ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

不思議

2014-06-10 23:05:52 | Weblog
私はピアスの穴を開けていないのだが、
まさか開けていないなんてと思ってもみないらしい友人たちが、
いろいろとピアスをくれるので、
いまさらだけど、やっぱり開けようかなあ、と思う今日この頃。
でも、開けるとしたら、日本に帰ってからにしよう。

さて、中国はそろそろ新卒の人たちが社会人になる季節。
リクルートスーツのようなものはないので、
誰が新人で、誰がそうでないかは、一見した感じではわからない。
老いも若きも、みんな普通に短パンやジャージで来るし、
形式なんていうものは、ないのが中国だから。
女子は化粧すらしていない。

今日、日本人の友人と、
どんな人だったら採用するかね、という基準を話していて、ふと気がついた。

中国人は、面接に来た時が、マックス出来る状態で、
入社してからは、能力がゆるやかに下降して行き、
最後には仕事をしない人になる、という共通項があることだ。

1年経って成長したね~という人はごくわずか、ほんのほんの一握りで、
あれれ?新卒の頃は真面目にやってて、そこそこできてたのに、
なんでいま、できなくなっちゃったの?という人が続出する。

仕事はできたら損だ、というか、できる人は損をする、というか、
頭のいい人は仕事をしない、という感覚なんだろうと思う。中国人は。
で、頭がいいわけではないのに、頭がいいふりをして、仕事をしないから、
どんどん能力が0に向かって下降して行くことになる。

でも、本人は「仕事をしない」という面子を保っているわけなので、
そんな自分に結構酔っている。

本当に不思議な人たちだと思う。

ただし、履歴書に書けるような英会話とか経理とか、
単体の資格系には結構一生懸命になる。
仕事中でも、勉強していることがある。

つまり、面接がマックスだからだ。
不思議な社会だなあ、と思う。


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