オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

夙川教会&胸トキめく珈琲店。

2010-07-18 | お出かけ♪


みなさまおこんばんは^m^

いやーもう暑くて暑くて・・・ああ、これからが夏本番ですョ、どーしよう、夏の間だけシロクマになって北極にいたいです。

パラソル、アントワネットも薔薇も、すごい人気であっという間に完売してしまいました・・・
実は、実はっっ! 5時半ごろに更新し、そのまま買い物に行き、食事をして、ちょっと座っていたら、まーた寝ちゃったの・・・どんだけ疲れてんねん、アタシ、アタシ。
4時間くらいしか眠っていないんです・・・睡眠不足。

その間、PCのチェックができなくて、目が覚めて慌ててチェックしたら
すでに6時半の時点ですべて完売しておりました・・・寝てしまったおかげで、完売表示が2時間近く遅れました、申し訳ございません・・・

↑の薔薇もとびっきりステキですよネ
みなさまに気に入っていただけてうれしいです。
楽しみにお待ちくださいネ。
ご注文のお返事はブログの更新が終わったらさっそく取りかかります^_^;



ようやく撮ってきました。夙川カトリック教会。
ココはですね、わたしがシスター高木にお会いさせていただく場所なんですけれどね。

神戸の夙川という街は、この辺り千里と同じように、緑豊かで、
オシャレなお店や、高級住宅が立ち並ぶ、洗練された街なんですけれど、
その中で一際目に付き、一際目を惹く、ゴシック様式の壮麗な建物、夙川カトリック教会。
信徒数は大阪大司教区内で最も多く、日本のカトリック教会としても長崎県長崎市の浦上教会に次ぐ規模なんですって。



中までは写せませんでしたけれど、大聖堂も素晴らしいんですよ・・・
麗しきパイプオルガンがあったりしてね。



このステンドグラスの美しさも有名です。
内側から見たらもっとキレイですよ。
教会ってのは、信者しか入れないわけではないので、お近くの方は、ぜひ見にいらしてください。

この教会はですね、遠藤周作が、氏の敬愛する母に手をひかれて通った教会で、
氏は11歳のとき、この大聖堂で洗礼を受けました。

わたしはここに二年近く通っているんですけれどね(ただしわたしはプロテスタントなのでこの教会に所属してはいません)、
周作の想い出深き教会とはね・・・偶然ではありませんね、これは。

シスター高木が周作と、個人的に親交があったことは、以前から知っていましたが、
わたしったらシスターが好きで好きでしょーがないため、いつも緊張して、うまく話ができなくて・・・(>_<)
でも、昨日、勇気を出して、周作のことを訊いてみました。
「時々電話がかかってきてね、彼は、クソ真面目な口調でこう訊くのよ、シスター、死んだら本当はどこへ行くんでしょうか? って」
シスターは、笑いながら、そう仰いました。
「あの方は本当にクソ真面目な方だったわ」

あー、周作らしいなあ、カトリック信者を何十年もやっていて、
死んで行くところは天国だってわかっていてもいいはずなのに
それでもまだ懐疑心丸出しでそんなこと訊くなんて^m^
いや、当然、わかっているんだけれど、何度でも訊きたいんですよね。
信仰が薄いからではないってこと、わたしにはよくわかります、
むしろその逆なんですよね。
母親から与えられたこのキリスト教を、このバタ臭い宗教を、何とか自分のものにしたい。
彼の小説からは、彼のそういう気持ちが、イヤというほど伝わってきます。
痛々しいまでに、真剣です。

だから、一部の教会からは、『沈黙』や『イエスの生涯』を「禁書」にまでされたというのに、
彼は生涯、悩める一信者、日本人の一クリスチャンとして、「神の沈黙」「日本人のイエス像」をテーマに書くことを、貫き通しました。

「シスター・・・死んだら本当はどこへ行くの、本当に天国に行けるのでしょうか」
こういう質問を実際にしていた周作に
心から親近感を覚えます。

何十年もキリスト信徒でありながら、また、キリストを題材としたあれだけの小説を書いてきておきながら、
洗礼を受けて間もない子供みたいに、そーいうことを素直に口に出せる周作って、素敵すぎますね。

聖書の、ヨハネ福音書 20-29に、
「あなたはわたしを見たから信じたのか、見ないのに信じる人は幸いである」というイエスさまのお言葉がありましてね、
わたしはこれが大好きなんですけれど、
しかしですね、現実的に申しますとですね、
神様なんて、目に見えない存在を信じようとしているわけだから、本当のところは
不安や懐疑心が頭をもたげてきて当然なんですよね。
そこをどうやって乗り切るか、
それはその人の「信仰心」にかかっているんだと思いますけれど、
乗り切ったはずだったのに、また不安や疑問が頭をもたげてくる・・・
結局は、そのくり返しなのかもしれず、そのくり返しの中で本物の信仰心というのを身につけていくのかもしれません。

うんざりするような自問自答の真っ只中で、それでも信仰を棄てきれない、それでも何とかして自分のものにしたいと願う気持ち、
それが、本物の信仰なのではないだろうか・・・と最近はよく思うんですよ、
だからわたしは、聖書を読んで心から感動し、すぐにクリスチャンになった、なんて言う人を信じられなくなりました^_^;
ウソやろ、それ、みたいな^_^;







帰りにみんなと寄った喫茶店。
なんとまあ・・・素敵なのでしょう!
よく通る道にあるのにこれまで素通りしていたんです。

夙川駅から徒歩一分くらいのところにある。珈琲屋「羅甸區」(らてんく)さんです。



至るところにアンティークな時計が・・・
全部が全部正確に時を刻んでいるわけじゃないので、どれが「今現在の時」を刻んでいるのか、
ついつい調べたくなってしまう。

これだけ時計があるのに、店内は、なぜか時が止まったみたいに異空間なんです・・・
不思議。





切子? のウォーターグラスも素敵

6人で入ったんですけれど、カップ&ソーサーは、それぞれデザインが異なっていまして
わたしの前にはハート型が置かれました^_^;(目に見えて好きそうだもんね)



一人2杯分は十分にあります。
わたしは勝手に3杯飲みました^_^; 誰か1杯しか飲めなかったんだろうな、アハハ。

こんなに居心地の良い喫茶店、初めてかも。近くにあったら毎日通いそう。

で、メニューがなかったんですよね、言ったら出してくれるんだろうけれど、
6人みんな「コーヒー!」って言うし、必要なかったし^_^;
で、値段がわからなかったので、
「ねぇ、幾らだと思います? 賭けしましょーよ」と提案(アホなこと言うのはいつもあたしです)、
「700円くらいかな」「いや、1000円くらいするんじゃないか」「1000円じゃ誰も入れへんよ、500円じゃない?」
しまいには、「意表をついて380円くらいちゃうか」なんて、予想ではなく願望を言う人まででてきて・・・^_^;
わたしは「800円やと思う!」

本当は・・・600円でした。6人おって誰も当たれへん・・・^_^;

余談ですが、お店のマダムに、「あなた・・・コレ、好きそうなので・・・」と、ある小冊子を
手渡されました(あたしにだけ^_^;)。
よくわかんないんですけれど、アンティークドールのお店の冊子で、
そこには、フリフリのドレスを着てお人形を抱いているモデルの写真とともに、
「プリンセス」とか「ロマンティック」とかいう言葉が羅列していました。
あたしの格好が・・・見るからに・・・ですからね^_^;

それではみなさま♪

体調崩されませんように。

いつもありがとうございます