Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

フランス紀行[20]  トゥールーズ① 市内1

2013年10月28日 16時17分20秒 | フランス紀行2013

アヴィニョンからTGVで約3時間半でトゥールーズに到着です。ホテルに荷物を置いて早速
街歩き。

何故か広場にはジャンヌ・ダルクの騎馬姿が。彼女については以前オレルアンに行った時
お話していますので省略。でも、この地とどういう関係があるのかボクにはちょっと分かりません。
百年戦争でフランスを勝利に導いた彼女ですが、トゥールーズとの関係は歴史を紐解いても
よく伝わって来ません。

この道の先にジャンヌ・ダルクの彫像があります。この街並み、なんだか今までのフランスの
街並みと随分違います。何か他の国に来たみたい(苦笑)

お店のショーウインドーにはでっかいパエリアの鍋が。おお、とっても美味そう。でも、ぐっと
我慢の子でありました。というのも、あと数日するとスペインに入る予定でありますので。

この街でこうしたスペイン料理屋が多いのはわけがあります。実はトゥールーズで一番多い
外国人はスペイン人。それは先のフランコ政権の圧政の下、難民を大量に受け入れたのが
この地でありました。それと、もともとこの地はスペインのバスク人が支配した時代があるという
ことも一因なんでしょう。

更に言えば、この地は例のスペインのサンティアゴ・コンポステーラへのピレーネ巡礼路の
要衝に当ります。
尚、フランス国内でこの街は5番目に位置する都市でもあります。

街の別名を「バラの街」なぞと言ったり。それはヨーロッパでは珍しくこの地には豊富な石材が
産出されなかったことにあり、もっぱら建物はレンガ造りであることに由来します。

上の二枚の建物を見ているとどこかあの東京駅にも似ていて。それで違和感が生じるわけです
(苦笑)

ピレーネ山脈に近いせいか、気温はちょっと下がって。夏から冬に逆戻りした感があります。
もっとも今年のヨーロッパの夏は日本同様に気候不順で、寒い日が続いてはおりましたが。
ボク等が帰国したのが6月の中旬。その頃入れ違いにパリに旅行する友人に寒いから畳める
ダウンジャケットを持って行きなさいとアドバイスしたら非常に有難がって。毎日ホテルの中
でもダウンを着ていたと(笑)

窓際には花が植えられて。こういう街並みを歩くのは気持ちがいいです。

 

ー続くー


フランス紀行[19]  アヴィニョン⑲ 次の地はトゥールーズ

2013年10月28日 08時18分09秒 | フランス紀行2013

通り道で見つけた時計草。 

在来線のアヴィニョン駅です。ボクの後ろは旧市街の城門がすぐそこ。駅を出ると目の前に
城門があるということです。

はい、撮影しているボクの後ろには城塞の大手門が。

城門には観光案内板が掲げられて、大変分かりやすかったです。

再び列車に乗って。これからピレーネ山脈の麓のトゥールーズという都市に向かいます。

 

ー続くー