Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

フランス紀行[1]  アヴィニョン① TGV駅

2013年10月13日 16時12分24秒 | フランス紀行2013

イタリアのジェノバを出たのが朝の9時。アヴィニョンについたのは夕方6時頃。
途中2回のトランジットがありましたので、それほど飽きるということはありません。
夕方だというのにヨーロッパの初夏の日差しはまだ強く、これから日光浴が十分
出来そうです(笑)

この駅はTGV専用駅。日本でも新幹線専用駅があるのと同じですね。
流石フランスが誇る高速鉄道だけあって、この駅舎もかなり、もだ~んな
造りになっています。日本もこういうセンスのある駅を今度のリニア新幹線
で採用して欲しいです。

ガラス張りの内部は全部乗降客のロビーになっていて。なんとまぁ、贅沢な空間設計
なんでしょう。日本なら確実に駅弁屋と立ち食い蕎麦屋、コンビニで所狭しとなるんで
しょうけど。

この内部の半分を使った大胆なスロープは旅行客には本当に有難いです。エスカレーター
もいいのですけど、大きなトランクを持って歩くと結構危ないことも。
今度の東京オリンピックの諸施設にはこういうバリアフリー的な設計が高齢化社会
には必要でしょうね。

駅舎のスペースとしてはかなりコンパクトでありますが、片面が全面開口、反対側
はルーバ形式の壁で閉塞感は全く感じられません。かなり秀逸なデザインだと
思います。

1階部分のコンコース。こういうふうに機能を完全に分けて。すっきりしていてとても好感が
持てました。

外からの外観です。こうして眺めていると日本の新幹線駅にも似ています。
この駅広から観光の中心である旧市街地へはシャトルバスで10分くらいの
距離にあります。結構旧市街地までの道は渋滞していて、倍の20分くらい
はかかったでしょうか。やはり夕方の帰宅ラッシュはどの国でも同じです。

 

ー続くー