林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

東北の私鉄と第三セクター鉄道-三連休東日本・函館パスの旅3.

2016-11-09 | 鉄道・旅行

 3.青い森鉄道の完乗と早すぎる弘前-SL銀河との遭遇

臨時列車東北新幹線「はやぶさ45号」は08:49に八戸に到着する。
1分の停車時間で新青森に出発した。
ここから青い森鉄道に乗り換えるのだが、乗り換え時間は5分しかない。
八戸駅は構造上、新幹線から在来線に直接乗り換えることは出来ず、
新幹線改札口を出てから跨線橋を横切って在来線改札口に行く。
しかもをここでの乗り換え客が多くて在来線改札口も混雑しており、
結果として出発ぎりぎりの乗車となってしまった。
車内は立ち客も出るほど混雑していた。
青い森鉄道の企画で乗り込んでいる客もいるようで、スタッフも同伴していた。
途中駅で地元の名産を売りに商店主が乗り込んできて客席をまわり、
隣の駅で下車していくといったことも行われていた。
スタッフと参加者は浅虫温泉で下車して行き、新たな乗客が大量に乗り込んできた。
もともとの予定では浅虫温泉で下車することになっていたが、
空模様が良くなく、さらに電車も混雑していたために浅虫温泉での下車を断念、
そのまま青森まで行くことにした。

 

東青森に着く頃には実際に雨も降り始め、この先の予定も読めなくなってしまった。
もともとは青森で昼食を喰い、そのあと弘前に向かうことになっていたが、
予定していたラーメン店「味の札幌大西」は駅から650mの距離、
徒歩では10分程度かかり、雨の中を歩いて行くのはしんどい。
さらに6番線には10:39発の秋田行きが停車していた。
そこで早すぎるが、これに乗り込んで先に弘前に行くことにした。
3番線、4番線ホームでは何かのセレモニーの用意が行われており、
スーツを着た女性や保線区のスタッフが慌ただしく作業をしていた。
さらに途中駅にはカメラを持った鉄道ファンと思われて人々や警備員も多く見えた。
弘前に着いた時にその理由が分かった。
知らなかったのだが、7月から9月まで「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」が行われており、
それに合わせて釜石線で使用されている「SL銀河」が、
臨時列車「SL銀河青函DC号」として、
9月17日には青森から弘前まで、19日には弘前から青森まで運転されることになっていたのだ。
「SL銀河」は岩手県の公園で静態保存されていたC58形239号機を動態復元させ、
釜石線で「SL銀河」として運転されているもので、
勾配区間の多い釜石線では蒸気機関車単機での運転は厳しいため、
客車をJR北海道で余剰になった客車改造の気動車を導入している。
構内放送で「SL銀河」が入線してくることを知り、
改札を出る前にこれを待ち構えて撮影することにした。

 

片道運転であるため到着してからもしばらく停車していて、多くの人が撮影していたりしていた。
ミスねぶたなども盛り上がりに花を添えていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする