基本的に出張なので、観光の時間はなかったのだけど、
タイの同僚が、時間を見つけて、少し散歩に連れて行ってくれた。
エアポートをモチーフにしたショッピングモールでは、
フロアごとに、国のコンセプトがあって、
なぜか「巣鴨」でおしゃれな洋服が売られていた。コンセプト、ずれてないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/98/d4574f747ddfdc0a81fc1e653f7bb6ae.jpg)
日本と言うと、やはり相撲なのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/9a/e8dd5d28fa149ee730f1c98397452a8e.jpg)
エアポートだから、もう1つのiPhoneをすられないように注意した。
ケーキが売られていたのだけど、身体にも味もまずそうな色味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/36/eebf87a44c760de226f27b7450770893.jpg)
で、そのあと「やっぱり屋台でしょう」ということになって、友人おススメのお店へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cb/cee3da45500bfeafb8b042585f9ab184.jpg)
混んでいたので、白人さんと相席に。
アメリカ人のおじさんで、冬になるとタイに来ると言っていた。
バンコクに住んでいるのか?と聞かれたので、同僚はバンコク、私は上海、と答えたら、
日本人はいつからそんなに国際的な民族になったんだ、とのこと。
そして、私に向かって、君はなぜ中国なんかに、と言うので、
中国語が話せるから、上海のオフィスで働いてるんだ、と答えたら、
中国人が好きなのか?と。
顔をしかめたら、やっぱりそうだろう、という答えが返ってきた。
日米同盟、健在。
さて、土曜日には、夕方から時間が空いたので、またまた同僚に付き合ってもらい念願のワット・アルンへ。
行く道すがら、盛り上がっていたら、猫がうるさがっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3f/ed863b518a70aee0e141f65dd3236396.jpg)
そうだ。中国ではないのだから、話し声はもっと静かにしなければ。
で、心を落ち着けて、ワット・アルンに近づいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2a/c16342c185bc62b99e773468a119c43c.jpg)
三島由紀夫の『豊饒の海』を大学生の頃に読んでから、ずっと近くで見たかった暁の寺。
タイ4回目にして、初めて念願がかなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a0/bd61e615537a4401e321bb8cb5a2ef76.jpg)
タイルが太陽の光を反射する、って、こういうことだったんだ~!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/98/99094662a9575bd40e70ab71185f6f65.jpg)
そういえば、アンコールワットの塔から降りる時も、あまりの急勾配でこわかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dd/9aa8015fbe929b5dfdef249c88d6938f.jpg)
暁の寺と言うけれど、夕暮れに見るのがおススメとガイドブックには書いてあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/fa/fd4357b67baff421577103fba32c0c5d.jpg)
思わずボーッと眺め、暮れる空を眺めた。
月の光(ジン・ジャン)に出会えるかと思ったけど、月は見えなかった。
それにしても、いまバイセクシャルな国となったタイ。
三島は『豊饒の海』で、ジン・ジャンをなぜレズビアンとして設定したのだろう。
あの頃からタイはそういう国だったのか、または・・・。
ワット・アルンの近くからチャオプラヤ川を渡る船に乗って、対岸へ。
船の上から手を合わせて祈った。
私は身の丈を超えた欲を出したから、iPhoneを失った。
そして、日本人の同僚には心配させたら悪いし、仕事に集中しないといけないし、
もっと言うと、タイ人スタッフに、2台あるうちの1台をすられた、なんて贅沢な話、
とてもじゃないけど、できないと思った。
これからは、こうした欲を自制するから、どうか力を貸してほしい、
嫉妬や欲望からはなれられるようにと、ワット・アルンに祈った。
そして、
なんだかご褒美をもらったようなことがあった。
チャオプラヤ川の対岸にあるカフェの特等席が空いていた。
観光地で土曜の夜なのに、絶好の位置から、ワット・アルンを眺めながら食事をすることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/41/6fee859525f96365932de3b8c45ccde1.jpg)
そして、涅槃仏で有名なワット・ポーのライトアップを観に行ったら、
1つだけ、入り口が開いていた。
門衛さんはいるけれども、中に入れるし、チケットも買う必要がない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/57/3a5c274f2060a867b3f3744b85188624.jpg)
こんな景色を静寂の中で味わうことができた。
同僚と、野良猫が3匹くらい。
あとは、ワット・ポーに住んでいるらしき数人の家族。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9e/01524cd63b936ad16b9d8d82d404c9b6.jpg)
多くの阿弥陀如来が囲む回廊を歩き、黄金の煌めきに包まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/c0bee66e242378d53f2ea55d4688873f.jpg)
涅槃仏は、見ることができなかったけど、ニルヴァーナが素晴らしい境地だということは、
心の底から感じ取った。
その後、王宮の方角に歩いて行くと、夜店が出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/bd5f1ffdfa5548500d79291cad83e78c.jpg)
路上で刺青を入れている人がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c9/596892cf16346d29f1bac0d546d615f4.jpg)
そして、多くの盗品とおぼしきスマホが売られていた。
基本はサムソンのギャラクシーかiPhone。
しかも、最高裁判所の前の通りで。
もし、ここで私のiPhoneに再開したら、いくらで買い戻そうか、と考えた。
でも、ぜんぜん怒る気はしなかった。
翌日の日曜日。
はじめて1人で昼食を食べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/04/dc7d7a5904365a6e8935c9cb12ce3c27.jpg)
ヌードル50バーツ(約150円)。
店員のお姉さんは、私が外国人だから、かえって誠実に対応してくれた。
こういうやさしさが、中国とは違う。
バンコクに住みたいなあ、と思った。
タイの同僚が、時間を見つけて、少し散歩に連れて行ってくれた。
エアポートをモチーフにしたショッピングモールでは、
フロアごとに、国のコンセプトがあって、
なぜか「巣鴨」でおしゃれな洋服が売られていた。コンセプト、ずれてないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/98/d4574f747ddfdc0a81fc1e653f7bb6ae.jpg)
日本と言うと、やはり相撲なのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/9a/e8dd5d28fa149ee730f1c98397452a8e.jpg)
エアポートだから、もう1つのiPhoneをすられないように注意した。
ケーキが売られていたのだけど、身体にも味もまずそうな色味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/36/eebf87a44c760de226f27b7450770893.jpg)
で、そのあと「やっぱり屋台でしょう」ということになって、友人おススメのお店へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cb/cee3da45500bfeafb8b042585f9ab184.jpg)
混んでいたので、白人さんと相席に。
アメリカ人のおじさんで、冬になるとタイに来ると言っていた。
バンコクに住んでいるのか?と聞かれたので、同僚はバンコク、私は上海、と答えたら、
日本人はいつからそんなに国際的な民族になったんだ、とのこと。
そして、私に向かって、君はなぜ中国なんかに、と言うので、
中国語が話せるから、上海のオフィスで働いてるんだ、と答えたら、
中国人が好きなのか?と。
顔をしかめたら、やっぱりそうだろう、という答えが返ってきた。
日米同盟、健在。
さて、土曜日には、夕方から時間が空いたので、またまた同僚に付き合ってもらい念願のワット・アルンへ。
行く道すがら、盛り上がっていたら、猫がうるさがっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3f/ed863b518a70aee0e141f65dd3236396.jpg)
そうだ。中国ではないのだから、話し声はもっと静かにしなければ。
で、心を落ち着けて、ワット・アルンに近づいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2a/c16342c185bc62b99e773468a119c43c.jpg)
三島由紀夫の『豊饒の海』を大学生の頃に読んでから、ずっと近くで見たかった暁の寺。
タイ4回目にして、初めて念願がかなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a0/bd61e615537a4401e321bb8cb5a2ef76.jpg)
タイルが太陽の光を反射する、って、こういうことだったんだ~!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/98/99094662a9575bd40e70ab71185f6f65.jpg)
そういえば、アンコールワットの塔から降りる時も、あまりの急勾配でこわかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dd/9aa8015fbe929b5dfdef249c88d6938f.jpg)
暁の寺と言うけれど、夕暮れに見るのがおススメとガイドブックには書いてあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/fa/fd4357b67baff421577103fba32c0c5d.jpg)
思わずボーッと眺め、暮れる空を眺めた。
月の光(ジン・ジャン)に出会えるかと思ったけど、月は見えなかった。
それにしても、いまバイセクシャルな国となったタイ。
三島は『豊饒の海』で、ジン・ジャンをなぜレズビアンとして設定したのだろう。
あの頃からタイはそういう国だったのか、または・・・。
ワット・アルンの近くからチャオプラヤ川を渡る船に乗って、対岸へ。
船の上から手を合わせて祈った。
私は身の丈を超えた欲を出したから、iPhoneを失った。
そして、日本人の同僚には心配させたら悪いし、仕事に集中しないといけないし、
もっと言うと、タイ人スタッフに、2台あるうちの1台をすられた、なんて贅沢な話、
とてもじゃないけど、できないと思った。
これからは、こうした欲を自制するから、どうか力を貸してほしい、
嫉妬や欲望からはなれられるようにと、ワット・アルンに祈った。
そして、
なんだかご褒美をもらったようなことがあった。
チャオプラヤ川の対岸にあるカフェの特等席が空いていた。
観光地で土曜の夜なのに、絶好の位置から、ワット・アルンを眺めながら食事をすることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/41/6fee859525f96365932de3b8c45ccde1.jpg)
そして、涅槃仏で有名なワット・ポーのライトアップを観に行ったら、
1つだけ、入り口が開いていた。
門衛さんはいるけれども、中に入れるし、チケットも買う必要がない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/57/3a5c274f2060a867b3f3744b85188624.jpg)
こんな景色を静寂の中で味わうことができた。
同僚と、野良猫が3匹くらい。
あとは、ワット・ポーに住んでいるらしき数人の家族。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9e/01524cd63b936ad16b9d8d82d404c9b6.jpg)
多くの阿弥陀如来が囲む回廊を歩き、黄金の煌めきに包まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/c0bee66e242378d53f2ea55d4688873f.jpg)
涅槃仏は、見ることができなかったけど、ニルヴァーナが素晴らしい境地だということは、
心の底から感じ取った。
その後、王宮の方角に歩いて行くと、夜店が出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/bd5f1ffdfa5548500d79291cad83e78c.jpg)
路上で刺青を入れている人がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c9/596892cf16346d29f1bac0d546d615f4.jpg)
そして、多くの盗品とおぼしきスマホが売られていた。
基本はサムソンのギャラクシーかiPhone。
しかも、最高裁判所の前の通りで。
もし、ここで私のiPhoneに再開したら、いくらで買い戻そうか、と考えた。
でも、ぜんぜん怒る気はしなかった。
翌日の日曜日。
はじめて1人で昼食を食べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/04/dc7d7a5904365a6e8935c9cb12ce3c27.jpg)
ヌードル50バーツ(約150円)。
店員のお姉さんは、私が外国人だから、かえって誠実に対応してくれた。
こういうやさしさが、中国とは違う。
バンコクに住みたいなあ、と思った。
ワタシはバンコクの路上で
みちゅあみをしてもらいました。