ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

夏休みが恋しい

2012-08-22 23:43:49 | Weblog
ああ、やはり今日も、本を持って帰ってくるのを忘れた。

いま読みかけの本が面白いから、もうこれはしょうがない。
仕事中、サボっていないだけマシだという気もする。

中国にはお盆休みがないので、夏休みはない。
そろそろ暑さでバテて来たので、会社の中国人に、
「どうして中国には夏休みがないの!」と言ったら、
「学生はあるよ」と、笑いながら言われた。

だからと言って、もういまさら学生には戻れないわけだし、
上海は、結構暑いわけだから、
ぜひ共産党のみなさんには、迷信などと言わずお盆休みを作ってほしい。
自分たちは特権階級だから、快適なオフィス、快適な住居、快適な別荘まであるのは
今このときだけは不問にしておくから、
たまには、私でも喜ぶような何かをしてくれてもいいんじゃないかな。
一応、税金を払っているのだから。

そして、そういうことを一般の中国人に言うと、
「共産党が、一般ピープルのためになることなんて、考えるわけないじゃん」と、
さらりと返ってくるのだけど。

不思議な国だ。

読む気を失うとき

2012-08-22 00:10:58 | Weblog
あ、今日も仕事がらみで読まなきゃと思っていた本を、会社に忘れて来た。

どうやら、まったく読む気がないらしい。
この向上心のなさ。

そういえば、学生のころも、夏休みの宿題の読書感想文は、
提出の日まで書かなかった。書けなかった。
読書自体は好きなのに、学校の推薦図書となった時点で読む気を失い、
感想文を書くために読むと思うと、ますます読みたくなくなった。

夏休み、8月の最後の1週間は、本当に気が重かった。
が、やはり宿題はやらなかった。
気が重いくらいなら、いっそのことやってしまえ、と思うのだけど、
なかったふりして、いくらでも空を見上げていられた。

いまでも点数をつけてもらうために何かをするのはすごく苦手なので、
「読め」と言われると読まず、
無造作に置かれていると読みたくなる。

昔からずっと、不特定多数が読んだ本を開くのが苦手で、
できれば新刊が読みたいと思う。
図書館の本では、必ず裏表紙をあけて、
私の前に誰が読んだのか、前はいつごろ借りられたのかを確認していた。
そして次に、余白に落書きがないか、
まさか、誰かが気に入ったところに線を引いたりしながら読んでないかを
じゅうぶんに確認してから借りた。

ああそうか。
本を読んだ感想を共有しなきゃと思うと、私は読む気を失うんだな。