ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

最後は人との出会い

2010-05-12 17:02:12 | Weblog
ここ数日、プライベートでいろいろな営業さんとお会いしている。
これまであまりお会いすることのなかった業種の営業さんに顧客としてお会いすると、
いろいろと教わることがある。

私は電話で話すのがあまり好きではないし、
日中はこちらも仕事をしていることが多いので、まずメールで申し込みなり問合せをする。

自分の仕事でも思うけれど、メールの対応というのは、なかなか難しい。
相手が文字として書いたことを的確に読み取って、
しかも潜在的なニーズを予測し、次に繋がるような返事をしなければならない。

文字だけであっても、不満や不信は伝わるものなので、
相手に好印象を与え、数あるサービスのなかから自分を選んでもらう、というのは、
言葉による会話以上に難しい。

特に、まずメールで問い合わせる人は、
「しつこくされたらイヤだ」
「相手がどんな人かわからないのに、電話番号を知られたくない」
「文字に残さないと不安だ」
と、思っていることが多いのだから、
相手に少しでも不安や不便を与えたなら、素早く謝り、
相手が求めているかたちで情報提供をしなければならない。
「うちの会社はこうなんだから、こうしてもらわないと・・・」という
尊大なそぶりが少しでも見えると、
積極的になにかをされたわけではなくても、私は少しムッとする。

読む手間を与えずに、かつ丁寧に相手がほしがっている情報を的確に与えること。
一度納得して、ある程度信頼すれば、電話番号も教えるし、個人情報もある程度は開示する。
というか、積極的に私のニーズを話し、
ぜひ協力してもらいたいし、あなたの成績になるといい、という気持ちにもなる。

ここまでに距離が縮まるには、最初の1~2回のメール対応に大きく左右されるし、
はじめて会った時の印象でほぼ決まる。
そして、気持ちのいい人に出会ったら、それだけで嬉しくなるし、
私の気持ちもどんどん前向きになる。

最後はやはり人との出会いなんだよな。なんでも。


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