の姿を伝えることができればと思っています」とコメントしている。

 続編は、大沢さんや内野さん、小日向さんのほか、ヒロイン・咲役の綾瀬はるかさん、吉原のおいらん・野風と仁の現代の恋人・未来の1人2役の中谷美紀さんら主要キャストは前作と同じ顔ぶれ。さらに幕末の重鎮・西郷隆盛役に競泳の元日本記録保持者で2度の五輪出場経験を持つ俳優の藤本隆宏さん、新撰組局長の近藤勇役に「THE BOOM」ボーカルの宮沢和史さんなど豪華キャストを加え、前作最終回のその後を描く。初回は17日午後9時から2時間5分スペシャルでスタート予定。

4/13 毎日新聞デジタル


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春ドラマ期待度、1位は『JIN-仁-』~TOP3を“続編”が独占

2011-04-22 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 4月に入り、今週からいよいよ春の新ドラマが続々とスタート。人気作の完結編や実話を基にした学園ドラマなど、さまざまな作品が集結するなか、最も高い期待値が寄せられている作品とは? ORICON STYLEが全国1,000人を対象に『春のドラマ期待度』アンケートを実施したところ、TOP3は続編作品が独占する結果となった。1位は大沢たかお主演の人気医療ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)、2位は天海祐希主演の刑事ドラマ『BOSS』(フジテレビ系)、そして3位に吉瀬美智子の連ドラ初主演作『ハガネの女』(テレビ朝日系)の第2弾が続き、いずれも前作での高い満足度がダイレクトに期待値へと直結しているようだ。

 総合、男女でトップとなった完結編『JIN-仁-』は、現代から幕末へタイムトリップしてしまった脳外科医・南方仁が、激動の歴史の渦に巻き込まれながらも医者として真摯に生きる姿を大沢が熱演。内野聖陽が演じる坂本龍馬にヒロインの綾瀬はるか、中谷美紀といった魅力的な配役も見事にハマり、2009年民放ドラマの最高視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ・関東版)を記録した。「45年間生きてきて、最高の作品! 放送終了直後から続編を要望し続けてきた」(京都府/40代/男性)と続編を熱望する声が圧倒的だった。大沢自身も制作会見の場で「続編の挑戦は僕の俳優史上で最も大きな決断です。続編の制作というのは、本当に勇気がいる」と、同作への並々なる想いを明かしている。

 2位は天海祐希演じる大澤絵里子が、タイトル通りの“ボスっぷり”を発揮した『BOSS』の続編。10代、20代では『JIN-仁-』を抑え1位に支持されており、「主役の天海さんがカッコいいから」(大阪府/20代/女性)と特に女性ファンが多い。また、チームを組む刑事達も、協調性ゼロの女刑事に戸田恵梨香、ベテラン刑事に温水洋一、またお笑い芸人のケンドーコバヤシも肉体派刑事を演じるなど、個性派の面々と天海が織りなすコミカルな演技と、シリアスな推理シーンのバランスも期待度の高い要因の1つといえる。

 3位は吉瀬美智子が小学校の女教師として、生徒たちと“闘う”学園ドラマ『ハガネの女』。前作は昨年10月に深夜枠で放送され視聴者に大きな衝撃を与え、異例のスピードで続編の放送が決定。「子どもを持つ親にも観てほしい作品」(東京都/20代/男性)と、今クールはゴールデン枠での放送だけにより幅広い年齢層の視聴者獲得が期待できそうだ。また、7位にはTOKIO・松岡昌宏主演の実話を基にした『高校生レストラン』(日本テレビ系)、8位にアイドルグループ・AKB48が総出演する『マジすか学園2』(テレビ東京系)と、学園ドラマがTOP10に3作ランクイン。安定したジャンルの強さを実証している。

 犯罪心理を暴くサスペンスや、謎解きなどのミステリー作が多かった前クールとは打って変わり、SMAP・香取慎吾主演の “月9”『幸せになろうよ』(フジテレビ系/5位)や、働く女性や母親たちが“幸せの形”を探す『リバウンド』(日本テレビ系/4位)、『生まれる。』(TBS系/6位)など、心温まるヒューマンドラマが多いことも今クールの特徴の1つ。続編が盤石の強さを見せつけるのか? はたまた、新作たちがドラマ界に新風を巻き起こすのか? 結果が楽しみといえそうだ。

【調査概要】
調査時期:2011年3月25日(金)~2011年3月30日(水)
調査対象:合計1,000名(※震災被害の大きい地域は対象外とした/自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女各125名)
調査地域:全国(震災被害の大きい地域は対象外)

4/12 オリコン

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<JIN>続編新キャスト発表 近藤勇にTHE BOOMの宮沢和史 西郷隆盛に元五輪スイマー

2011-04-21 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 09年10~12月に放送され好評を博したドラマ「JIN-仁」(TBS系)の続編が4月17日からスタートする。西郷隆盛や皇女和宮、近藤勇など、新たに歴史上の人物が登場し、豪華な顔ぶれがそろった新キャストに注目が集まっている。

 薩摩藩を束ねて薩長同盟を結び明治維新を推し進めた幕末の重鎮、西郷隆盛役は、競泳の元日本記録保持者で、2度の五輪出場経験を持つ俳優の藤本隆宏さん。本木雅弘さん主演のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」では無念の戦死を遂げる親友の海軍兵士・広瀬武夫を演じた実力派で、今作が民放の連続ドラマ初レギュラーとなる。尊皇攘夷や討幕派を取り締まり、幕末にその名をとどろかせた新撰組局長、近藤勇役は「THE BOOM」ボーカルの宮沢和史さんが演じる。

 そのほか、孝明天皇の妹で、朝廷から幕府への政略結婚を強いられた十四代将軍・徳川家茂の正室・皇女和宮を黒川智花さん、坂本龍馬と同じ土佐藩出身の志士・中岡慎太郎役を歌舞伎役者の市川亀治郎さん、勝海舟や吉田松陰らを教えた蘭学者・佐久間象山役を市村正親さんが演じる。原作にも登場するオリジナルキャラクターの長州藩武士・東修介役は佐藤隆太さん。仁と龍馬に助けられたことをきっかけに龍馬の護衛となり忠誠心を抱いていく。

 「JIN」は、村上もとかさんのSF医療マンガが原作。大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢たかおさん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……というストーリー。09年10~12月にTBS系で放送され、最高視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録しており、これまで内外で数々の放送賞を受賞している。

 ドラマの続編は、大沢さんや内野さん、小日向さんのほか、ヒロイン・咲役の綾瀬はるかさん、吉原のおいらん・野風と仁の現代の恋人・未来の1人2役の中谷美紀さんら主要キャストは前作と同じ顔ぶれで、前作最終回のその後を描く。初回は4月17日午後9時から2時間5分スペシャルでスタート予定。

4/3 毎日新聞デジタル

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亀治郎、暗殺者役から一転! 龍馬と共に“斬られ役”~『JIN』追加キャスト発表

2011-04-20 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 歌舞伎役者・市川亀治郎が、TBSの開局60周年を記念して放送される大沢たかお主演のドラマ『JIN -仁-』(毎週日曜・夜9時~)で、坂本龍馬の盟友・中岡慎太郎を演じることがわかった。昨年、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)で龍馬暗殺の実行犯を演じた亀治郎が、奇しくも今回は龍馬ともに暗殺される“斬られ役”を務める。このほか新キャストとして俳優・佐藤隆太、アーティスト・宮沢和史(THE BOOM)、そして元五輪の競泳選手・藤本隆宏らも発表されている。

 同作は現代から幕末にタイムスリップした脳外科医の主人公・南方仁が、医者として幕末の動乱を生き抜き、歴史の渦にのみ込まれていく医療時代劇。同名タイトルの漫画を2009年に大沢たかお、中谷美紀 、綾瀬はるからでドラマ化し、同年の民放ドラマ最高視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ・関東版)を記録。「完結編は映画版か?」といった憶測も飛び交ったほどの話題作。前作からのキャスト続投はすでに決定しており、追加キャストには大きな注目が集まっていた。

 昨年の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)では“福山龍馬”を暗殺した今井信郎役を務めた亀治郎。今回は内野聖陽演じる坂本龍馬と共に闘う側を演じる。このほか、今や“熱血漢”としてのイメージが定着した佐藤は、仁と龍馬に一命を助けられた長州藩出身の武士・東修介役で、ここでも忠義心あふれる熱い男を演じる。一方、尊王攘夷や倒幕派を取り締まる新撰組の局長・近藤勇役を務める宮沢は、連ドラ出演が2002年『恋を何年休んでますか』(同局系)以来9年ぶり。デビュー23年目で初の時代劇と、新境地に挑む。

 さらに薩長同盟を結び明治維新を推し進めた幕末の重鎮・西郷隆盛役には、劇団四季を経て蜷川幸雄、野田秀樹作品など舞台を主軸に活躍してきた俳優・藤本隆宏が抜擢。過去に競泳選手として1988年のソウル、92年のバルセロナ五輪に個人メドレーで出場した経歴を持ち、身長183cmの体格を生かした威厳ある西郷が期待できそうだ。さらに、朝廷から幕府へ嫁ぎ徳川家茂の正室となった皇女和宮役に黒川智花、蘭学者・佐久間象山役に市村正親も発表された。

 また、同作は文部科学省、厚生労働省、日本医師会とともに感染症排除啓発のキャンペーンを推進。「現代(いま)なら守れる」をテーマに、今回は感染症の中でも麻しん(はしか)の排除計画として、4月から始まる予防接種を推奨する活動を実施。感染症排除を訴えるポスターが、全国の病院など約30万枚規模で配布、提示される。

3/23 オリコン

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連続ドラマ「JIN」初回は2時間拡大版

2011-04-16 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 17日スタートのTBS系連続ドラマ「JIN-仁-」(日曜後9・0)が、欧米やアジア各国など海外80カ国・地域での放送が決定したことが12日、分かった。

 17日放送の初回は2時間拡大版。仁先生が幕末にタイムスリップして2年が経過したところから始まり、前作からの綾瀬はるか(26)、中谷美紀(35)や坂本龍馬役の内野聖陽(42)らが引き続き出演。ほかに西郷隆盛役の藤本隆宏(40)、佐久間象山役の市村正親(62)が新加入する。

4/13 サンケイスポーツ

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BSプレミアム:NHKの新設チャンネルで時代劇 仲間主演「テンペスト」と永井主演「新選組血風録」

2010-12-18 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 NHKの衛星放送が、現在の3チャンネルから11年4月に「BS1」と「BSプレミアム」の2チャンネルになることを受けて、新設チャンネル「BSプレミアム」で放送予定の3番組が9日、発表された。そのうち2番組は連続時代劇で、幕末の琉球が舞台となる「テンペスト」の主演は女優の仲間由紀恵さん、同じく幕末の新選組を描く「新選組血風録」の主演は俳優の永井大さんが務める。

 沖縄出身の作家・池上永一さんのベストセラー小説が原作の「テンペスト」は、幕末、琉球王朝末期の王宮を舞台に、美貌と才能を併せ持つ女性が性を偽って政府の役人になり、人を愛し、琉球を愛し、懸命に生きる姿を描くというエンターテインメント作品。恋心を封印して男として生きる決意をするヒロインを、沖縄出身の仲間さんがドラマチックに演じる。

 司馬遼太郎さん原作の「新選組血風録」は、混乱の時代を懸命に生きた新選組隊士たちの激しく切ない人生を描いた新選組外伝で、痛快な殺陣と心に響く人間ドラマが魅力の時代劇。フレッシュでダイナミックなヒーロー、土方歳三を時代劇初主演の永井さんが演じる。

 このほか、女優の比嘉愛未さんが主演を務め、幅広い層から支持された07年放送の連続テレビ小説「どんど晴れ」の新作スペシャルドラマを放送予定。3作は、年明けから順次制作を開始する。放送日時、回数などは後日発表。(

12/19 毎日新聞

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アジアも認めた!ドラマ「JIN」に奨励賞

2010-12-17 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 TBSは10日、09年10~12月に放送したドラマ「JIN―仁―」がアジア・テレビジョン祭ドラマ部門の奨励賞を受賞したと発表した。

 同祭はアジアを代表する放送番組のコンクールで、15年目の今年は15カ国から981作品が出品された。「JIN」は大沢たかお(42)が主演し、現代から幕末へタイムスリップした医師と江戸の人々の人間模様を描いた。最終回の視聴率は25・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で昨年の民放ドラマ最高を記録した。来年4月からは続編が放送される。

12/11 スポニチ

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大沢たかお主演ドラマ『JIN -仁-』 年末のゴールデンで2夜連続再放送

2010-11-20 17:00:00 | ドラマ・映画・舞台
 俳優・大沢たかおが主演を務め、昨年10月に放送された人気ドラマ『JIN -仁-』(TBS系)が12月27、28日の2夜連続、夜7時から再放送されることがわかった。ディレクターズカット版を含む計9時間を、年末のゴールデンタイムで再放送するのはドラマ史上初。放送から1年を経た今もその人気は衰えず、先月開催された東京国際ドラマアワードで連続ドラマ部門グランプリを受賞したほか、国内外合わせて30冠を受賞している。来年の続編スタートへ向け、さらなるファン獲得となるか?

 大沢が演じる主人公は、幕末にタイムスリップした脳外科医・仁。劇中では幕末の志士・坂本龍馬に出会うなど、医療ドラマとして命の尊さを訴えるとともに、時代劇としても歴史ファンを魅了してきた。放送スタートから徐々に注目度が高まり、最終回の平均視聴率は25.3%(ビデオリサーチ調べ・関東)と同クールにおける最高値をマークした。

 また、国内外でもさまざまなアワードで賞を獲得。今年9月に韓国・ソウルドラマアワーズの優秀作品賞、10月には仏・カンヌのバイヤーズ・アワードを獲得するなど海外での評価も高い。さらに先月の東京ドラマアウォードでは、大河ドラマなど並みいる人気作をおさえ主演男優賞を受賞するなど、トータル30冠を達成した。

 年末のゴールデンタイムに連続ドラマを再放送するという試みは極めて異例であり、他局を含めても過去に例がない。だが、来年4月期に完結編となる続編の放送が決定している同作だからこそ、「続編の前にあの江戸を一足早くもう一度感じていただければ」と再放送の意図を明かすのはプロデューサーを務める石丸彰彦氏。各局が高視聴率獲得へ向け全力を注ぐ“年末特番”シーズンだからこそ、「内容には自信がある。家族そろってみていただくのにふさわしいドラマ」と、自信をみなぎらせている。

11/18 オリコン


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【JIN-仁-】ドラマも大ヒットのタイムスリップ医療マンガが次号最終回 10年半で完結

2010-11-16 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 現代から幕末にタイムスリップした医師の活躍を描き、ドラマが大ヒットした村上もとかさんのマンガ「JIN-仁-」が、24日発売の「スーパージャンプ」24号(集英社)で最終回を迎えることが10日わかった。同日発売の同誌23号で明らかにされた。

 大学病院の脳外科医だった南方仁が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬や勝海舟ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……という物語。連載は00年4月に始まり、現在の最終章まで10年半に及んでおり、シリーズ累計で530万部を発行している。

 大沢たかおさん主演でドラマ化され09年10~12月にTBS系で放送。最終回は平均視聴率25.3%、瞬間最高視聴率29.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマークし、マンガの人気にも拍車をかけた。ドラマは東京ドラマアウォードのグランプリや、第47回ギャラクシー賞の優秀賞など数々の賞に輝き、作品として高く評価されており、11年4月からの続編放送も決まっている。

 村上さんは剣道に打ち込む少年を描いた「六三四の剣」や歴史大河「龍-RON-」でも人気。27日からは神奈川県大和市の「大和市つる舞の里歴史資料館」などで企画展「村上もとかの世界」が開かれ、同市の「下鶴間ふるさと館」では、幕末の商家建築の内部を利用し「仁」の世界を再現する。

 コミックスは最新第19巻(540円)が販売中で、18日には文庫で第5巻(650円)も発売される。11/9 毎日新聞デジタル


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16日公開「桜田門外ノ変」佐藤純彌監督 「善VS悪」でない歴史描く

2010-10-11 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
幕末の水戸藩士らによる大老・井伊直弼暗殺を描いた「桜田門外ノ変」が、16日公開される。
 
初めて本格時代劇を手掛けた77歳のベテラン、佐藤純彌監督は、「過去の結果として今があるという、歴史の連続性を描きたかった」と話す。
 
最初は監督を断ったという。「政治的テロリズムを賛美するような映画は、作ってはいけないと思ったんです」。美化する必要はないと言われ、考えた。「事件そのものは政治的テロに思える。でも、なぜそれが生まれたのか。かかわった人たちが、どんな運命をたどったか。時系列を二重構造にして描けないか」

 普通はクライマックスとなる暗殺場面を、あえて前半に描く変則的な構成。襲撃に至る背景と、その後の逃走劇が、別の時系列で描かれる。こだわったのは、「その時代を見つめるということ」と言う。

 「時代劇は善悪をはっきりさせた方がドラマを作りやすいが、そういう安易なことはやめた。歴史の評価とは常に、現在の人が決める相対的なもの。善も悪もないからです」。歴史的な事実には出来るだけ忠実に作った。「面白くするためにフィクションを取り入れてはいけないと思った」

 企画は、茨城県民らが、地域振興や観光誘致を目指して始まった。約2年前、「支援の会」を結成。県や水戸市も協力し、県内の支援者や団体から製作費を集めた。事件の現場となる彦根藩邸から桜田門までのリアルなオープンセットは、製作費のほぼ半分をかけて水戸市に造られ、現在、一般公開されている。

 「県民映画」と言える作品だが、地元の人々を前に、「『水戸の映画』にはしたくない」と語ったという。「水戸にこだわると、見方が偏る危険があった。これは水戸だけじゃなく、日本の歴史の重要な一ページなんです」

 冒頭とラストには、現在の風景が映し出される。国会議事堂をとらえたカメラが、桜田門へ移動するシーンだ。門の位置を示す意味もあるが、「過去の出来事が今とつながっている、と言いたかった。映画というものは、時代のある部分を切り取りがちですが、時代というものを区切って見てはいけないんです」。

 その思いを支えるのは、自身の戦争体験だ。「第2次大戦の前と後との落差の激しさを、僕は肌で知っている。こんな年寄りが監督すると、若い人のチャンスを奪っているんじゃないかとも思うけど、『歴史』を描くときには、しゃしゃり出てもいいのかな、と」(小梶勝男)

10/8 読売新聞

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