窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

10万年保管のごみ

2012-10-01 22:54:43 | Weblog
1770年ぐらいからようやくまともな蒸気機関が動き出してそれから
エネルギー革命が始まりました。

今2012年ですからようやく240年経過しました。

あるいは初期の原発が動き出してから50年というところでしょうか。

たったこれだけの科学技術の経験しかない人間が10万年保管の
必要がある産業廃棄物を扱えると考えるとは。

本当に人間というのは底知れない愚かさをもっていますね。


1000年に一回の地震でさえ「想定外」と言い訳する程度の
科学技術ですよ。

10万年といえばその100倍、100回想定外が重なる訳です。


それもこれも「安い電気を安定して欲しい。」という欲望の為です。

そしてウランを使えばできそうだと思い込みました。

おまけに「もんじゅと再処理を組み合わせれば無限に
エネルギーが取り出せる」と。


うまい話には裏があります。

もんじゅはとてつもなく不安定でとても実用には耐えられません。

再処理は10万年保管する必要のあるごみを出します。


現生人類が誕生してからようやく数万年たちました。

10万年前は類人猿ですか。

野田さん、この話やっぱりやめときましょうや。

将来世代に対する責任感ゼロですよ。

コメント
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