◆福井市立郷土歴史博物館
徳川家定の正室、天璋院篤姫ゆかりの品などを集めた春季特別展「大奥」が、福井市宝永の市立郷土歴史博物館で開かれている。
同博物館が同市足羽から移転して5周年になるのを記念し開催。12日までの前期と、14日から5月6日までの後期に分け、展示品を入れ替えながら約100点を紹介する。
前期では、着物や化粧道具など約80点を展示。篤姫が輿(こし)入れの際に持参したという、精巧なつくりの将棋盤のミニチュアなどのひな道具や、徳川家茂の正室、和宮が着用したと伝えられる、白地に菊や葵などの模様を施した打ち掛けなどがあり、来館者の目を引いていた。
このほか、篤姫が和宮に送った礼状もあり、友人と訪れた同市内の主婦(66)は「大奥は華やかだけれど、手紙を見ていると、気配りが必要で苦労も多かったのだろうと思う」と話していた。
開館時間は午前9時~午後7時。13日は休館。観覧料は大人600円、高校・大学生500円。問い合わせは同博物館(0776・21・0489)。
4/1 読売新聞社
徳川家定の正室、天璋院篤姫ゆかりの品などを集めた春季特別展「大奥」が、福井市宝永の市立郷土歴史博物館で開かれている。
同博物館が同市足羽から移転して5周年になるのを記念し開催。12日までの前期と、14日から5月6日までの後期に分け、展示品を入れ替えながら約100点を紹介する。
前期では、着物や化粧道具など約80点を展示。篤姫が輿(こし)入れの際に持参したという、精巧なつくりの将棋盤のミニチュアなどのひな道具や、徳川家茂の正室、和宮が着用したと伝えられる、白地に菊や葵などの模様を施した打ち掛けなどがあり、来館者の目を引いていた。
このほか、篤姫が和宮に送った礼状もあり、友人と訪れた同市内の主婦(66)は「大奥は華やかだけれど、手紙を見ていると、気配りが必要で苦労も多かったのだろうと思う」と話していた。
開館時間は午前9時~午後7時。13日は休館。観覧料は大人600円、高校・大学生500円。問い合わせは同博物館(0776・21・0489)。
4/1 読売新聞社