大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

初の長州訪問から150年 山口で龍馬展

2011-10-18 00:01:00 | 展示会・イベント
 幕末の志士、坂本龍馬が長州藩の久坂玄瑞を訪ねるため山口県を訪れて今年で150年になるのを記念して、高知県桂浜にある龍馬像のレプリカが、山口市内の文化観光施設「菜香亭」で開かれている「おいでませ龍馬展」で展示されている。

 坂本龍馬は、文久2(1862)年、萩と防府を結んだ街道「萩往還」を歩いて萩へ向かう途中、現在の山口市の湯田温泉に滞在したという。

 同展は菜香亭大広間の一角に、龍馬の生涯と業績を紹介したパネルとレプリカ像を設置、さらに龍馬が姉の乙女にあてた手紙や所持していたピストル、使った食器の複製品なども展示されている。

 同展を主催する山口観光コンベンション協会では「龍馬と山口の関係を知ってもらうことで、歴史ファンに山口の旧跡をPRできれば」と期待している。同展は31日まで。入館料は大人(高校生以上)100円、小中学生50円。

10/7 産経新聞


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グラバー関連の初公開資料を展示 長崎まちなか龍馬館

2011-10-17 00:01:00 | 展示会・イベント
 日本の近代化に貢献した英国人貿易商トーマス・グラバーの息子、倉場富三郎が所有していたとされる写真帳など初公開資料6点を含むグラバーゆかりの品々が長崎市浜町の長崎まちなか龍馬館で展示されている。来年1月10日まで。

 グラバーや幕末の長崎の豪商、小曽根家に関する資料の展示替えの一環。当時のグラバー邸の様子などを収めた写真帳のほか、リンガー家で使用されていた金装飾が施された漆器のコーヒーカップ、リンガーの孫が描いた日本画など当時をしのばせる品々が並び、来場者の目を引いている。

 初公開資料のほか、小曽根家の秘蔵品である徳川家茂の印籠なども再展示。筆やすずり、墨などを本物そっくりに再現したままごと道具も。夫らと訪れた横浜市の渡瀬勝代さん(66)は「これらの品がどうやって使われていたのか想像すると楽しいですね」と話していた。

10/8 長崎新聞


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細香と紅蘭の書画展:大垣出身の女流詩人で画家 来月23日まで市郷土館で

2011-10-08 00:01:00 | 展示会・イベント
 大垣市出身の女流詩人で画家としても活躍した江馬細香(1787~1861)と梁川紅蘭(1804~79)の作品を紹介する「細香と紅蘭の書画展」が同市丸の内の市郷土館で開かれている。10月23日まで。

 細香は、大垣藩医で美濃蘭学の祖といわれた江馬蘭斎の長女。詩、書、画の才を兼ね備えた文人。紅蘭は幕末の漢詩人で、勤王の志士とも交流があった梁川星巌と結婚。生涯に4000首余の漢詩を残した。

 会場には、竹を描くことを好んだ細香の「梅と竹の図」や、紅蘭の「五言詩文」など掛け軸や屏風(びょうぶ)など21点と、紅蘭が愛用した琴で夫星巌の号の一つ「老龍」から名付けられた県重要文化財「老龍琴」も並んでいる。

 休館日は火曜と10月12日。入場料100円、高校生以下無料。問い合わせは同郷土館(0584・75・1231)へ。

9/30 毎日新聞


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幕末への誘い 司馬ワールド 記念館で「新選組血風録」展

2011-07-19 00:01:00 | 展示会・イベント
 作家司馬遼太郎(1923~96年)の小説「新選組血風録」の世界を、パネルや道具類で紹介する企画展が、東大阪市下小阪の司馬遼太郎記念館で開かれている。

 新選組血風録は、1962年5月から63年12月まで「小説中央公論」に連載され映画やテレビドラマにも計5回映像化。4月からNHK・BSプレミアムでドラマ放送が始まったのを機に、同館が企画展を開いた。

 会場壁面に展示した大型パネル(縦2・3メートル、横8メートル)には、小説の15編を、それぞれあらすじや引用文、小説中央公論に掲載された挿絵を交えて紹介。その横には、新選組が活動していた京都の市街地図が描かれ、小説に登場するスポットが書き込まれている。幕末の出来事と、新選組の活動を併記した歴史年表もあり、時代背景が示されている。

 そのほか、NHK・BSプレミアムの撮影で使われた刀や旗、ちょうちんなどの小道具類、同小説が初めて発表された小説中央公論、司馬のエッセー「新選組の故郷」の自筆原稿の複製など、計50点が展示されている。

 大阪市住之江区南港から見学に訪れた看護師吉田麻吏さん(41)は「幕末を描いた大河ドラマを見るうちに司馬作品に興味を持つようになった。年表を見ると、歴史のどんな動きの中で新選組が登場したかが分かり、想像が膨らみます」と話した。

 10月30日まで。入館料500円(中高生300円、小学生200円)。月曜休館。問い合わせは同館(06・6726・3860)。

6/14 読売新聞

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象山の櫓時計動いた 江戸期の和時計 高槻市立しろあと歴史館で公開へ

2011-07-17 00:01:00 | 展示会・イベント
◆24時間制に改造 歯車など直し「カチカチ」

 幕末の思想家・佐久間象山(1811~64年)が使ったとされる江戸時代の櫓(やぐら)時計の修理が終わり、30日、再び時を刻み始めた。西洋の時間制に改造された江戸時代の時計は珍しく、保管先の高槻市立しろあと歴史館(城内町)で16日から公開される。

 同市内の美術品愛好家が1990年に市に寄贈。高さ87センチで、おもりが下がる力で歯車を動かし、毎正時や設定した時刻にかねが鳴る。時計の針は24時間で1周し、おもりを手動で上げることで約12時間動き続ける。

 18世紀に作られた和時計を19世紀半ば、西洋にならって24時間制の時計に改造しているという。「午(うま)」など十二支の文字が書かれていたとみられる文字盤を洋数字にし、世界地図を描いた七宝焼も施されている。

 同館によると、佐久間家の家紋が入っているほか、「佐久間象山先生 時計」の貼り紙があることなどから、象山が西洋風に改造させて愛用した時計とみられるという。

 今年になって、和時計研究家の澤田平さん(76)(大阪市東成区)が鑑定したところ、修理すれば動くことがわかった。約120点の部品を分解、おもりのひもを新調したほか、鉄製歯車のゆがみなどを直すと、「カチカチ」と音をたてて動きだした。毎正時に「カーンカーン」というかねをたたく仕掛けもうまく動いた。澤田さんは「時計が動いたことで文化財としての価値も上がり、うれしい」と話していた。公開は8月28日まで。問い合わせは同館(072・673・3987)。

7/1 読売新聞

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後藤象二郎 写真2枚発見 高知の旧家 家臣子孫保存

2011-05-13 00:01:00 | 展示会・イベント
◆30、40歳代? はかま姿と洋装

 幕末の土佐藩重臣で、坂本龍馬と共に大政奉還を成し遂げた後藤象二郎(1838~97年)の写真2枚が、高知市の旧家で見つかった。明治政府の高官を辞して実業界に乗り出した30~40歳代の頃とみられる。うち1枚は洋装で、寄贈を受けた南国市の県立歴史民俗資料館は「近代国家で躍進を目指す壮年期の意欲を感じさせる」としている。

 後藤の家臣の子孫が保管していた。紙に焼き付けた鶏卵紙(縦10・5センチ、幅6センチ)で、脇差しを腰に帯びた紋付きはかまの立ち姿と、洋装の横顔の2枚。和装の写真の裏に「前参議」の肩書と後藤の名が墨書きされており、後藤が明治政府の主流派に敗れて下野した1873年以降で、かつ和装は廃刀令(76年)までに撮られたとみられる。

 30~40歳代の後藤は炭鉱や商社の経営に乗り出し、同じく下野した板垣退助らと自由党を結成した。同館の野本亮学芸員は「洋装の写真を見ると、武士の時代に区切りをつけ、新時代を歩もうとする気概がみてとれる」と話す。これまで確認された後藤の写真は幕末から明治初期の3枚のみで、印刷物に転載された約10枚も幕末か晩年頃が大半という。写真は5月1日から同館の企画展で展示。

4/28 読売新聞

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浜田浩造さん没後10年展 銅像に躍動感 高知で22日まで

2011-05-11 13:00:00 | 展示会・イベント
 坂本龍馬ら幕末志士が並ぶ「維新の門群像」(梼原町)や、右手を力強く構えた岩崎弥太郎像(安芸市)など、郷土の偉人像25体を残した高知市出身の銅像作家・浜田浩造さん(1940-2001)の没後10周年特別展が、高知市上町の市立龍馬の生まれたまち記念館で開かれている。22日まで。

 浜田さんは日大芸術学部を卒業後、彫刻家などとして活躍した父・川島三郎さんの吉村虎太郎像(津野町)制作を手伝ったのがきっかけで銅像作家に。直立で無表情だったそれまでの銅像イメージを一新し、表情、動きに躍動感のある作品を次々と発表した。

 その制作過程は緻密。まず筋肉の動きまで再現した全裸の原型を粘土で作り、その上から着物やよろいを重ねる。時代背景や人柄などを調べた上でポーズを考案。遺作となった高知市の五台山山頂にある元首相・浜口雄幸像は、大腸がんと闘いながら作り上げた。

 会場には石こう型やイラストなどを展示。高校時代の同級生で、弥太郎像のモデルを務めた高知市大津乙の菓子製造会社社長、野村純司さん(70)は、デッサン時には着物姿で扇風機の風を受けながらポーズを取ったといい、「繊細かつ感情豊かな人柄が、どの作品にも表れている」と懐かしんだ。

 会場には高知市のイラストレーター藤本知子さんが、浜田さんの銅像を描いた墨絵8点も展示されている。入場料300円。14日午後1時半~同4時には、龍馬らの胸像(高さ約10センチ)を作る教室を開く。参加費800円、定員20人で事前申し込みが必要。問い合わせは同記念館(088・820・1115)。

5/10 読売新聞


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龍馬なら日本どう活性? 大和ハウスがフォーラム 7月9日

2011-04-29 00:01:00 | 展示会・イベント
 大和ハウス工業は7月9日午後2~5時、大阪市北区梅田3の3の5の同社本社で、石橋信夫記念館文化フォーラム「坂本龍馬なら 今の日本をどう活性化するか」を開く。パネリストはアナウンサーの松平定知さん、俳優・歌手の武田鉄矢さん、作家の西木正明さん、法学者の寺尾美子さんの4人。

 また、7月23日午後2~5時には東京都千代田区飯田橋3の13の1の同社東京支社でも、作家・評論家の半藤一利さん、漫画家の黒鉄ヒロシさん、歴史学者の磯田道史さん、作家の谷村志穂さんの4人を招き、同じテーマのフォーラムを開催する。

 参加無料。はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号、希望の会場を明記し、〒107-0051 東京都港区元赤坂1の4の2 知性ビル 石橋信夫記念館文化フォーラム事務局まで。5月24日必着。応募多数の場合は抽選。ホームページでも受け付ける。問い合わせは(電)03・3403・6451。

4/15 産業経済新聞社

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龍馬の盟友 近藤長次郎展 形見 袴の切れ端、手紙…

2011-01-27 00:01:00 | 展示会・イベント
 坂本龍馬の幼なじみで、日本初の商社と評される「亀山社中」で活躍した近藤長次郎の企画展が23日、高知市上町の市立龍馬の生まれたまち記念館で始まった。24日が命日とされており、大河ドラマ「龍馬伝」で注目されて同館に問い合わせが増えたことから、「再評価のきっかけに」と初めて企画。龍馬や妻お徳に宛てた直筆の手紙、切腹の時に着ていた袴(はかま)の切れ端、生家のまんじゅう屋で使っていた浅い木箱など、子孫が守ってきた8点の史料が並ぶ。2月6日まで。

 史料は長次郎の子孫が高知市立高知市民図書館などに寄託している。神戸にいた長次郎が、長男を妊娠したお徳へ送った1863年12月の手紙では、「医者に診てもらったか」「養生第一に、寒さに気をつけて」と妻を気遣っている。切腹時の袴の切れ端は、お徳が形見として保管していたもので、血がにじんだ跡が残っている。

 現存する唯一の紙焼き写真、長次郎が記した近藤家の家計簿、1898年(明治31年)に官位を追贈されたことを示す宮内大臣・田中光顕の署名がある証書なども並ぶ。記念館の上野麻衣学芸員は「残された資料が少ないだけに貴重。勤勉だった長次郎をしのんでほしい」と話す。

 岡山市から姉妹で訪れた病院職員、森千晶さん(54)は「妻への手紙からは優しい人柄を感じた。聡明(そうめい)な人なので、もし長生きをしていたら偉業を成し遂げたと思う」と感心していた。
 午前8時~午後7時。入館料300円(高校生以下無料)。問い合わせは同館(088・820・1115)。

 〈近藤長次郎〉
 1838~66年。龍馬の生家に近い水道町(現高知市上町)に生まれ、家業から「まんじゅう屋長次郎」と呼ばれた。幼少時から学問と剣道を好み、江戸に出て漢学、洋書、砲術などを学んだ。63年に名字帯刀が許され、勝海舟の開く神戸海軍塾に入った。65年、龍馬らと海援隊の前身である亀山社中を設立。軍艦購入などで活躍したが、仲間に内緒でイギリスへの留学を試みたことが露見し、66年1月24日(14日という説もある)、29歳で切腹した。

1/24 読売新聞

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「大変大変」報告書深まる謎 虎太郎展で初公開 龍馬記念館

2011-01-23 00:01:00 | 展示会・イベント
◇土佐勤王党150年

◆天誅組に参加 「三人之者」東洋暗殺犯か

 天誅組(てんちゅうぐみ)を率いて1863年(文久3年)に大和で挙兵した吉村虎太郎の書状や遺品など26点を集めた企画展「龍馬の先を駆けた男 吉村虎太郎展」が、高知市浦戸の県立坂本龍馬記念館で開かれている。明治維新の先駆けとなった初の軍事蜂起に「大変大変」と驚く新発見の土佐藩士の捜査報告書を初公開。幕府との戦闘で銃弾を受けた虎太郎の血染めの襦袢(じゅばん)や、死を悼む龍馬の手紙など貴重な資料も並ぶ。「大変大変」となったのは、藩重臣・吉田東洋の暗殺犯が天誅組に加わっていたことも要因と考えられ、新たな謎も浮かぶ。(大舘司)

 「大変大変」の報告書は、土佐藩京都藩邸で脱藩浪士らを内偵する藩士5人が記した。県が2009年に購入した京都藩邸の公文書に含まれていた。「吉虎より之(の)書状大変大変」(虎太郎の書状の内容はとても大変だ)とあり、内容は伏せているが、土佐出身者が天誅組の変を主導したことに驚いたとみられる。

 そして、続きには「三人之者容易ニ手ヲ下シ候様ハ成間敷(なるまじく)……」(3人は容易に討ち取られないでしょう)と記されていた。

 「三人」とは? 同館は、天誅組の変の前年に土佐で起こった大事件が、関係していると推測する。佐幕派の吉田東洋を暗殺した土佐勤王党の実行犯は、3人だった。同館の三浦夏樹主任学芸員は「藩は実行犯3人が天誅組に加わり、暗殺の『証拠』が戦死することを恐れたのかもしれない」と考える。実際、3人のうち那須信吾、安岡嘉助の2人が参加しており、歴史愛好家の議論を呼びそうだ。

 もちろん、ほかの展示品も見もの。虎太郎らが幕府側の高取城(奈良県高取町)を夜襲し、味方の誤射で負傷した際に着ていた襦袢は、脇腹部分に弾痕とみられる穴があり、生々しい。背中側には貫通しておらず、体内に弾丸が残ったという記録とも合致する。高取城に近い同県御所(ごせ)市の旧家に残された遺品だ。

 また、1863年秋頃、龍馬が姉乙女に送った書状には「私が戦に加わっていたら打ち破れたのに残念」という内容をつづり、虎太郎らの戦死を悼んでいる。虎太郎が大和の庄屋に米やたいまつを用意するよう求めた直筆の覚書も並ぶ。

 東京都板橋区、会社員広藤正敏さん(28)は「今後も龍馬だけでなく、幕末に活躍した多くの偉人に光を当ててほしい」と話した。

 企画展は3月31日まで。入館料500円。

1/14 読売新聞


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龍馬直筆の手紙公開 暗殺8日前、陸奥宛ての書簡

2010-12-22 00:01:00 | 展示会・イベント
 坂本龍馬が暗殺される直前に海援隊同志の陸奥陽之介(後の宗光)宛てにつづった手紙など、近代国家確立に向けて奔走した政治家の直筆の文書24点を集めた特別展「明治立憲制のあゆみ 名士の筆跡をたどって」が25日まで、国立国会図書館関西館(精華町精華台)で開かれている。

 展示文書は国立国会図書館本館(東京都千代田区)と、同館憲政資料室が所蔵する。

 龍馬直筆の文書は、新政府に対する考え方を土佐藩重臣に示した「新政府綱領八策」など。暗殺の8日前にあたる慶応3(1867)年11月7日に四条河原町の近江屋から、陸奥にあてた手紙では「才谷楳(うめ)太郎」の変名を使用。海援隊の商取引の指示をする一方で、「世界の咄(はな)しも相成申すべきか」と世界の話をするのを楽しみにしていた様子がうかがえる。

 このほか、岩倉使節団に参加した木戸孝允が伊藤博文に宛て、三権分立の確立など5項目の意見を伝えた書簡(72年)▽英国型の議院内閣制導入を訴えた大隈重信に対し、伊藤が強い反対の意向をつづった三条実美宛ての書簡(81年)など。

 同図書館関西館の担当者は「名士たちの筆跡をたどりながら、立憲制という新しい政治体制を模索した人たちの業績を振り返ってほしい」と話している。 午前10時~午後6時。無料。日祝日休館。問い合わせは同館(電話0774・98・1223)へ。

12/19 毎日新聞

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「皇女和宮降嫁150年記念前夜」展 埼玉桶川市で

2010-12-20 00:01:00 | 展示会・イベント
 皇女和宮が江戸へ降嫁(こうか)して来年で150年の節目を迎える。降嫁150年の前夜を記念して、皇女和宮が宿泊した中山道23宿の切り絵作品と県内にあるゆかりの品々を紹介する企画展「皇女和宮降嫁150年記念前夜~切り絵とゆかりの品々でたどる旅~」が、桶川市川田谷の同市歴史民俗資料館で開かれている。来年1月30日まで。

 皇女和宮(1846-1877)は、江戸末期の1861(文久元)年、徳川幕府の14代将軍・家茂に嫁いだ光明天皇の妹宮。2人の婚礼は、外国との開国推進と尊皇攘夷(じょうい)に揺れる幕末激動の時代に、朝廷と幕府の関係を修復し国論の統一を図る「公武合体策」の一環とされる政略結婚。

 10月20日に京都・桂御所を出発して中山道を通り、約1カ月間かけて11月15日江戸に到着した。朝廷と幕府双方の威信をかけた婚礼行列は総勢3万とも5万とも伝えられており、五街道始まって以来の出来事だったという。

 江戸に入る直前の11月13日、桶川宿の本陣に宿泊したのが桶川との縁。毎年11月に行われる「桶川市民まつり」の中で「和宮行列」が開かれており、和宮と桶川との縁は今も生き続けている。

 今回は「桶川市政40周年と降嫁150年前夜の節目の年に、歴史的な出来事が持つ意味や意義を考えてほしい」と企画されたもので、和宮ゆかりの品々12点と宿泊した中山道の宿場町23カ所の切り絵作品を展示している。

 ゆかりの品々は、和宮通行時に掲げられた制札をはじめ、行列の瓦版、桶川本陣の間取り図、宿泊した際に使用された行灯(あんどん)、旧桂宮邸の写真、和宮銅像の切り絵など。

 なかでも3種類ある行列の瓦版は縦30センチ、横135センチの大判。先頭が桶川に到着した時に最後尾は熊谷にいたという長さ50キロメートルの行列の華やかな様子を再現していて、和宮の乗った輿(こし)車、付き人の駕籠(かご)、婚礼の調度品などが詳細に描かれている。宿泊、小休止した宿場の名前と本陣の当主名、随員の名前なども書き記されている。

 切り絵は、桶川切り絵を楽しむ会と桶川紅花切り絵同好会のメンバー19人の作品。最初に宿泊した滋賀・大津宿から始まり、最後に宿泊した江戸・板橋宿までの23点。県内は本庄宿、熊谷宿、桶川宿が展示されている。

 「展示を参考に和宮にゆかりのある地を実際に訪ね歩いてほしい」と同資料館。「今後の桶川のまちづくりを考えるきっかけになればうれしい」と話している。

 入場無料。休館日は月曜日と祝日、年末年始。

 問い合わせは桶川市歴史民俗資料館(TEL048・786・4030)へ。


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19日から特別展「岩崎彌太郎」 長崎歴文博、人物像と業績紹介

2010-11-23 00:01:00 | 展示会・イベント
 長崎歴史文化博物館(長崎市立山1丁目)は19日から、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の人物像と業績を紹介する開館5周年記念特別展「岩崎彌太郎」を開催する。

 資料は約250点。このうち約半数が本県初公開。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で脚光を浴びた弥太郎を取り上げる九州初の大型展だ。

 展覧会は「岩崎彌太郎と三菱」「三菱造船所と高島炭鉱」「岩崎家ゆかりのコレクション」の3テーマで構成。生い立ちから長崎土佐商会での活躍、三菱の創業、長崎造船所と高島炭鉱の買収など弥太郎の生涯をたどる。美術品収集や芸術家支援などに尽力した岩崎家の文化事業にもスポットを当てる。

 注目の展示品は、弥太郎が土佐藩の下級役人に任命された際に使用したのぼり。「地下(じげ)浪人」という低い身分から出世した喜びがうかがえる。妻喜勢あての手紙は、病気の母を気遣う心優しさがにじむ。いずれも全国初公開の貴重な資料だ。

 長崎歴文博の岡本健一郎研究員は「エネルギッシュな実業家の顔だけでなく、家族思いで、幼少時から高い教育を受けた文化人だった一面も知ってほしい」と話している。

 会期は1月10日まで。観覧料は大人千円、小中高校生500円。問い合わせは長崎歴文博(電095・818・8366)。

11/17 長崎新聞


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■ 放送時間(毎週 日曜日)【NHK総合】 午後8:00 【デジタル衛星ハイビジョン】 午後6:00 【衛星第2】 午後10:00
■ 再放送(毎週 土曜日)【NHK総合】 午後1:05 ※放送日時や内容などが変更になる場合があります。

「幕末の動乱」展:藩校開設に尽力の福山藩士、安藤織馬の写真初公開

2010-11-15 00:01:00 | 展示会・イベント
 福山市西町の県立歴史博物館で開催中の企画展「幕末の動乱と瀬戸内海」で、藩校・誠之館の開校に尽力した幕末の福山藩士・安藤織馬(1805~85)の複製写真が初めて公開されている。

 織馬は福山藩年寄を務めた安藤家の幕末期の当主で、藩主の阿部正弘(1819~57)の命を受け、会津藩で軍学を修めた人物。誠之館開校にもあたり、実務的な面で尽力した。初公開となる写真は、織馬の三女が嫁いだ岡山県笠岡市内の旧家に所蔵されていたもので、幕末ごろに撮影されたものとみられる。織馬が身につけていた具足も同時に展示されており、125年ぶりの対面となった。

 企画展は先月15日から始まり、4日に一部展示替えされた。尾張藩士が描いた鞆から福山城を眺めた絵や、坂本龍馬が乗船した広島藩の蒸気船の絵などが新しく展示されている。同展は23日まで。問い合わせは同館(084・931・2513)。

11/9 毎日新聞

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町の歴史資料館で幕末・維新激動期の大山崎紹介

2010-11-13 00:01:00 | 展示会・イベント
 「幕末・維新期の大山崎」と題した企画展が、京都府大山崎町大山崎の町歴史資料館で開かれている。1864年の「禁門の変」で敗れた長州藩の志士たちが天王山で自決する姿を描いた絵や、町や社寺の被災ぶりを記した文書など約60点が並ぶ。

 激動期の大山崎の様子を伝えようと資料館が催した。家々が燃え、兵馬が駆け回り、町人が逃げまどうなど、禁門の変で戦場となった京都の騒乱を克明に書いた絵が展示されている。薩摩、会津両藩と戦った長州藩の真木和泉の肖像画や、真木ら17人の志士が使ったとされる弁当箱、敗走後に17人が天王山で自刃する姿を描いた絵も並んでいる。

 さらに、会津藩が大山崎を砲撃した際、観音寺(山崎聖天)の僧が本堂の仏像を池に入れて隠し、柳谷(現長岡京市)を経て逃げる様子を記録した史料や、戦火を逃れて避難した住民に、同藩が戦闘終了後、帰還を呼び掛けた木製の高札も展示されている。

 このほか、維新後の廃仏棄釈の影響で、現在の大阪府島本町山崎にあった「西観音寺」が、神社への変更を余儀なくされたという史実も写真などで紹介している。訪れた人々は、激動期の大山崎の様子を思い浮かべながら展示品を眺めていた。28日まで。大人300円、小中生は無料。

11/11 京都新聞

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