Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

イタリア紀行[59]  シチリア㉟ パレルモ15 

2013年10月01日 08時53分24秒 | イタリア紀行2013

クワトロ・カンティの四ツ辻に繋がれたお馬さん。観光用の馬車を曳いています。
この鼻に掛けられた帯みたいのはなんでしょう? 

街角のお菓子屋サン。定番のゴッドファザーの映画で有名になったカンノーロがたくさん。
中に入っているもので(ピスタチオが定番で、その他果物とか色々)種類が相当あるよう
です。因みにカンノーロは単数形。複数になるとカンノーリというそうです。

こちらもイタリア名物のジェラート。まぁ、美味しそうでございまする。奥様が滞在中
数個食されていました。甘いもの怖いのボクは遠慮しましたが・・・

土産物屋サンの店先。この車輪みたいのは土産物を引っ掛ける道具かなぁ。

夜の11時を過ぎたマッシモ劇場の近くの横丁。ご覧の通り人通りもバッタリと途絶えて。
宿の人に言わせるとなんでこんな遅くまでほっつき歩いていたんだとお叱りを受けましたが
(苦笑)
ボク自身は殆どリスクを感ぜず、ここから徒歩30分弱を歩いて帰りました。

パレルモはマフィアのメッカ。旅行案内書を見ると殆どがセキュリティは要警戒と書いて
あります。でも、マフィアが怖かったら広島に旅行なんて行けませんよね(笑)
考えてみたら、ボクの青春期の新宿とか渋谷は明らかにチンピラと分かる人種が昼ひなた
から跋扈していて、その時のほうが怖かった。
さらに言えば1970~1980年台にかけてのニューヨークはもっと怖かったです。ニューヨーク
はブロードウエィですら明らかにヤク中の人がうろうろしてましたものね。当時は麻薬を買う
のに必要な最小限の10ドル札をポッケに忍ばせ歩いたものです。何故なら、もし襲われて、
10ドルより少ないとキレられて殺される、多すぎると今度は足がつくというので殺される
という微妙な数字が10ドルでした。尚、現在のニューヨークは気持ち悪くなるくらい、明るい
です。夜の12時過ぎても平気で女性がひとり歩き出来る環境になりましたので、心配しない
で下さいね。

基本的に世界各地を歩いて、やはり港町というところは荒い場所が多いのです。そういう
ところを歩く場合はそれなりの心構えと緊張感を以って旅行したいですね。

ということで無事シチリアの旅を堪能して。久しぶりに旅してまた絶対に来たい
という気持ちになった場所でした。ギリシャから始まり中世、近世の歴史が一覧できる世界
でも稀な場所。
更に人々のハートが温かく、料理がめっぽう美味いときては、そう思わざる得ません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回からは再び飛行機に乗りコロンブスの育った地に。
お楽しみに。

 

ーこの項おしまいー

 


イタリア紀行[58]  シチリア㉞ パレルモ14 やっとウニスパを食したが・・・

2013年10月01日 08時10分00秒 | イタリア紀行2013

え~と、このにゃんこは食事とは関係ありません(笑)
あ~、でも、食事中ずっとボクの足の下で。パレルモのにゃんこは美人でありました。

マッシモ劇場の近くのレストランで。何回でもお代わり自由というブッフェ形式のお店を見つけて。
こういう日本的な「お代わり自由」というのは、ブッフェってそういうものですが、意外とヨーロッパ
のレストランでは少ないみたい。

全部で30品目くらいあったかなぁ。はい、一応3ラウンドはこなしました(笑)

そして、しつこいくらいにどこのレストランでも聞きまわった、「ウニのスパゲティ」。なんせ、
これ食うためにわざわざシチリアまで来たのですから(そうじゃないですけど 笑)

回った全部の店で断られ、何れも天候不順でウニが取れないということでしたが、この
お店、「乾燥ウニ」のスパなら特別作ってあげる、ですって!
乾燥ウニ!?
でも、でも、これに応ぜずして何で日本男子(大袈裟)

で、早速頼みましたよ。

出てきたのが上の写真のスパ。

赤いのがウニでございます。

え~と、お味でございますか。日本のインスタントのスパみたい。例のふりかけ状のやつ
(爆)

なんか「お茶漬けスパゲティ」みたいで。

あはは、食べ物の追求はなかなか大変な道でございまする。因みにシチリア名物のウニ・
スパはもっとソース状になっているものですので。

 

 

ー続くー