Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

イタリア紀行[76]  ベンティミグリア② 駅前

2013年10月12日 16時44分24秒 | イタリア紀行2013

駅前の町並みです。意外と活気があるのにちょっと驚いて。

この通りをまっすぐ行くとものの2,3分でもう地中海の海岸へ。昼時でなんやら皆さん
ビニル・バッグでお買い物の人が多かったです。これから帰ってお昼ごはんなんで
しょうか。

表通りの横道。かなり落ち着いた街と見ましたが。結構、こういうところで長期滞在
なんていいかも。ニーズにも近いし。

地中海の海岸です。 

海岸に添ってこんな橋が。向こうは完全にリゾート・エリアになっているみたいです。

このあたりまで来るとまるで南国の風情です。きっと夏場はヨーロッパ北部から来る
観光客で賑わうのかも。

かなり大きな市場。ちょっとびっくりしたのは圧倒的に買い物客では男性が多い!
ボクも主夫のひとりとして彼らにエールを(笑)

 

イタリア・スペインはやはりオリーブ天国。日本の漬物みたいな感覚なんでしょうけど、
圧倒的に種類が多いです。

これは加工済みのパスタ。色々な種類があるんですね。いいなぁ、こういうのが
あると助かります。ボクなぞはパスタ好きだから、毎日種類を変えて、1ヶ月以上は
これでもちそう。

花屋さん。いやぁ、色々種類が豊富で。

このどんつきが鉄道駅。そろそろ出発時間です。間に合わなかったら大変。
これからイタリアの国境を超えてフランスに入ります。 

 

ーイタリア編おしまいー


イタリア紀行[75]  ベンティミグリア① イタリア最後のスパゲティ

2013年10月12日 08時10分43秒 | イタリア紀行2013

ジェノバを出て鉄道で一路フランスを目指します。今回の旅行の最終目的地は例によって
スペイン。地中海沿岸を列車で旅することになります。
ヨーロッパ鉄道は大変整備されて、特にイタリアーフランス間はフランスの誇るTGV(新幹線)
があり、インターナショナルに繋がっているはずなのですが、ボク等が旅した時期がオフ・
シーズンであったせいか、はたまたボクが検索したレイル・ヨーロッパの時刻表の読み方が
甘かったのか、ジェノバ→ベンティミグリア(普通列車)→ニース(普通列車)→アヴィニョン
(TGV)で概ね8時間掛けてフランス到着となります。

前回もそうでしたが、全て列車の予約は前記レイルヨーロッパのWEBから出来ますので、
本当に便利な世の中になりました。尚、ボクの経験した限り、ヨーロッパの電車は概ね正確
です。前回三年前この路線を走った時には例のアイスランドの火山爆発で、ヨーロッパ中の
交通機関が麻痺して、旅行日程がぐにょぐにょになって大変に慌てたこともありましたが、
これは例外であります。

 

地中海を臨みながらののんびりした鉄道の旅もまた楽しであります。

フランスとの国境に近いベンティミグリア駅。ここで1時間ほどのトランジット・タイム
があり、昼食を兼ねて駅前散歩。列車の待ち時間がこれくらいあると、寧ろ長旅も
楽しいものです。

駅前のカフェテリアで最後のイタリア料理を頼んで。ん~ん、ビールがうまいでございます。
日本と違い地中海沿岸って結構乾燥していて、初夏の日差しは強いのですが爽やかな
気候。これがビールに合うんです。

やはりスパゲティになりました(笑)料理の種類があまりなくて、ボロネーズを。ソースは
普通のお味でしたが、麺がしこしこの平麺で、イタリアに別れを告げるためゆっくり
味わいましたよ(笑)

奥様はチーズのたっぷりはいったリゾットのようなもの。こういう作り方は日本では見ないかも。
ちょっとおすそ分けしてもらいましたが、なかなかあっさりした味でうまかったです。

 

ー続くー