映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『まほろ駅前多田便利軒』

2013-08-28 19:36:37 | Weblog
2011年 日本
監督:大森立嗣
出演:瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、横山幸汰、梅沢昌代、大森南朋、松尾スズキ、麿赤兒岡、高良健吾、岸部一徳

ある年の正月、まほろ駅前で便利屋を営むバツイチの多田啓介は、何年かぶりに同級生の行天と再会する。そのままズルズルと多田の便利軒に居候してしまった行天。なんやかや言いながらも、二人は一緒に彼らに関わる人たちの問題と向き合っていく・・・

『まほろ駅前多田便利軒』公式サイト
http://mahoro.asmik-ace.co.jp/about/

キャスト依存型の映画だろうねと、最初はだるいなぁ~って思って観てたんだけど、気が付けばズブズブト映画の雰囲気に浸ってるんだよね。で、なんていうか・・・どこか仲間に迎え入れられたような感覚があって・・・それで嬉しくなる・・・してやられたね(^^;。結局、テレビドラマも全話録画して観ちゃったしね(爆)。
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『トスカーナの贋作』

2013-08-28 19:14:36 | Weblog
2010年 仏&伊
監督:アッバス・キアロスタミ
出演:ジュリエット・ビノシュ、ウィリアム・シメル、ジャン=クロード・カリエール、アガット・ナタンソン、ジャンナ・ジャンケッティ、アドリアン・モア、アンジェロ・バルバガッロ、アンドレア・ラウレンツィ、フィリッポ・トロジャーノ、マニュエラ・バルシメッリ

南トスカーナの小さな町で贋作についての講演を終えたジェームズは、たまたま入ったギャラリーで、さっき講演に来ていた女に出会う。女はジェームズを面白い場所へ案内するという。ジェームズは「9時まで」という約束で女の提案に乗る。そして出かけた町のカフェで、夫婦と間違われた二人は、どちらからともなく、そのまま夫婦を演じ始めるのだった・・・

面白い設定だけど、ビノシュが演じる女性が全然魅力的じゃないんだよなぁ。特に母として素敵じゃない。ダメダメだけど、そこに共感できるとか、そういうのもない。二人の会話のそこここに面白いものは散りばめられているけど、全体としてちっとも気持ちよくない。キアロスタミ監督は、映画好きと言われる人たちに人気があって、批評家たちからの評価も高いみたいだけど、どうもわたしは肌が合わないなぁ。
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『悪夢のエレベーター』

2013-08-28 19:00:37 | Weblog
2009年 日本
監督:堀部圭亮
出演:内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹、斎藤工、本上まなみ、大堀こういち、芦名星、小西遼生、池田鉄洋、市川しんぺー、いけだしん、山本彩乃、長澤つぐみ、芦田昌太郎、宮下誠、いか八朗、堀井茶渡

妻が産気づいたとの知らせで、愛人のマンションから大急ぎで病院に駆けつけようとした小川だったが、突然にエレベーターが停止。刑務所帰りの空き巣の安井、推理小説マニアで自殺志願者のカオル、人の心が読める超能力者の牧原らと一緒に、狭いエレベーターに閉じ込められてしまう。非常ボタンに反応なし、携帯電話もつながらない。外部との接触を断たれた彼らは・・・

ん・・・悪くないぞ・・・。最初は、設定はアザトイし、役者さんもそんなに芸達者な人ばかりというわけじゃないし、楽しめないかなと思ったのだけど、そんなことなかったです。胡散臭さも好かったです(^^;。
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『恋愛戯曲』

2013-08-28 18:41:45 | Weblog
2010年 日本
監督:鴻上尚史
出演:深田恭子、椎名桔平、塚本高史、中村雅俊、清水美沙、西村雅彦、井上順

実際に恋をしないと良い脚本が書けない売れっ子脚本家の谷山真由美。テレビ局から依頼されたスペシャルドラマの脚本が、締め切りを過ぎても全く書けない。そこで制作局が真由美の担当につけたのが、資料室からドラマ班に移動になったばかりの冴えない中年男の向井。そして編成局が差し向けたのは、女たらしのイケメン柳原。さらに編成局はゴーストライターとして新人脚本家を用意したり、営業部も独自の動きを見せ始める。はたして谷山は、期限までに自らの手で脚本を仕上げることができるのか・・・

なんというか、面白い作りのわりに、予想通りという印象になっていたのは、それだけ監督も役者さんたちも、独自の色をもっていらして、それを観客が承知しているってことなんでしょうね。でも、劇中劇を、どこまでもダサくダサく作ったのは好かったですね。
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『半分の月がのぼる空』

2013-08-28 18:18:26 | Weblog
2009年 日本
監督:深川栄洋、
出演:池松壮亮、忽那汐里、大泉洋、濱田マリ、加藤康起、川村亮介、緑友利恵、森田直幸、太賀、螢雪次朗、中村久美、西岡徳馬

高校生の裕一は、入院先の病院で重い心臓病で長期入院している里香と出会い、二人は惹かれあう。一方、医師の夏目は、腕のいい心臓外科医でありながら、最愛の妻を心臓病で失った心の傷からメスを捨て内科医に転身。彼を頼って転院してくる患者に対しても、他の医者を紹介し、決して自ら手術を行おうとはしなくなっていた・・・

洋ちゃん目当てで観たわけだけど、この二重構造はイマイチでした。もっと普通に撮って、普通に感動させてもらいたかったな。策士策に溺れて、本質を見失った感が拭えなかったです。
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『Dearドクター』

2013-08-28 17:55:50 | Weblog
2009年 日本
監督:西川美和
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遙、松重豊、岩松了、笹野高史、中村勘三郎、香川照之、八千草薫

山の村の診療所の医師である伊野は、患者の鳥飼かづ子から頼みごとをされる。都会で医師をしている娘のりつ子に、自分の病は心配のない軽いものだと言ってほしいというのだ。娘に世話をかけたくない親心からだった。伊野はかづ子の気持ちを汲んで、りつ子に胃潰瘍だと病状の説明するが、専門知識のあるりつ子はなかなか納得しない。懸命に説明し、なんとかりつ子を納得させた伊野だったが、そのあと伊野はこつ然と村から姿を決してしまう・・・

『Dearドクター』公式サイト
http://deardoctor.jp/

資格はないけど凄腕の医師が無医村を救う・・・って話かと思っていたら、そうでもないのね。資格はなくても資格のある医師なんかよりよほど腕があり、村の人たちにも慕われ信頼されってことじゃなく、けっこう医師としてはヘナチョコなのが好かったです。何事も、全部揃っていれば、それに越したことはないけど、なかなかそうはいかない現実の中で、何かを選び何かを諦めないといけないとしたら、自分は何を選び何を断念するのかななんてことも考えました(^^;。
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