オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

リボンローズにフリフリレース・・・♪10/16更新予定新作速報&お祝い会

2011-10-15 | お出かけ♪

知る人ぞ知る、串かつの老舗「五味八珍」に行ってきました。

ここは父親の行きつけで、実家にいるころは、わたしも何度か連れて行ってもらいましが、もう何年も来ていませんでした。まさに「串かつ」の元祖的存在、ここの串かつを食べると、他では食べられません^m^

てか、庶民の味方・串かつがこんなに高尚なものであってよいのか? ! と半ば驚かされちゃう。

堂々たるレンガ造りのアンティークな店構えで、看板も極控えめなので、見落とす人も多い。たとえ、ここが串かつの店だとわかっても、一見さんにはこの上なく入りにくいような^_^;

背後に飾ってあるのは様々なタイプの「銃」でしたが、知識がないので何が何やらわかりましぇん。

カウンターのみ。この日は、大雨で、一時間程度貸しきり状態でした^_^;

我が弟の、プロゴルフ協会認定プロテスト合格のお祝い会でした\(-o-)/ わたしの弟がどこかにいるのですが、どこにいるやらわたしにさえわかりませんでした(後で教えてもらいました)。逆光だったらしく、半分以上の人が目をつむっているそうです(もちろん弟も)。てか、あさってのほう向いている人も一人いるよ・・・。でもみんなうれしそう・・・♪ この中には、10回以上挑戦してようやく合格した人も多くいらっしゃるのです。わたしの弟もその中の一人。

苦節10年、とうとう彼はやりました。

父親の影響で、小学生の頃から始めたゴルフ・・・高校も大学もゴルフの推薦で行き、卒業後は同級生たちの多くがプロテストを受け、その内の何人かはプロゴルファーとして活躍する傍ら、「僕は精神力がないからプロにはなれない」と一旦はゴルフ関係の会社に就職した彼でしたが、どうしてもあきらめきれず、会社を退職、20代の半ばを過ぎてから、プロテストを受けはじめました。

とは言っても、この、日本で唯一、文部科学省管轄の日本プロゴルフ協会のプロテストというのは、毎年、2000人程度の人が受け、50数人しか通らない、難関中の難関。

西の東大と言われる宝塚受験も比較にならないほどの過酷なチャレンジなのです。たとえ、学生時代に何度も優勝をかっさらった卓越者であっても、トーナメントプロとして超有名な親がいても、通らない人は何十回挑戦しても通らないのです。

アマチュアでは何度も優勝経験を持つ彼ですが、毎年毎年、僅かな差ではありますが、合格を逃すのです。見方を変えれば、その「僅かな差」が実はプロとアマチュアの間に引かれた決定的な差であり、その差を何とかして埋めようとした彼の死闘は、よくも心が折れなかったものだと感心するほどに長丁場でありました(もちろん何度か折れそうになったとは思いますけれど)。

なぜ、そんなにまでして認定プロにこだわるのか。最初の頃は、ド素人のわたしには合点がいかなかったのですが、簡単に言えば、自称プロ(詳細は省きますが、ある程度までいけば、自身でプロ宣言できる仕組みがあるのです)と日本プロゴルフ協会認定プロというのは、その世界での扱いがまったく異なり、その差は歴然としているそうです。

わたしはゴルフのことは今でもぜんぜんわかりませんが、彼の挑戦に、家族の一人として10年間付き合った結果、ゴルフというスポーツは、技術力に加え、いや、それ以上に精神力がものを言うスポーツなのだと知りました。たった一人、凄まじいプレッシャーを背負って闘い抜く。それは他者との闘いではなく、正に自分自身との闘いです。ボクシングの「ファイト」と同類の闘いです。

年に一度のプロテスト。2011年6月から始まった今年のプロテストが、彼にとって最期の挑戦でした。もう後はないのです。

年齢制限はありません。ただ、プロテスト合格に賭ける者の生活というのは、本人とその周囲にいる人間しかわからないことなのですが、ある側面から見ると、凄惨を極めます。まず、普通の会社勤めができません(ほぼ一日中練習をしなければならないので、会社勤めができるわけありません)。

落ちる回数が多くなればなるほど、当然、精神的ダメージが大きくなります。いつも何かに追い立てられているような焦燥感に苛まれます。同時に、歳をとるわけですから、体調不良も出てきます。そのため、いつか必ず、あきらめなければならない時がやってくるのです。それが、彼の場合は、2011年、今年だったのです。

これまでのゴルフ人生を賭けた彼の最期の闘いは、今年の6月の第一次予選から始まりました。一次、二次は難なく通過し、千葉県にある平河カントリー・クラブにて9/6から4日間連続のファイナルを迎えました。

この時点で、2000名が120名程度にしぼられています。ファイナルまで来た人たちというのは、本当に巧い人たちで、みなほぼ互角らしいですから、あとは様々な外的問題や個々の内的問題、それらのものが複雑怪奇に絡まりあい、良い意味でも悪い意味でも予想を超えて、順位に影響、決定していくのです。

弟の成績は、

1日目  74   2日目 69

69を出したとき、誰もが、よっしゃ、今年は合格だ! と、心の中でひそかに快哉を上げました。

しかし・・・

3日目に、なんと80をたたいてしまったのです。

周囲のムードは一転、輝かしい太陽は遠く消え去り、出し抜けの雨に打たれたように、誰もが言葉を失いました。

けれども、わたしは、1日目と2日目で貯金ができているわけだから、4日目で72とか73を出せばギリギリいけるのではないか、と思いました。わたしは完全なる素人ですが、それくらいの計算はできたわけです。後で本人に訊いたところ、彼自身も同じようなことを考えていたから、決してあきらめてはいなかったようです。

そして、最終日、4日目。彼はある種開き直ったナニクソ根性(かどうかは知らないけれど)で「72」を出し、ギリギリではありましたが、まんまと合格したわけです。

わたしは、何年かぶりに、心の底から喜びました。弟のためにはもちろんのこと、本音を言えば、経済的にも精神的にも支え続けた両親、そして、ある時は陰になり、またある時は日なたになって弟を支えてくれた彼女のために、うれしかった(わたし自身は、実際、実家を出て10数年にもなりますし、恥ずかしながら何の役にもたっていないのです^_^;)。

そして、彼には、励まし続けてくれた多くの友人たち、的確なアドバイスをくださった多くの先輩方がいます。今回の合格を受けて、この方たちはみな、喜びをあらわにしてくださり、中には、号泣してくださった方もいたそうです。

10年間、彼は、ある面から見ると、とても苦しい状況にいたと思われます(しかし、受けたくてもいろいろな事情から受けられない人のことを考えると彼は恵まれていたことも事実です)。彼は、現実的には挫折をくり返し、精神的には不甲斐ない、意気地のない自分を責め、幾度となく、ある種の恐怖に苛まれたことでしょう。

「もう少し早く受からせてあげたかった」と言ってくれる人もいるでしょうけれど、わたしは、これでよかったのだと心から思います。この10年間に起こったことはすべて「神の御心」だったと確信しています。

この10年で彼は「挫折という名の辛苦」をこれでもか、というほど味わいましたが、実はその陰で、多くの貴重なものを得ていたからです。

落ちるたびに養われる忍耐力。

落ちるたびに向き合わざるをえない自分の弱さ。

落ちるたびに考えさせられる自分という人間。

そして、落ちるたびに気づく、家族・友人・知人たちの存在の有難さ。闘っていたのは決して彼だけではなかったのです。

彼は否定するかもしれませんが(彼はいつの間にか謙虚な人になったので認めるかもしれませんけれど)、わたしには、これらの「獲得アイテム」のほうが「認定プロ免状」より、さらに価値のあるものだと思われてなりません。

何かを手に入れるために多くの犠牲を払わなければならないのは世の常です。何事も、そう簡単には、うまくいきません。

わたしも、いくつかの「あるもの」を手に入れるために、それなりの犠牲を払った経験がありますし、今後も払わなければならないこともあるでしょう。けれども、手に入れたものの中には、払った犠牲を補ってあまりあるものが必ず、含まれているのです。

それに、犠牲・・・と言いますが、手放せるものは、結局、手放せるだけのものなのです。手放してもいいor悪いの問題ではなく、手放しても生きていける、と魂がOKサインを出すから、人は手放すのです。

いずれにしろ、彼は、自分自身に勝ち、多くのものを得たのですから、それを糧に、これからの人生を歩んでくれることでしょう。挫折を多く経験した人だけが持っている強さと優しさは、本人の宝だけでなく、世の中全体の宝です。

努力と根性。それはわたしの一番好きな言葉です。努力は忍耐力(セラピストがよく言う言葉ですが、忍耐と我慢は根本的に別物です、我慢はいけません)を養い、自分自身に対する負けん気(決して他人相手ではありません)は、最大の敵はいつだって自分であることを教えてくれます(敵が他者であると思っている人には、永久に「勝ち」はありません)。

まあ、とにかく、本当によくやった、とわたしは、我が弟に言いたいのであります!

完全にぼけている。ただの一度として、「人の良さそうな・・・」とか「優しそうな・・・」とか他人に言われたことのないかわいそうな父^^; 。数々の武勇伝はとてもここには書けません。でも本当は・・・優しいところもあるのです、ちょびっとは・・・^^;

ここのスタッフさんは昔から、オーナー・ママさんの手編みの帽子(確かそうだったはず)をお色違いでかぶっていらっしゃいます^m^ 赤・青・黄色・緑もあったかしら。

 

えっと、ここから明日10/16日曜日更新予定新作速報なのですが今日は店舗はお休みをいただいておりましてわたしも今から出かけますので、ちょっとだけ・・・

素敵なお洋服もご紹介いたします♪

胸元にクラシカルなレースをあしらったロマンティックなオールシーズンカットソー(ホワイト)、とびっきりガーリーなティアードスカート(ミルクティ・極少量入荷)、一押しのブラック・ベロアフリルスカート(このお値段には見えないほどしなやかで上質なベロア素材! この季節、一着は絶対欲しい♪)、ふわふわ素材の可愛いニットチュニックなど☆彡 素敵な子揃いなので、どうぞお見逃しなく(*^_^*)

 

きゃあ・・・

ロマンティック精神にあふれた材料たちを使っておつくりするのは・・・(*^_^*) ベアちゃんです

たっくさんの生地の中から選んだとびっっきり素敵な柄☆彡

なんと、このドレスを着ています♪

レースの新作☆彡

何千種類の中から選んでまいりました♪

特に下の薄ピンクオーガンディフリルの素敵なこと・・・♪

いったいどんな子に仕上がっているのでしょうか(*^_^*)

明日のお楽しみです♪

それではみなさま。

急激に冷えてまいりましたので体調崩されませんように。

いつもありがとうございます。