「龍馬と下関」展：開幕 愛用品、直筆書状など公開

　坂本龍馬の愛用品や直筆書状などを公開する企画展「坂本龍馬と下関」が３日、下関市長府川端の長府博物館で始まった。来年放送のＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」を前に、龍馬が妻お龍（りょう）と過ごした下関とのゆかりの深さがうかがえる。来年１月３１日まで。

　龍馬は長府藩士の印藤聿（いんどうのぶる）や三吉慎蔵と親交が深く、薩長同盟を果たした後の１８６７年、お龍を連れて現在の下関市阿弥陀寺町に移り住んだ。長府博物館は龍馬の直筆書状など８点を所蔵しており、一挙公開する。

　龍馬がしたためた里謡や暗殺前の「最後の仕事」といわれる新政府基本方針「新政府綱領八策」など、龍馬研究に取り組む古城春樹学芸員の解説と併せて楽しめる。入館は大人２００円、大学生１００円。

11/4　毎日新聞


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