ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

ほっこり京料理

2015年08月23日 | Weblog
「そうだ、京料理を食べに行こう!」と何かとかぶった思いつき
数年前に訪れた京都府庁近くの‘京料理かじ’さんへ出掛けました。

「京料理かじ:料理対決テレビ番組に出た経歴を持つ店主・梶憲司氏が2001年に開店した
日本料理店。平等院を創建した藤原頼通の邸宅「高陽院」跡にあり、敷地内の井戸から
湧き出る、京都三名水の一つ「染井」と水脈が同じである銘水を使った繊細な料理を提供
している-旅色HPより」

控え目な店構えから足を踏み入れると、ちょっと素敵な空間に変わっていました
清潔感漂う木のぬくもりがいっぱいの店内は、1階がカウンター席と個室
2階が畳のテーブル席で居心地の良い空間。3年弱ほど前に改装されたそうです。
以前に訪れた時、肩ひじ張らずに「美味しいなぁ」と京料理を味わったのを思い出し、
今回の訪問となりました

まずは良く冷えたビールをいかがでしょうか

お料理は、雪(3900円)、月(6000円)、花(8100円)コースがあり、
今回は久しぶりなので花コースをいただきました。

食前酒:ハイビスカス酒と先付け

美しいですねぇ。。奥が 赤ずいきの黄身酢かけ、ほうずきの中には鱧の南蛮漬け
手前になま麩の胡麻和え、鱧の小袖寿司、やまももゼリーなど。
ほっとする味付け、素直に美味しいなぁと思いました

季節の前菜に‘はすいもと蛸の子のからし酢味噌’
大好きな蛸の子が出てきて、パクリ 写真撮り忘れました・・
蛸の子の味がしっかり味わえる素材のじゃまをしない出汁で
味付けされていて そこに主張しすぎないからし酢味噌がかかっていました。

御煮物椀

お出汁をひとくち、、素直な鰹出汁にほっ。
お椀の中身は、季節早どり松茸、鱧、しょうがの煮こごり、冬瓜
ハスの下にそうめんかぼちゃ、奥には鱧の身と子で作ったしんじょ
素材の味が引き立つように味付けは計算されているようです。

お造り盛り

鮪の大トロ、甘エビ、真鯛、焼き鱧、鱧落とし、炙りホタテ、トリガイ
お醤油、梅おろしポン酢、ヒマラヤ岩塩の好きな味でいただけますが
やはり「鮪はお醤油でどうぞ」と。


はい、いただきました トロでも後味すっきり

くみ上げ湯葉と蒸しウニ

「こちらもお醤油でどうぞ」と。

この組み合わせもありでしょう

冷や酒は、佐々木酒造さんの純米吟醸‘聚楽第’

御料理や御酒のあてにこちらも・・

あてに、なんて言うと失礼かもしれませんが、カウンター越しに手際よく
盛り付けされる姿や、鱧の骨切りの音、立派な明石鯛の下処理など
見ながらお料理をいただくのもいいものです。

カウンターからは坪庭もみえますよ


焼肴

白バイガイ、イサキの味噌焼き、フキ煮
色々産地も説明してくださるのですが、覚えきれず…
そして、かなりボリュームもあるのでお腹も膨れてきたころです。

とうもろこし豆腐の土佐酢餡かけ じゅんさいをのせて

とうもろこしの甘みがしっかりあり、ほどよい土佐酢の酸味がマッチ

ぐじのお鍋

ぐじ(甘鯛)のお鍋には、アワビダケ、モロッコいんげん、ズッキーニ
お出汁でそのまま、もしくは、お好みで薬味を入れたポン酢でどうぞ、と。

土釜で炊いた季節のご飯は‘鱧ごはん’


赤だしと香物と一緒に

さっぱりとした鱧ごはん、すっきりとした赤出汁 美味しくいただきました。

水物は、プラムシャーベット&マンゴーゼリーにブドウ泡ゼリーのせ&花豆

京料理かじさんは、京料理の基本を忠実に守った素材の邪魔をしない主張しすぎないけど
きちんとしたお出汁の味わいがいただけるお店です。
京料理でも色んな味付けがあり、いただく方も好みがあるので、こちらは
私の好みにあっている、と言うことですね
昼夜共に3コース、いずれも10品、雪コースから十分満足していただけます。
興味のある方は、一度ご訪問くださいね。
「ご馳走様でした」             ( 小池 )

京料理かじ←ホームページはこちら