16.IRいしかわ鉄道・小舞子と野々市の駅取材
美川14:49発の福井行きに乗り込み、隣の小舞子まで来た。

IRいしかわ鉄道小舞子駅は相対式2面2線の、
地上ホームを有するIRいしかわ鉄道線の駅である。

画像は東側の駅舎で、1番線が隣接し、
大聖寺方面の列車が使用する。
西側は2番線に付番され、金沢、倶利伽羅方面が使用する。
小舞子に駅が出来たのは1903年7月11日で、
この時は小舞子海岸への海水客のために、
夏季のみ開業する小舞子仮停車場の名称の臨時駅でだった。
1964年4月10日に常設駅に昇格した。
駅名の由来となった小舞子海岸は、
兵庫県神戸市垂水区の舞子海岸に似ていることから名付けられた。

西側改札には簡易な駅舎がある。
小舞子の伝承について、西側駅舎前に石碑が設置されていた。
小舞子で駅取材を終了したのが3:05p.m.で、
帰りの新幹線の「はくたか512号」の金沢発は16:53、
まだ1時間半以上の余裕がある。
そこで少し日は傾き始めていたが、野々市も取材することにした。

小舞子15:13発の金沢行きに乗り込み、野々市で下車する。

IRいしかわ鉄道野々市駅は相対式2面2線の、
地上ホームを有するIRいしかわ鉄道線の駅である。
南口駅舎側は1番線に付番され、大聖寺方面の列車が使用する。
北口駅舎側は2番線に付番され、金沢、倶利伽羅方面が使用する。
2つのホームは跨線橋で結ばれている。
画像は北口駅舎で、公共施設野々市北口プラザが併設されている。

北陸新幹線が直上を走っていて、南口は新幹線の高架下に設置されている。
野々市に駅が出来たのは1968年3月25日で、
野々市町(現・野々市市)が総工費の3分の2、
地元住民が3分の1を負担した請願駅である。
現在の西金沢が1912年8月1日の開業から、
1925年10月1日までは“野々市”の駅名だった。

ここでIRいしかわ鉄道の駅取材は終了、撤収することにする。
野々市15:59発の津幡行きに乗り込み、金沢まで出ることにする。






