1.目が点!-ミッション名と計画の変更-北海道新幹線の断念
JR東日本には三連休の時にのみ発売される三連休乗車券があった。
ハッピーマンデーが設定され、月曜日に祭日が来る可能性が増えたため、
三連休で旅行の機会も増えたことに合わせ、2010年に登場した企画切符である。
JR東日本の全ての区間及びJR北海道の中小国から箱までの区間に乗車することが可能、
また別に特急券などを購入すれば新幹線や特急にも乗車することが出来る。
この三連休乗車券が北海道新幹線の開業に合わせ、
JR北海道管区の函館エリアまで利用区間が拡大された三連休東日本・函館パスにリニューアルされた。
この三連休東日本・函館パスを使って北海道新幹線の乗り潰しと、
並行在来線の江差線を引き継いだ道南いさりび鉄道を完乗を含めた、
函館エリアと東北エリアの2泊3日の旅を9月17日から2泊3日で計画した。
9月17日土曜日には東北・北海道新幹線「はやぶさ1号」で木古内まで行き、
昼食後に道南いさりび鉄道で函館、「快速はこだてライナー」で新函館北斗まで行く。
北海道新幹線で新青森、奥羽本線で弘前まで行きホテルルートイン弘前駅前チェックインする。
18日日曜日は弘南鉄道・弘南線で黒石まで往復し、奥羽本線、五能線で五所川原まで行き、
津軽鉄道で終点の津軽中里まで行って弘南バスで奥津軽いまべつ駅前まで移動、
駅取材後に津軽二股からいったん津軽線で三厩まで行ってから青森まで戻る。
夕食後に弘前まで戻って奥羽本線で弘前に戻る。
19日月曜日は奥羽本線で大館乗り換えで鷹ノ巣まで行く。
昼食後に秋田内陸縦貫鉄道で阿仁合乗り換えで角館まで行き、
田沢湖線で田沢湖まで行って夕食を喰い、秋田新幹線「こまち62号」で東京まで戻る。
この計画でホテルルートイン弘前駅前に予約を入れ、
計画の1ヶ月前に新幹線の特急券と三連休東日本・函館パスを購入することにした。
ホテルはシングル禁煙室が取れたのだが、「はやぶさ1号」が取れなかった。
9月17日土曜日の1ヶ月前、8月17日水曜日の出社前、
JR幕張駅の指定席券売機で東北・北海道新幹線「はやぶさ1号」の指定席乗車券を購入しようとしたが、
グランクラスはもちろんのこと、グリーン席も普通席も完売だった。
やはり三連休の初日だけに、この機会に函館まで新幹線で行ってみたいと思う人は多いのだろう。
途方に暮れたまま出社のために総武緩行線に乗り込む。
社内ではいろいろと考え、やはり予定を中断するしかないと結論づけた。
だが、ほかの時間帯の指定席は取れないかもう一度確認しようと思い、
JR東船橋駅の指定席券売機で再度確認したところ、
06:32東京発の「はやて1号」の前に臨時列車06:00東京発の「はやぶさ45号」を見つけた。
この列車はJR東日本管区の新青森止まりだったが、
グランクラスもまだ座席が残っており、その場で八戸までのグランクラスを購入した。
同時に三連休東日本・函館パス14,050円も購入、2日後に、秋田新幹線「こまち62号」のグリーン席を購入した。
予定では「北海道新幹線と東北の私鉄-三連休東日本・函館パスの旅」のミッション名にすることにしていたが、
この段階で北海道新幹線に乗れないことから函館エリアは断念、
ミッション名も「東北の私鉄と第三セクター鉄道-三連休東日本・函館パスの旅」に変更した。
9月17日土曜日は八戸で下車して青い森鉄道の未乗車区間の乗り潰しに挑戦、
浅虫温泉で途中下車して青森まで行き、昼食を喰う。
時間が余ったので2日目の予定の弘南鉄道の乗り潰しを1日目の午後に実行する。
以前調べておいた運動公園前下車で「レストラン ジョージの店」で夕食を取り、ホテルにチェックインする。
18日日曜日は弘南鉄道の往復がないため遅めにホテルを出て予定の行動を取る。
19日月曜日は普通列車で鷹ノ巣まで移動を特急「つがる2号」に変更、
1本早い秋田内陸縦貫鉄道に乗れるために阿仁合で下車し、
昼は駅併設の「こぐま亭」で馬肉シチュー黄金ライス添えを喰うことにする。