とちぎ発道路観察日記

このブログも開設から12年、、
頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。
令和5年3月22日

高速道路の標識

2011-01-17 18:49:34 | 高速道路
日頃、みんなが使う高速道路。
そんな高速道路には細かく見てみるとへぇ~と思うような工夫がされています。
たとえば、下の写真を見てください。

この写真は東北道上り宇都宮インターの出口を知らせる標識ですが、宇都宮の「都」の部分は画数が省略されています。また日光の「光」の部分は妙にカクカクしています。他の文字もなんか変です。
このように特徴のあるフォントを「公団ゴシック」と言ってある程度の速度が出ていても読めるようにつくられたものです。
これらのフォントは旧日本道路公団が発明したもので高速道路と道路公団が管理していた道路で見ることができます。よって一般道の標識では見られません。(案内標識に高速のインターを示す場合、公団ゴシックが用いられることがあります。)
しかし、現在NEXCO(旧日本道路公団)で新しく設置される場合は公団ゴシックではありません。
新しく設置されるものは「ヒラギノ」といい今までの公団ゴシックとは違い画数が一般的に見られるものと同じです。(鹿沼インターのランプ部分などで確認。)
もとはといえば公団ゴシックも見やすさの為に開発されたものですが、テストをした結果、ヒラギノに軍配が上がったようです。
もう新しい公団ゴシックは見られませんがまだまだ、現役で頑張っている標識の方が圧倒的に多く全く見られなくなる日はまだまだ先になりそうです。ガンバレ公団ゴシック!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。