映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『かくも長き不在』

2018-12-07 10:13:22 | Weblog
1960年 仏
監督:アンリ・コルピ
出演:アリダ・バリ、ジョルジュ・ウィルソン、ジャック・アルダン、ディアナ・レプブリエ、カトリーヌ・フォントネー

テレーズは、セーヌ川の近くでカフェを営んでいた。店は流行っており、親しく付き合っている男もいたが、十六年前にゲシュタポに捕えられたまま生死も分からない夫のアルベールのことが、ずっと心のどこかにあった。ある日、店の前を通る浮浪者の顔をみたテレーズは愕然とする。夫のアルベールにそっくりなのだ。しかし浮浪者は彼女を見ても無反応で・・・確信が持てない彼女は親戚を呼び寄せて確認してもらうが、よく分からないと言われてしまう。浮浪者を夫と思い込み、彼の後を付けるようになったテレーズは、彼を店に誘ってご馳走したり親切にするのだが・・・

アリダ・バリかぁ~・・・この存在感は、日本の美人女優さんにはないものだなぁ~・・・この時代のイタリア系の美人女優さんにはよくいらっしゃるかなぁ・・・ガツンとくるというか、ドシンとくるというか、重さがあるんだよなぁ~・・・嫌いじゃない(^^)。そんなアリダ・バリが、強い女の魅力と、そんな女が抱えている弱さと可愛さを見せてくれるから、なんとも胸にくるんだよなぁ~。アリダ・バリありきの名作だなぁ~。
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