林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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養老鉄道と樽見鉄道完乗の旅6.

2023-09-08 | 鉄道・旅行

 6.快速「みえ51号」の大混雑と養老鉄道への乗り換え

新幹線の中間改札を出て地下通路から12番線、13番線ホームに上がる。
快速「みえ51号」は既にホームに停車していた。
乗り込もうとして驚いた。
かつてのラッシュアワーの通勤電車のように、
ドアから入りきれない客が溢れていた。
しかしこれに乗らないとこのあとの予定が狂ってしまうため、
満員の車内に強引に乗り込んだ。
名古屋での乗り換え時間は9分で、乗り込んでから発車まで5分弱あったが、
このあとのどんどん人が乗り込んで車内は本当にすし詰め状態だった。
しかも思ったよりも外国人客が多い。

快速「みえ」は名古屋と伊勢市、鳥羽を結ぶ列車で、
関西本線と紀勢本線を伊勢鉄道経由でショートカットし、
参宮線に乗り入れるJR東海の快速電車の愛称名である。

乗り込んだ時は外国人の来日のハードルが下がったため、
伊勢神宮への参拝客なのかと思った。
しかしそれにしても混雑しすぎている。
こんな混雑を経験したのは本当に久しぶりだった。
電車が走り出し、車内アナウンスを聞いて初めて大混雑の理由が分かった。
「F1ファンの皆様、おはようございます・・・。」
ん?、F1ファン・・・。
全く考えていなかったが、伊勢鉄道は鈴鹿を経由し、
確か、鈴鹿サーキットという駅もあった筈だ。
乗り込んだほとんどの客はF1観戦が目的の客だったようだ。
快速「みえ51号」は名古屋を出ると19分で次の停車駅は桑名になる。
降りる時も一苦労だったが、何とかホームに出る。
ホームにはここからまた乗る客も多くいた。
桑名で事前に購入した切符で自動改札を出る。
ここから養老鉄道に乗り換える。
券売機で1日フリーきっぷ1,500円を購入する。

養老鉄道桑名駅をこの切符で入場する。
有人改札で「(養)桑名 10.9」と検印してもらう。
桑名駅はJR東海関西本線のほか、
近鉄名古屋線、養老鉄道も乗り入れていて、
ホームは連番になっている。
JR関西本線は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3面の地上ホーム構造になっていて、1番線から3番線に付番、
近鉄名古屋線は島式2面4線のうち、島式ホームのひとつは片側だけを使用、
1面2線で6番線から8番線に付番されている。
養老鉄道はかつて近鉄養老線であったことから、
近鉄島式ホームの片側を使用、4番線に付番されている。
5番線は欠番扱いになっている。
JR東海、近鉄が跨線橋上に改札が設置されているのに対し、
養老鉄道はホーム上に改札が設置されている。
また近鉄と養老鉄道には乗り換え口も設置されている。

改札を通過すると、既に7700系が停車していた。
養老鉄道養老線は元近鉄の路線だったため、全線電化されており、
電車が使用されているのだが、
開業当初は近鉄から譲渡された600系、620系が使用されていたが、
全10編成のうち4編成は既に廃車されており、
東急の7700系6編成が改造、転籍している。
停車していた電車も7700系TQ14編成で、
東急時代の塗色を纏っていた。


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