ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

2010 祇園祭

2010年07月30日 | Weblog
こんにちは、井上です。
祇園祭って、もう終わったんじゃない!?と思われている方
正式には祇園祭は7月1日から始まり31日で終わる八坂神社さんのお祭りです

今年の山鉾巡行は前日まで激しい雨が降りどうなることかと心配しましたが
翌朝土曜日には快晴で一安心。
私は、京都市観光協会さんの御池通招待席で巡行をみせてもらいました
巡行の中で印象に残った山や鉾をご紹介しましょう

盆地気候の京都らしい蒸し~っとした暑さの中でもこの人の多さ

沿道まで、びっしりと人・人・人で埋め尽くされています・・・
招待席では日傘などは使用できませんが、写真にちらほら見える白い帽子を
下さいます。懐かしの‘のっぽさん’帽子みたいで、日よけには良いのですが
ちょっぴり笑えてしまうのは私だけでしょうか・・ 

巡行が始まりました。先頭は長刀鉾です。

くじ取らずで、毎年、一番目に出発する鉾です。
この鉾は、生身のお稚児さんが乗っている唯一の鉾です。とても可愛らしかったです
ちなみに、お稚児さんのお母様達は、鉾の横を徒歩でついて歩いていらっしゃいます。
お着物を着ていらっしゃるので、暑く日陰の無い中、歩いておられる姿を見て、大変
と思ってしまいました。お稚児さんも鉾の上で立派にお役を果たしておられました

次は、函谷鉾(かんこぼこ)

前に掛かっているタペストリが、16世紀くらいのものだそうです。
鉾や山を装飾している美術品の中には重要文化財も多く、本物は大切に保管され
巡行にはレプリカを使われているものもありますが、それがまた価値の高い物で
このお祭りを維持していく町内の方の苦労が見えるようです。
最近は、祇園祭に携わりたいということで県外からの移住者が増えていると聞きました。
京都の夏の風物詩ですが、こういった背景も知りつつ、いつまでも続いてほしいなと
思いました

蟷螂山(とうろうやま・かまきり山)

山のうえにカマキリが見えますか?巡行の中で唯一のからくりが毎年人気だそうです。
カマキリの手がガッコンと動いたり、羽を広げたり見応えのあるからくりでした

船鉾

珍しく、箱型のものではなく、船の型をした鉾でした。
他の鉾より、長細いので巡行中、ゆらゆら揺れるので、ちょっと心配してしまいました

巡行の一部をご紹介しましたが、いかがでしたか?
祇園祭に出かける方は多いと思いますが、山鉾巡行をご覧になる方は少ないと思います。
今回は初めてゆったりと招待席で見せていただき、本当に良い機会でした。

京都市観光協会の会員になると、京都三大祭全ての招待席がペアで付いています。
年間の京都のイベントなど情報誌も送られますので、興味のある方はライズか
京都市観光協会さんへ直接お問い合わせ下さい。もちろん、会員にならなくても
有料観覧席がお祭り前に発売されますので、券だけ購入することも可能ですよ。

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 ‘祇園祭’について 京都市観光協会