気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ホオジロ/ランタナ=実は厄介もの

2022年08月05日 | ホオジロ

盛夏の頃は「鳥枯れ」といわれるほど野鳥の姿が少ないです。

やぶ蚊を手で払いながら、林の中の木陰を歩いていくと待望の鳥影が
木の幹に隠れるようにしてじっと息をひそめます。
木々の間に姿を現したのは一羽のホオジロ♀でした。




遊歩道沿いの小さな水場で水を浴びてきたように見えました。
羽を膨らませてブルブルと身震いを繰り返します。






ホオジロ(頬白)Meadow Bunting 全長約17㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


子育てが一段落して、換羽期を迎えている鳥も少なくありません。
換羽は体力を消耗し、羽が抜けてうまく飛べないこともあります。
多くの野鳥たちは、天敵に見つからぬようひっそり暮らしているようです。



ランタナ


ポップカラーの小花をブーケのように咲かせるランタナ 
咲き進むごとに花の色が変わっていくので「七変化」の別名も。
実は熟すにしたがって、緑→青→黒と変化していきます。





愛らしい花を咲かせ人気のランタナですが、実は「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されています。
繁殖力旺盛で、成長すると2~5mほどの「木」に成長します。
実を食べた鳥が種子を遠くまで運んで荒地でも根をはるたくましい植物です。

◆侵入生物データベース
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80960.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
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