『ミッドナイトクロス』

1981年 米
監督：ブライアン・デ・パルマ
出演：ジョン・トラヴォルタ、ナンシー・アレン、ジョン・リスゴー、デニス・フランツ、
ピーター・ボイデン

Ｂ級恐怖映画専門の音響効果マンが、たまたま音を採取している時、交通事故の音を拾ってしまう。それで、政治がらみの犯罪に関わっていく・・・と、そういうお話ですね。

ん～・・・悪くはない・・・でも、特に良くもない(^^;。音響マンが主人公で、音でもって事件の真相に近づいていくっていう、隅っこから世界を見る感じの視点は嫌いじゃないです。入口は狭くても、そこからグワッと世界が広がるの、気持ちいいですから(^^)。しかも、サスペンスとしても、ちょっと違った盛り上がり方ができますものね。

でも・・・それだけかな・・・あとは普通だったかな・・・だから、悪くはないけど、特に良くもない感じで終わったのだと思います。ちゃんと作れば、必ず凄く面白くなるわけじゃにいのが、映画づくりの難しさなのかなって、他人事ながら思いました(^^;。

『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/

『恋の門』

2004年 日本
監督：松尾スズキ
出演：松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、小島聖、塚本晋也、忌野清志郎、尾美としのり、平岩紙、田辺誠一、片桐はいり、市川染五郎、皆川猿時、江本純子、大竹まこと、筒井真理子、平泉成、大竹しのぶ、高橋征也、枡野浩一、河井克夫、小森未来、三池崇史、庵野秀明、安野モヨコ、しりあがり寿、山本直樹、内田春菊、ジョージ朝倉、井口昇、秦寛憲、神谷誠、永松修、小日向文世

紙ではなく石に漫画を描く門と、コスプレマニアの恋乃・・・ラブストーリーのような、そうでないような(^^:。

原作は、羽生生純さんの漫画『恋の門』。これが、松尾さんの初監督作品なんですね。うむ(^^;。

なんだろう・・・なんか、すごく惜しい感じ。ってか、松尾さんの作品って、いっつもそんな感じがするんですよね。そうそう・・・タイプは違うけど、新藤兼人監督の作品を見たときも、それと同じような気持ちになりますね。特別なものは感じるんだけど、作り手が作品を自分から手放し切っていないがために、観客として楽しみきれないとでもいうのかな。だから、絶賛はできないんだけど・・・捨てきれない・・・非常に厄介な映画です(^^;。

『恋の門』公式サイト
http://www.koinomon.com/index.html


『OBERON日記』
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『生声日記』
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