昨晩から今日の昼にかけて、久しぶりによく寝た。
正月の風邪ダウン以降、中国の8連続出社日に、
かなりのダメージを受けていたらしい。
私の周囲の人は、
当然ながら日本と中国の両方に関わりながら生きている人たちばかりなので、
最近話題に上るのは、やはり日本の方向性と、
あと子どもがいる人たちは、子どもたちの将来について。
・将来、うちの子が徴兵にとられるようになったらどうしよう。
・ハーフなんだけど、どっちの学校に入れたらいいだろう。
みんな結構真剣に悩んでいる。
そして私たちの世代は、
これで憲法改正して変なことになったら、いよいよ中国の就労ビザが出なくなる。
私はおそらく、日本に帰っても職がない。
そして中国でも働けないのなら、
もっと違う、遠い国に行かなければならないのだろう。
駐在員の人たちだって、
会社がこれまで20年かけて築いてきたものが一気に失われる。
たとえ人は無事に引き上げたとしても工場は置いて行かなければならないし、
同時に巨大な市場も失う。
日本の工場が軍事転用されて、そこで製造された兵器が日本人を襲う。
朝鮮戦争のとき、アメリカ軍に対して人民解放軍が使った武器のほとんどは、
援蒋ルートでアメリカが大量に送り込んだ、アメリカ製の武器だったように。
また、市場を失うという意味ではサービス業も同じ。
結局は会社が行き詰まって職を失う可能性がある。
中国にもリスクはある。
でも、これから内需に期待できる中国と、外に出なければならない日本では、
どちらのリスクのほうが大きいだろうか。
華僑ネットワークも含めたら、
それこそアジア全域を失う可能性があり、韓国もしくはヨーロッパの技術大国が
漁父の利を得るだろう。
ただ、心のどこかで、
もう一度敗戦をちゃんとやり直したらいいんじゃないか、という気もする。
でもこれは、子どもがいないから無責任に言えることだとも思う。
もしかして強硬派の人たちは、尖閣諸島辺りで小競り合いがあるだけで、
本土は大丈夫だと思っているのだろうか。
中国と日本が戦争をする場合、それはアメリカとテロとの戦争とは
まったく意味合いが違うものになる。
国家対国家、しかも相手は共産主義の国なのだから、
どちらかの国体が解体されるまで続く。
もしくは、中国は日本が立ち上がれなくなるまではやめない。
これは過去の恨みのせいではなくて、今後のビジネスのため。
世界にまだ残る神話「Made in Japan」、
そして世界の警察アメリカに勝った兵器と兵士であれば、
いまだ紛争が残る地域に、兵士ごと高く売ることができる。
恩給を払わなくてもよくなるし、一石二鳥だろう。
どちらが失う物が少なくて、得る物が多い戦いになるか。
これは、政治でもイデオロギーでもなく、ビジネスの話なんだ。
相手が論点をすり替えてきているのに、
みすみす乗せられるなんて、まったく愚の骨頂だ。
なんていうことを日本で話すと、白い目で見られるよ、と
この週末に来ていた日本の友人に言われた。
あ~あ、来年の今頃は、こんなレストランで四川料理に舌鼓なんてことも
できなくなるかもしれないなあ。
麻婆豆腐美味しかったなあ。
3月にオープン予定の上海電影制片廠では、現在突貫工事進行中。
映画が何のために作られるのか、というと、こういうことだ。
作業員さんの疲れた後ろ姿が、なんともいえない哀愁。
そして、いつの間にか世界のアイドルとなったキティちゃん。
その専門ショップが上海にもある。
キティちゃんは、口がないから食べ物が食べられないし、
話もできない(テレパシーが使えれば言いたいことは言えるだろう)。
ということで、小さいころから苦手だ。
さて、これからどうするかなあ。
正月の風邪ダウン以降、中国の8連続出社日に、
かなりのダメージを受けていたらしい。
私の周囲の人は、
当然ながら日本と中国の両方に関わりながら生きている人たちばかりなので、
最近話題に上るのは、やはり日本の方向性と、
あと子どもがいる人たちは、子どもたちの将来について。
・将来、うちの子が徴兵にとられるようになったらどうしよう。
・ハーフなんだけど、どっちの学校に入れたらいいだろう。
みんな結構真剣に悩んでいる。
そして私たちの世代は、
これで憲法改正して変なことになったら、いよいよ中国の就労ビザが出なくなる。
私はおそらく、日本に帰っても職がない。
そして中国でも働けないのなら、
もっと違う、遠い国に行かなければならないのだろう。
駐在員の人たちだって、
会社がこれまで20年かけて築いてきたものが一気に失われる。
たとえ人は無事に引き上げたとしても工場は置いて行かなければならないし、
同時に巨大な市場も失う。
日本の工場が軍事転用されて、そこで製造された兵器が日本人を襲う。
朝鮮戦争のとき、アメリカ軍に対して人民解放軍が使った武器のほとんどは、
援蒋ルートでアメリカが大量に送り込んだ、アメリカ製の武器だったように。
また、市場を失うという意味ではサービス業も同じ。
結局は会社が行き詰まって職を失う可能性がある。
中国にもリスクはある。
でも、これから内需に期待できる中国と、外に出なければならない日本では、
どちらのリスクのほうが大きいだろうか。
華僑ネットワークも含めたら、
それこそアジア全域を失う可能性があり、韓国もしくはヨーロッパの技術大国が
漁父の利を得るだろう。
ただ、心のどこかで、
もう一度敗戦をちゃんとやり直したらいいんじゃないか、という気もする。
でもこれは、子どもがいないから無責任に言えることだとも思う。
もしかして強硬派の人たちは、尖閣諸島辺りで小競り合いがあるだけで、
本土は大丈夫だと思っているのだろうか。
中国と日本が戦争をする場合、それはアメリカとテロとの戦争とは
まったく意味合いが違うものになる。
国家対国家、しかも相手は共産主義の国なのだから、
どちらかの国体が解体されるまで続く。
もしくは、中国は日本が立ち上がれなくなるまではやめない。
これは過去の恨みのせいではなくて、今後のビジネスのため。
世界にまだ残る神話「Made in Japan」、
そして世界の警察アメリカに勝った兵器と兵士であれば、
いまだ紛争が残る地域に、兵士ごと高く売ることができる。
恩給を払わなくてもよくなるし、一石二鳥だろう。
どちらが失う物が少なくて、得る物が多い戦いになるか。
これは、政治でもイデオロギーでもなく、ビジネスの話なんだ。
相手が論点をすり替えてきているのに、
みすみす乗せられるなんて、まったく愚の骨頂だ。
なんていうことを日本で話すと、白い目で見られるよ、と
この週末に来ていた日本の友人に言われた。
あ~あ、来年の今頃は、こんなレストランで四川料理に舌鼓なんてことも
できなくなるかもしれないなあ。
麻婆豆腐美味しかったなあ。
3月にオープン予定の上海電影制片廠では、現在突貫工事進行中。
映画が何のために作られるのか、というと、こういうことだ。
作業員さんの疲れた後ろ姿が、なんともいえない哀愁。
そして、いつの間にか世界のアイドルとなったキティちゃん。
その専門ショップが上海にもある。
キティちゃんは、口がないから食べ物が食べられないし、
話もできない(テレパシーが使えれば言いたいことは言えるだろう)。
ということで、小さいころから苦手だ。
さて、これからどうするかなあ。
欧州主要国では徴兵制は次々と廃止されています
海外派兵に積極的な英国の人口は日本より少ないですが、志願制です
装備の近代化により「量より質」という流れは止めようがありません
>国家対国家、しかも相手は共産主義の国なのだから、どちらかの国体が解体されるまで続く。
朝鮮戦争では米中は戦火を交え血みどろの戦いをしまたが、どちらの国体も解体されませんでした
尖閣での武力衝突では、日本(及び米国)の勝利の条件は「尖閣の実効支配の継続」であり、尖閣さえ守れればそれ以上の軍事行動は必要ありませんし、そもそも自衛隊に中国本土を本格侵攻できる軍事力はありません
また、米国が日本の尖閣諸島のために中国共産党を解体するまで攻撃する理由もありません
そこまで日本のためには戦わないでしょう
なるほど、そうですね。
日本は、一応西側ですから、食い止められるかもしれません。
でも中国は、人権や個人資産への考え方が日本とは大きく異なりますから、同じ土俵で戦っているつもりが、全然相手が考えていたことは違った、となりかねないと思います。
そのあたり、泥沼にならないか、やはり心配です。