オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

今どき米ヌカ事情

2008-10-30 16:30:46 | Weblog
北海道ではコメヌカの手配が大変だと加藤さんから聞いていました。
以前、ブログにも書きましたけど・・・

今から来年の作付けに欠かせない農業用ボカシを大量に仕込むので、
そのコメヌカ確保に奔走する加藤さん、さぞかし頭の痛いことでしょう。
こっちは使う量も少ないけど米ヌカは困らないハズでした。つい最近までは!

北海道は、いまや米どころ、おいしいお米、有機米や低農薬米は北海道にバトンを渡すことになるでしょう。
温暖化の影響もあってか、本州のお米の味が低下して北海道米は人気だそうです。

しかし、コメヌカ事情はまた別!
稲作が盛んであってもお米は北海道で消費されるだけではないのです。
米ヌカは、玄米を精米するときで出るのですから、本州へは殆ど玄米出荷だそうで、北海道のお米から出るコメヌカは消費地にしかないわけです。

有機農業推進、安心安全の農産物の普及にブレーキがかかるとは・・・・
自然農法、有機栽培、農家が穀類や野菜づくりにコメヌカを使ったEMボカシを必要とします。
ところが、ところが・・・
にわかに輸入穀物の価格高騰、原油高、畜産飼料にコメヌカを代用するそうで、コメヌカの価格も上っているそうです。

北海道ならずも、まこりんの住むイナカシティー高島でまこりんがコメヌカ調達に頭抱えるとは!!!

え、え、え~。
今まで、コイン精米をやっているところでは、だれでも無料で持ち帰れましたし、
会員がボカシを仕込む時には何百キロもヌカを手に入れていました。

コイン精米所は鍵がかかっていてヌカは取り出せないところもあるそうです。
飼料用にコメヌカ集めに毎週コイン精米スタンドを回っている業者さん、これから漬物業者が契約しているなど・・・・

1年分の生ゴミ、菜園の野菜作り用に仕込むのですが、まずコメヌカの手配ができてからとなります。
なんとか、最低限の米糠は、コイン精米スタンドを持つガソリンスタンドや、農機具会社に頼んでいますが、今まで秋の終わりまでで冬場はボカシは仕込まなかったけど、そうは言ってられません。
冬場も仕込みましょう。
この2月、自然農法京都大会で事例発表された早川メロンの早川さんから、
「ボカシは寒仕込みだよ。雑菌も少ないし、じーっと冬場も微生物は動く、高温期のボカシが良いとは限らないよ。」
「えぇ~北海道では冬にボカシ仕込むのぉ~?」
目からウロコでした。

その寒仕込みボカシで育ったメロンやコーン、タマネギ、ニンジン、カボチャ、ジャガイモをまこりんは食べているではないですか!!
う~ぅ、感動モノのボカシ物語・・・






近江今津発・その後のブンブン丸

2008-10-30 10:22:30 | Weblog
明るく澄んだ青空の10月の秋から、高島時雨の季節が来ました。
今年も柿の季節深清水の柿園はたわわに柿が実っています。
久々に源じいに電話。
柿のシーズンですもの、柿大好きのまこりん。
「え!もう富有柿獲れてるの?」
「今年は早いんや、よそはまだやけど、EMどっさりやったからかなあ、それに甘いにゃ。天候のせいもあるかも知れんけど。」
「そうなの、良かったね~。じゃあ午後から行くわね。」

源じい上機嫌です。
10月下旬から富有柿発送しているそうです。
大きな柿が並んでいました。この春、摘蕾作業手伝いましたものね。
はねだし(少し傷、いびつなど出荷外の)を、箱いっぱいもらってきました。
柿の無農薬栽培は大変難しいのですが、まこりんのススメ(押し付け?)で、この3年、しっかりEMボカシ2型や、発酵液、活性液、セラミックパウダーを施してきました。
EMをケチる癖のある源じいも、今年はたっぷり活性液も散布し、その効果を確認したようです。そうです。EMはケチってはいけません。畑に活性液散布も生ゴミバケツのボカシもです。

4年目の今年は、早く実り柿の実も大きい。
北海道では農産物は豊富ですが、柿は育ちません。
加藤みっちゃんとこに送ってあげましょう。

時雨の中、今津浜の上原さんのところへ。
しーちゃんとこのポニョと一緒に生まれたダックス。
名前はオリーブなのですが、うちで預かっている時はブンブン丸と呼んでいました。
「ええ~、こんなに大きくなったの?」
9月中旬1週間預かったときの3倍くらい大きくなっていました。
上原さんが抱っこしてもガサガサ動き回ってなかなか写メールになりません。

しーちゃんにメールしたら、すっごく大きい!って。
ポニョはしーちゃんの念願叶って外にお散歩に行ってるんですって。