林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

東北の私鉄と第三セクター鉄道-三連休東日本・函館パスの旅4.

2016-11-10 | 鉄道・旅行

 4.大黒様な弘南鉄道-黒石やきそばの断念と新里のSL

SL銀河はしばらくホームに停まっていて、多くの人がその余韻に浸っていた。
後ろ髪引かれる思いでこのホームを後にして、弘前駅城東口に降り、
弘南鉄道の改札口に行き、大黒様きっぷを購入する。

 

この切符は弘南鉄道一日乗り放題になる切符で価格は1,000円である。
弘南鉄道には弘前から黒石までの弘南線と大鰐から中央弘前までの大鰐線があり、
切符名の大黒様は大鰐の“大”と黒石の“黒”から来ている。
この切符を使って弘南鉄道の乗り潰しを実行する。
大鰐線は2005年9月18日に全線、弘前線は2007年11月17日に平賀まで往復した。
しかし終点の黒石までは行っていなかったため、今回終点まで行くことにした。
12:30の黒崎行きに乗って終点の黒石までに行く。
もともとの予定では15:00発の電車に乗ることになっていたので、2時間半の前倒しだった。
しかも青森で昼食を喰いそびれていたので、黒石で昼食を喰おうと思った。
黒石といえばB級グルメのつゆ焼きそばが有名で、
それを喰おうと駅のまわりを散策し、「やきそばの店ブラスト」を見つけてそこに行こうとした。
しかし道の反対側に「元祖みそラーメン」と看板に堂々と書かれた「大将」を見つけ、
ここに入り、みそラーメン720円とおにぎり(おかか)120円など喰う。
駅まで戻り、上り列車を待つ。
もともとの予定では津軽尾上で下車して30分で駅取材、
さらに運動公園前まで行き約600mの距離にある「レストラン ジョージの店」で夕食を喰う。
しかし黒石でラーメンとおにぎりを喰ったため、予定通りに夕食を喰うのはしんどい。
そこで運動公園前には行かずにその手前にある新里に行くことにした。
黒石に向かっている車窓から駅前にSLが静態保存されているのが見えたので、
これを取材しようと思ったのである。

 

黒石に着いた時には2時間半の前倒しだったので、時間的にも余力がある。
静態保存されていたのは8620形48640号機だった。
8620形はJR九州の「SL人吉」の牽引機にも使われている蒸気機関車で、
1914年から1929年に672両が製造された大正時代の標準型で“ハチロク”と呼ばれていた。
これを取材して予定していた津軽尾上に戻って駅取材する。
それでもそれほど空腹にはなっておらず、運動公園前にいっての夕食は断念し、
そのまま弘前まで戻って中央口の「そば処こぎん」で天ぷらうどん460円で軽い夕食を喰う。

コメント
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