Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

ホトトギス

2013年10月02日 16時24分01秒 | はな・花・華

ホトトギスが咲き始めました。これは野生種なので色が余り宜しくないのですが、
それなりに可愛い。最近の園芸種ではかなり色々な色が出てきています。

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昨日、安倍総理が来年4月からの消費税8%上げを発表しました。

これで漸く橋本元総理が果敢に挑戦した消費税問題に微かでも切り込んだカタチになり
ました。

まだ景気回復の足取りは確たるもののない中での決断、種々悩ましいことがあったと
思いますが、まずは今回の決定にボクは両手を上げて賛成です。失われた15年を経て
漸く国民に将来に向けて幾ばくかでも期待がやっと出てきた今、この問題を実行せずして
いつ出来るというのか。物事にはタイミングが必要。景気の腰折れを懸念する向きもある
でしょうが、こういう議論の末に「やめた」となれば悪い先例として永年に残って、もう
巨額の財政赤字を退治する術を全て失ってしまいます。

そしてある日突然、ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガルのように財政破綻となり、
IMFの指導を得て、突然国民に消費税30%が通告されるのは目に見えていました。

日本にとって大変好都合であったのは8年後のオリンピックの東京開催が決定したこと。
これにより経済成長の目標が誰の目にも明らかになるということでしょう。目標、希望が
見えない経済ほどつらいものはない。安倍さんもこの目標に向け、景気を腰折れさせない
手筈をかなり論理的に煮詰めることが出来るとボクは信じています。

さて、翻って来年の4月以降の自身の対策をしなければ(笑)
取り敢えず今のところ耐久消費財で買いたいものはないので、ボクの場合はお酒を4月
までに買いだめしておきましょうかねぇ(苦笑)

 


イタリア紀行[60]  ジェノバ①

2013年10月02日 08時00分12秒 | イタリア紀行2013

パレルモ飛行場からほぼ1時間ほどのフライトで着いたところはフランス国境に一番
近いジェノバ空港。イタリア最大の貿易港であります。
古くは海洋国家としてピサ・ベネチア・アマルフィと肩を並べる軍事力と経済力を擁して
繁栄を誇り、16世紀にはスペインと組んで金融の街として栄えました。

その後、ナポレオンによりフランス領に組み入れられ、ナポレオン失脚後統一イタリアに
なって漸くイタリアに参加という歴史があります。

当地はあのコロンブスが青年期を過ごしたことで有名。また日本のアニメ「母を訪ねて
三千里」のあのマルコ少年が母のいるアルゼンチンに旅立った場所でもあります。

この街、他の地中海沿岸の都市に見られるように、海に向かって急な丘が続いています。
我がホテルのアプローチもこの通り。どうやって部屋に辿り着けるのか心配しましたが、
正面を真っ直ぐ行くとちゃんとエレベーターがありました。

この街、ことほど左様にこの丘の至る所にエレベーターやらケーブルカーがあって。19世紀
くらいに作られたそうですが、ポルトガルのリスボンやポルトに似ています。

こちらがホテルの近くのジェノバ駅。ここからフランス方面への列車が出ています。ボク等も
二日後にここからフランスへ。

駅前にはコロンブスの銅像が。彼の家がまだ残っていて、これは旧市街のど真ん中
にあります。また別途ご案内しましょうね。

駅周辺の町並み。恐らく19世紀初頭の建物だと思います。この街は旧市街地に行くと
もっと古い時代の16世紀の建物が保存されていて、大変興味ふかいものがあります。

旧港のハーバーに隣接した海洋博物館。

噴水には船のプロペラが。

飾り柱の柱頭には何故か羊の彫刻が。いや、ツノみたいのが見えるのでヤギさん
でしょうか。

港にはでっかい客船が。最近は日本にもこういう豪華大型客船が沢山来ているようです。

山側の町並みです。城のようなものも見えています。

 

ー続くー