大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

朗読劇:幕末の熱き男、土方歳三 「燃えよ剣」要潤さん熱演

2009-06-30 05:00:00 | 展示会・イベント
 新選組副長の土方歳三の生きざまを描いた司馬遼太郎さんの時代小説「燃えよ剣」の朗読劇に俳優の要潤さんが挑む。7月18日の京都公演は、新選組ゆかりの壬生寺(中京区)に舞台を設置。幕末の動乱を駆け抜けたヒーローを芝居を織り交ぜながら演じる。

 「朗読活劇レチタ・カルダ(イタリア語で熱い朗読の意味)」と題した舞台。原作の朗読だけではなく、フラメンコギターに乗せて、殺陣なども交えながら演じていく。

 「司馬さんの小説は読めば読むほど深みがあって、読むほどに再発見がある」と要さん。かつて「仮面ライダーアギト」でヒーローを演じたが、土方について「色っぽいところに男らしさがある。なにより自分を信じて生きている。そこまでぶれない人はいないんだろうなと思います」と幕末のヒーローの魅力を語る。

 独特の視点で人間や生き様を描いてきた司馬作品の中でも、特に人気が高い作品の一つ。「本の印象をそのまま崩さず、言葉の持つ意味を認識してもらえるように演じたい」と意気込む。午後6時開演。6500円。キョードーチケットセンター(06・7732・8888)。

6/26 毎日新聞


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龍馬像お引っ越し 亀山社中跡から若宮稲荷へ

2009-06-29 06:52:31 | 幕末ニュース
坂本龍馬らが興した日本初の商社とされる「亀山社中」(長崎市伊良林)跡の庭に置かれていた「龍馬像」が25日、龍馬が参拝したとされる若宮稲荷神社(同)に移設された。社中跡の改修を機に移されたもので、像は7月5日から見学できる。関係者は「龍馬ゆかりの新名所になれば」と期待を寄せている。

 龍馬像は高さ約1メートル。1989年に風頭公園(同)に建てられた像の原型として、長崎市の彫刻家、山崎和國さん(74)が約2か月かけて制作した。「龍馬ファンに喜んでもらえれば」と、91年、社中跡を管理、運営していた「亀山社中ば活(い)かす会」(針屋武士会長)に寄贈。庭に設置されていたが、長崎市が同社中跡の改修に入り、「改修後は、当時のままの亀山社中を再現したい」と会に像の移設を提案し、同会が了承した。

 この日は、鳥居近くに建てられた台座(高さ約1・5メートル)に、業者の作業員が像を丁寧に設置した。

 神社からは諏訪神社や新大工町などの街並みが一望でき、像との記念撮影には最適で、針屋会長(77)も、「神社は(国選択無形民俗文化財の)竹ン芸でも知られており、社中跡などと一緒に見てもらい、龍馬ファンに楽しんでもらえれば」と満足そうだった。


6/26 読売新聞


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龍馬の原点 森尾さんが生家模型制作 県立記念館

2009-06-28 05:00:00 | 展示会・イベント
 県立坂本龍馬記念館(高知市浦戸)に、龍馬の生家をイメージした10分の1模型が展示されている。調査した歴史研究家らが復元した案を元に、鉄道ジオラマの世界では知る人ぞ知る高知市の森尾朋弘さん(81)が1年がかりで制作し、館に寄贈した。目線の高さを合わせると、龍馬が住んだとされる離れ座敷、庭にあった築山などがのぞき込め、下級武士の郷士として比較的豊かだった坂本家の暮らしぶりが想像できる。

 目を見張るのは、細かさ。約100枚ある瓦は、粘土から一枚一枚手づくりした。畳は、量販店で見つけた夏用の枕に使われたイグサを利用。柱や梁(はり)などの部材は、木をクギを使わず組み合わせ、本物の古民家のようだ。自他共に認める「凝り性」の森尾さんならではの出来。

 高知市上町にあった生家は明治以降、所有者が転々としたものの、1945年の高知空襲までは現存したという。間取りは、「土佐史談会」の内川清輔さん(80)(高知市)らが2001年、明治期の登記簿や土地台帳などを元に広さを割り出し、かつて住んでいた人らに聞き取りして、復元した。

 母屋、離れ座敷、水回りと、建物は大きく3棟。武家の特徴である式台付きの玄関、ボタンの花が描かれた板戸など、当時としては余裕のある暮らしだったことがしのべる。700平方メートルの敷地に計100平方メートルの建面積がある計算で、模型は南北2・3メートル、東西1・3メートル。

 もちろん、人気者の龍馬ゆえ、たとえ「イメージ」でも異論があるというが、前田由紀枝・同館主任は「龍馬は、坂本家の豊かさ、懐の深さをベースにして、自由に羽ばたいた。龍馬の原点をたどる一助にしてほしい」という。

 制作費は森尾さんの自腹。同館が制作を依頼したが、森尾さんは「作ること自体が楽しいから」と費用の受け取りを固辞した。「多くの人に見てもらえて、こんなにうれしいことはない」と森尾さん。

 展示は同館2階。


6/25 読売新聞


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松陰を描く「獄に咲く花」クランクイン 

2009-06-27 05:00:00 | 幕末ニュース
 近代日本の礎を築いた幕末の思想家、吉田松陰の没後150年にちなんで制作される映画「獄(ひとや)に咲く花」が23日、松陰ゆかりの山口県萩市でクランクイン。キャストやスタッフらが松蔭神社に参拝したあと、市内で撮影が始まった。

 映画は、同県下関市在住の直木賞作家、古川薫さんの小説「野山獄相聞抄」が原作。密航計画が発覚して投獄された松陰が、獄中で出会った女囚に恋心を抱くストーリー。今年が松陰の没後150年に当たることから、地元の映画制作会社などが企画した。

 この日は、石原興監督をはじめ、古川さん、松陰役の前田倫良さんや女囚・高須久役の近衛はなさんらが松陰神社を参拝。玉ぐしをささげたり、手を合わせたりして映画のヒットと撮影中の安全などを祈願した。このあと、東光寺や松下村塾などでロケに臨んだ。

 「萩のすばらしさも、映画で表現できればうれしい」と石原監督。前田さんは「松陰の偉大な思想家、教育者とはまた違った側面を演じたい」と話していた。

 24日は下関市内でもロケを行う。7月下旬まで撮影し、松陰の生誕180年に当たる来年春に公開する予定。


6/23 産経新聞



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幕末に池田屋事件(1864年)が…

2009-06-26 05:00:00 | 幕末ニュース
◇幕末に池田屋事件(1864年)が起きた京都市中京区の旅館の跡地に7月8日、その名を冠した居酒屋が開店する。「池田屋」復活は約130年ぶり。

◇居酒屋チェーンのチムニー(東京都)が経営する「池田屋 はなの舞」。事件の十数年後に廃業した旅館の跡地にある空きビルを改装し、江戸時代を思わせる内装にする。

◇映画やドラマで描かれる「階段落ち」をイメージした高さ8メートルの階段も再現する。跡地がビルでがっかりしていた歴史ファンも、階段や「新鮮」な料理で新選組気分を味わえる?

6/20 毎日新聞


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防長回天史 復刻される

2009-06-25 05:00:00 | 書籍紹介
幕末維新史の研究資料としては超一級品の上記書籍がマツノ書店から復刻されます。
古書店でしか流通していない上に、ほとんどが10万円以上してなかなか手に入らない状態でした。

マツノ書店では今回の復刻で2回目ですが、お手元にないマニアックな方々には必需品です。是非お薦めします。

末松謙澄著・全13巻並製版函無・予約特価5万円(税送料込・限定300部番号入)
予約特価締め切りは6月30日。
『防長回天史』は予約300部に達し次第締め切りと致します。
刊行は9月上旬、パンフレットご希望の方はメールにてお知らせください。


同時復刻として下記の書籍もあります。

『奥羽戊辰戦争と仙台藩~世良修蔵事件顛末』
藤原相之助著・並製函無・予約特価4000円(税込・送料込)

詳しくはマツノ書店
〒745-0032 山口県周南市銀座2-13 電話0834-21-2195 FAX 0834-32-3195
メール  info@matuno.com


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NPO法人:龍馬らの足跡ボランティア案内、「長崎の風」設立

2009-06-24 05:00:00 | 幕末ニュース
◇学童さるくを初開催

 坂本龍馬ら長崎ゆかりの志士の足跡を案内する市民ボランティアガイドらがこのほど、NPO法人「長崎の風」を設立。13日に、龍馬が設立した商社「亀山社中」跡などを子供たちに案内する「学童さるく」を初開催した。幕末の「安政の開港」から150年の今年、龍馬らの研究を進めて観光や街づくりに生かし「志士たちのように、長崎に新しい“風”を吹かせたい」と意気込んでいる。

 長崎市のまち歩き観光「長崎さるく」ガイドの元会社員、黒田雄彦さん(63)が理事長となり、ガイドら10人で3月に設立。4月に始まった「長崎さるく幕末編」を機に、龍馬や勝海舟、海援隊の長崎でのエピソードなどを掘り起こし、ガイドツアー「学さるく」の新コースを開拓している。

 この日は「子供たちに長崎と龍馬のかかわりを知ってもらい、長崎を好きになってほしい」と企画。高尾小校区の学童保育「みどりっ子」の親子約50人を、龍馬の銅像が建つ風頭公園や亀山社中跡に案内した。

 高尾小5年の森勇吉君(11)は「初めて知ったこともあって面白かった」。黒田さんは「みんな長崎から龍馬のように大きく羽ばたいてほしい」と話していた。


6/16 毎日新聞社


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講談師が案内する 坂本龍馬・白洲次郎ツアー はとバス

2009-06-23 05:00:00 | 幕末ニュース
はとバスは、9月に講談師が案内する2コース「江戸幕末!坂本龍馬の軌跡を訪ねて」と「激動の戦後“白洲次郎”探訪記」を運行する。

「江戸幕末!坂本龍馬の軌跡を訪ねて」では、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の公開に先立ち、江戸(東京)での坂本龍馬ゆかりの箇所を回る。昼食には、土佐料理「龍馬御膳」をはとバスオリジナルメニューで提供する。

「激動の戦後“白洲次郎”探訪記」では、戦後の日本で活躍した白洲次郎ゆかりの武相荘や国会議事堂の見学を含む。6月に、白洲次郎ゆかりの箇所をめぐるツアーを企画したところ、好評だったため、ツアー内容を一部変更し今回は講談師によって白洲次郎を紹介する。
 
バスという足回りの良さの特性を生かしながら、ゆかりの箇所をめぐる、バスツアーとして組み込むことで、最近注目を集める、歴女(れきじょ)と呼ばれる、歴史好きの女性や団塊世代の知的好奇心を満たす手段としての利用など、普段バスツアーをあまり利用しない層の新規開拓を目指す。

6/17 レスポンス


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龍馬ゆかりの地、楽しんで 市民団体、手作りガイドブック発刊

2009-06-22 05:00:00 | 幕末ニュース
伝統産業や観光に携わる人たちでつくる「匠(たくみ)と商人(あきんど)の会」は、来年のNHK大河ドラマが坂本龍馬が主人公となることにあわせ、京都市内の龍馬ゆかりの地を紹介したガイドブックを発刊した。
 

■龍馬やおりょうのガイド企画

 地域の活性化に取り組む同会が、1年ほどかけて手作りした。あわせて京くみひもを使ったストラップ(2000円)や紋紙を使った色紙(1200円)なども販売している。

 ガイドはA5判36ページ。龍馬と妻・おりょうのエピソードが伝わる武信稲荷神社(京都市中京区)や木屋町、伏見などゆかりの地を紹介。散策を楽しんでもらえるようにと商店街マップや、おすすめの商店なども掲載している。京都市内の主要書店や堀川通下立売上ル(上京区)の同会事務所で販売しており、300円。ガイドの発刊と連動し、龍馬やおりょうの姿でガイドが各所を案内するツアーも計画している。

 山内浩一代表(66)は「地元に暮らしているからこそ、届けられる情報を掲載できた。京都の活性化の一助にしたい」と話している。


6/17 京都新聞



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日本新聞博物館で「開港5港と新聞」展-新聞は開港場に生まれる

2009-06-21 05:00:00 | 展示会・イベント
 「日本新聞博物館 ニュースパーク」(横浜市中区日本大通11)は、開港5都市に生まれた新聞の歴史をたどる企画展「開港5港と新聞」を開催している。

 同展示は、横浜が今年6月に国際貿易港として開港してから150周年を迎えたことを記念して企画されたもので、1858(安政5)年の日米修好通商条約により開港した横浜、長崎、函館、神戸、新潟で発行されている新聞6紙の協力を得て実現。開港5都市に生まれた新聞の歴史に焦点を当て、幕末期に誕生した新聞を中心とする約200点の資料により、開港による人や海外情報、文化の流入など新聞誕生における開港の意味に迫る。

 関連イベントとして6月20日に「開港5港と新聞」の開催記念講演会「新聞は開港場に生まれる」を開催。上智大学名誉教授の春原昭彦さんが「開港と新聞の誕生」をテーマに、上智大学文学部教授の鈴木雄雅さんが「外国人居留地と新聞」について講演する。会場は、2階ニュースパークシアターで定員120人(要事前申込み先着順・聴講無料、当日は博物館の無料見学可能)。申込み方法は当館ホームページより。

 入場料は、一般・大学生=500円、65歳以上=400円、高校生=300円、小・中学生無料。開館は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜日休館。企画展は2階企画展示室で7月20日まで。

 同展示担当者の平野新一郎さんは「記念講演会では、新聞誕生に開港が与えた影響や、居留地で発行された英字新聞が果たした役割など、幕末・明治期の新聞事情についてお話いただきます。あわせて企画展をご覧いただければ、開港と新聞との深い関わりについて、いっそう知識を深めていただけると思いますので是非ご来場ください」と話す。

 日本新聞博物館は日刊新聞発祥の地である横浜市に2000年10月に開館。常設展示として、新聞の歴史や新聞がつくられるまでを紹介するほか、企画展示室ではテーマに沿った展示を行っている。また、パソコンで新聞の製作体験ができる「新聞製作工房」や全国の主要紙を閲覧できる「新聞ライブラリー」が併設されている。同博物館がある横浜情報文化センターの8階には、放送番組を収集・保存して一般にも公開している「放送ライブラリー」が入居している。

6/10 ヨコハマ経済新聞


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幕末から明治維新の文書や画像…3万4600点をHPで公開

2009-06-20 05:00:00 | 幕末ニュース
◇県内10資料館所蔵データ、学習などに活用して

 県は今年度から、幕末から明治維新にかけての文書や画像など計約3万4600点のデータを県のホームページ上で公開している。県内10の資料館が所蔵するもので、吉田松陰や初代総理大臣の伊藤博文、高杉晋作ら郷土ゆかりの人物の画像なども。学校、郷土学習での活用や、幕末維新期に興味を持つ人に県内を訪れるきっかけにしてもらうことが狙い。

 「幕末維新関係資料等データベース」で、県文化振興課のホームページからリンクされている。収蔵施設と資料点数は、県文書館(山口市、約1万6200点)▽岩国徴古館(岩国市、約6500点)▽村田清風記念館(長門市、約5200点)▽毛利博物館(防府市、約2600点)▽下関市立長府博物館(約1500点)――など。

 天保期から明治中期(1830年~1890年)までの文書(書簡、書籍)や絵画、写真などの作成者、作成年代、収蔵施設名を記し、約500点は画像データも公開している。施設ごとやフリーワードでの検索もできる。

 県は3年かけて目録整理などの準備を続けてきたという。5月は前半だけで約100件のアクセスがあった。文化振興課は「山口は幕末維新期に活躍した志士を数多く輩出した。興味を持った人が県内の資料館に足を運ぶことにもつながってほしい」とする。


6/13 毎日新聞


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大河ドラマ、龍馬の次は徳川家光の母が主人公

2009-06-19 05:00:00 | 幕末ニュース
 NHKは17日、2011年の大河ドラマの内容を発表。タイトルは「江(ごう)~姫たちの戦国~」で、織田信長の妹・お市の三女であり、徳川二代将軍・秀忠の正室、三代将軍・家光の生母である「江(ごう)」の生涯を描く。

 江(ごう)は近江国小谷城主・浅井長政と、信長の妹・お市の方の三女、歴史上名高い“浅井三姉妹”の末妹として生まれる。長女の淀(よど)は豊臣秀吉の妻に、次女の初(はつ)は徳川方の京極高次に嫁ぐ。主人公である三女の江は徳川二代将軍・秀忠に嫁ぎ、姉・淀の豊臣家と敵対することになる。

 NHK大河ドラマ第50作目となるこの作品は、08年の「篤姫」を手掛けた脚本家、田淵久美子がオリジナルドラマを書き下ろす。

 なお、来年2010年の大河ドラマには歌手兼俳優、福山雅治(40)が主人公・坂本龍馬を演じる「龍馬伝」が決定している。


6/17 サンケイスポーツ


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萩-彦根 因縁払拭 友好築く 市長、井伊家ら 松陰の墓参り計画

2009-06-18 05:00:00 | 幕末ニュース
 江戸時代末期、安政の大獄(1858~59年)で吉田松陰ら尊皇攘夷派を弾圧した幕府大老、井伊直弼(なおすけ)(1815~60年)の国元にあたる滋賀県彦根市の獅山向洋市長が8月下旬、市の人気キャラクター、ひこにゃんや市民とともに、山口県萩市を訪れ、松陰の墓を参る計画を進めていることがわかった。11月には萩市長らが彦根市を訪問する予定もあり、幕末の因縁が約150年の歳月を経てようやく晴れると期待されている。

 彦根市は「桜田門外の変」で直弼を殺害した水戸藩浪士の地元、水戸市と昭和43年に親善都市提携を結んでいる。しかし、直弼が処罰した尊皇攘夷派側の自治体とは、これまで目立った交流をしてこなかった。

 彦根市は昨年から開催中の観光イベント「井伊直弼と開国150年祭」を機に、獅山市長が尊皇攘夷派の志士を生んだ都市との友好親善を発案。吉田松陰の墓参について萩市に打診したところ、萩市側は松陰ゆかりの団体の関係者らが出迎えることになった。

 墓参には公募の市民と井伊家18代当主で、彦根城博物館の井伊直岳館長も参加するという。

 獅山市長は「開国150年を機に心のわだかまりを解き、萩市や他の都市とも市民同士の友好関係を築きたい」と話している。

6/10 産業経済新聞社


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箱館奉行所 維新の舞台、138年ぶり復元中 北海道

2009-06-17 05:00:00 | 幕末ニュース
 北海道函館市が来年夏の完成を目指して国の史跡五稜郭跡で進める「箱館奉行所」の復元工事が6日、一般公開された。屋根ふきなどの外観工事はほぼ終わり、今後は内装などの作業に着手する。

 奉行所は、幕末の外交、北方警備の拠点となった五稜郭の本陣として1864年に完成。明治維新時の「箱館戦争」の舞台ともなったが、北海道開拓使本庁(札幌)建設のための材木が必要になり、1871年に壊された。

 奉行所のシンボルだった太鼓やぐらを含め、高さは16.5メートル。当時の建物約3000平方メートルのうち、約1000平方メートルが復元される。


6/6 毎日新聞


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会津藩士の慰霊碑に地元市民ら献花 金戒光明寺塔頭・西雲院

2009-06-16 05:00:00 | 幕末ニュース
 福島県会津若松市の市民が9日、京都市左京区の金戒光明寺の塔頭・西雲院にある会津藩士の墓地を訪れ、幕末の京都で命を落とした先人をしのんだ。

 京都守護職を務めた会津藩主・松平容保は金戒光明寺に本陣を構えており、会津藩と寺の関係は深い。墓地には蛤御門の変などで亡くなった257人の墓と、鳥羽・伏見の戦いで落命した115人の遺灰を納めた慰霊碑がある。

 この日は、菅家一郎会津若松市長ら市民約100人がゆかりの地を訪ねる親善事業の一環として訪れた。慰霊碑に献花した後、橋本周現・西雲院副住職が読経する中、一人ひとりが焼香して静かに手を合わせた。菅家市長は「会津人としてこの墓地は特別な場所であり、大切に思われている方も多い」と話した。

6/9 京都新聞


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