ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

プチ嬉しいこと

2011-01-25 21:56:50 | Weblog
今日の帰り、新宿駅で電車をおりようとしたら、
ホーム側にお父さんと小さな男の子2人が立っていた。

お父さんは、男の子の手をしっかりと握り、
男の子が今にも電車に飛び込んで席を確保しようとしているところを、
グッとおさえていた。

なんて、しつけをしっかりする父親なんだろう、と思ったら、
中国語を話していた。

お父さん 「降りる人が終わったら乗りなさい」
たぶん長男「もう、ほとんど降りたよ」
お父さん 「いや、まだ人が来るだろう」
最後のひとりがまさに降りた瞬間に、
長男&次男「もういいでしょ!」
お父さん 「走らず、ゆっくり歩きなさい」

なんだか嬉しくなった。
日本で、日本人のマナーをもって、子どもをしつけている中国人の父親がいる。
それに、
日本でも最近は、人前で親が子どもをしかることが減った。
特に父親が子どもを注意しているところなんて、ほとんど見かけない。
嫌われたくないから、子どもに気をつかっているんじゃないかと思うことがあるくらいだ。

そういえば先日、
隣の席の派遣さんたちの私語が、
朝から業務と関係ないことで、ちょっと過ぎるかな、と思い、
しかも周囲の社員さん(すべて男性)は、注意するふうでもなかったので、
「ごめん、気が散るんだけど」と注意したら、
それ以来、片方の人は、「おはようございます」「お先に失礼します」のどれにも
まったくもって無視で返してくるようになった。
私と同年齢なんだけど、まるで女子高生みたいだなあ、と、少し面白い。

日本人だからといってマジメで勤勉とも限らない。
人は、自分に対して甘いものだから、
どんなに能力が高くても、他人を侮ってサボることもある。
まったくもって、3人行けば我が師を得るものだ。


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