窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

ただより高いものはない。

2012-10-10 22:02:50 | Weblog
昔の人は偉いものです。

無料のダウンロード・ソフトが結局は高いものにつく事を知っていました。

「トロイの木馬」もわかっていましたね。


ニセメール事件では、警察や検察は我々庶民が「やってない」といっても基本的に信じてくれません。

彼らには彼らなりの論理と思い込みがありますからね。


あとで「誤認逮捕」とわかっても、何も補償してくれないでしょう。

せいぜい個人的に「すまなかった。」でおしまいです。


スマホが全盛期を迎えつつあります。

PC・ユーザーはそれでも「ウイルス感染」にはそれなりの警戒心があります。

でも、日本の携帯しかしらない乗り換えユーザーはネットの怖さを知りません。


それからスマホ君は簡単に電話番号を盗まれてしまうようです。

面白がってHPを渡り歩いて遊んでいると、知らぬ間に地雷を踏んでいることにもなりかねません。

皆様方もご注意の程を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スカイネット

2012-10-05 10:00:19 | Weblog
通常の人工知能と言うのはルールベースで作り上げます。

「こうなればこうする」という判断のかたまりですね。

でも本当の人工知能はシリコンの上に人の脳を再現しなくてはいけません。

そんな夢のような話をヨーロッパはやっているようです。


一個の神経細胞の電気的、化学的反応はもちろんシミュレートします。

そのうえDNAレベルでの情報も反映させますので、たんぱく質の働きも
細胞モデルに取り込んでいます。

神経細胞同士のつながりも3次元で記述します。

当然ながらシナプスもモデル化します。


さて、人の脳は140億の神経細胞があると言われています。

それを全部コンピュータ上にモデル化するという、とんでもない仕事です。


日本のスーパーコンピュータ「京(ケイ)」の100倍の能力が必要だそうです。

そんなコンピュータ、今は世界中のどこにもありません。

でも4年で倍になるムーアさんの法則によれば、26年後には確実に存在します。


ターミネーターというSFがあります。

シュワちゃんが主演したやつですね。

スカイネットという人工知能が登場します。

まさにそのスカイネットが26年後に出来上がるという訳です。


機械と人間との間の戦争。

うーむ、人間どうしでさえこんなにもめているのに、異なる種族が
誕生するとなると、おさまりがつきそうにありませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出しました。

2012-10-02 09:24:53 | Weblog
星新一の予言です。

何でも吸い込む穴の話。

けして戻ってこないように見えました。

それで、その穴のなかに産業廃棄物を流し込みます。

これでごみ問題は一挙解決、処理業者は大儲けと。


ここまではいいのですが、ある日空の上から小石がおちてきます。

底がどのあたりかなと思って穴に投げ込んだ石ですね。

音が返ってこなかったので、底なし穴と決めつけたのでした。


この話、10万年保管の核のゴミの話そのものです。

地表から300メーター下の岩盤にごみを缶ずめにして
埋め込めばいいだろうというあの話です。

10万年は地下に置いておけるとの希望的観測のバクチですね。


地震でゆすぶられ、地下水でとかされて、地上に吹き出します。

最終処分場になった県は壊滅的な被害を受けます。

ほとんど永久といっていい長さで人が住めなくなります。


究極の環境破壊ですね。

地球上で暮らしているのは人間だけではありません。

植物、動物すべてがだめになります。

一言でいえば地獄ですよ。


ばかなものですね、人間は。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10万年保管のごみ

2012-10-01 22:54:43 | Weblog
1770年ぐらいからようやくまともな蒸気機関が動き出してそれから
エネルギー革命が始まりました。

今2012年ですからようやく240年経過しました。

あるいは初期の原発が動き出してから50年というところでしょうか。

たったこれだけの科学技術の経験しかない人間が10万年保管の
必要がある産業廃棄物を扱えると考えるとは。

本当に人間というのは底知れない愚かさをもっていますね。


1000年に一回の地震でさえ「想定外」と言い訳する程度の
科学技術ですよ。

10万年といえばその100倍、100回想定外が重なる訳です。


それもこれも「安い電気を安定して欲しい。」という欲望の為です。

そしてウランを使えばできそうだと思い込みました。

おまけに「もんじゅと再処理を組み合わせれば無限に
エネルギーが取り出せる」と。


うまい話には裏があります。

もんじゅはとてつもなく不安定でとても実用には耐えられません。

再処理は10万年保管する必要のあるごみを出します。


現生人類が誕生してからようやく数万年たちました。

10万年前は類人猿ですか。

野田さん、この話やっぱりやめときましょうや。

将来世代に対する責任感ゼロですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする