goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

県有形文化財:松陰の絶筆、肖像画など754点を指定へ 実像に迫る貴重資料 

2009-11-01 00:01:00 | 幕末ニュース
◇没後150年

 県文化財保護審議会は26日、幕末の思想家、吉田松陰や吉田家にまつわる書状、肖像画など県文書館所蔵の資料754点を、県の有形文化財に指定することを決めた。松陰の生涯にわたる資料が、時代的に偏ることなく含まれている点が評価された。

 資料の目玉は肖像画と、処刑直前の絶筆。肖像画は松陰が主宰した私塾「松下村塾」の門下生が1859年に絹地(縦99センチ、横35センチ)に描いたもので、絵の上部に、松陰が自らの思いをつづっている。絶筆は同じ年の10月、安政の大獄で処刑される直前、手元にあった紙(縦33センチ、横24センチ)に「嬉(うれ)しかりける」と、処刑への充足感をしたためた。

 資料は吉田家が1954年、県に寄贈。県立山口図書館での整理を経て、県文書館が05年度に形状などを調査。松陰の没後150年に合わせて文化財登録を諮問した。

 幕末期にまつわる歴史資料の県文化財指定は初めて。社会教育・文化財課は「江戸遊学中の費用録(家計簿)など、日々の行動が詳細に分かる資料も含まれており、松陰の実像を知る意味で貴重」と話している。

 肖像画と絶筆は11月1日まで、山口市後河原の県文書館で特別公開される。入館無料。問い合わせは同館(083・924・2116)。

10/27 毎日新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。