3.逆転の大雨の予報と運休の情報-旅の始まり
5月第3週の週始めでは週末は天気になっていたが、
どんどん予報が悪くなっていき、5月19日土曜日の当日は、
激しい雨で叩き起こされ、家を出る時にもまだ雨は残っていた。
前日夜にネットで調べたら新潟地区は朝のうちだけ雨でそのあとは曇り、
山形地区はずっと曇りになっていて、
家を出るときだけ雨をしのげればそのあとは大丈夫だと判断し、
駅までは折り畳み傘を使用し、ホームで折りたたんで、
持参したタオルで包みビニール袋に入れて旅行用バッグに入れた。
週末パスはJR東日本のおおよそ南半分に土曜、日曜の2日間、
乗り放題になる切符で総武線も勿論その範囲である。
幕張駅のデジタルサイネージや電光掲示板には、
大雨の影響で秋田新幹線は盛岡から秋田までが運休、
特急「いなほ」も一部の列車が一部の区間で運休しているという。
今日は午後から特急「いなほ7号」に乗ることになっていて、
それまでに運休が解除になっていれば良いのだが・・・。
不安な気持ちのまま05:14幕張発の総武緩行線に乗り込み、
秋葉原で京浜東北線で東京までで、東北・上越、北陸新幹線の改札口に、
週末パスと新幹線指定席特急券を同時に入れて入場する。
東京駅での乗り換え時間は22分で、
ホームを入場するとまだ「はくたか551号」は入場していなかった。
雲は多かったが秋葉原に到着した頃にはもう雨は降っていなかった。
列車の入線を待って売店で駅弁「春小町」1,350円とお茶を購入した。
06:28東京駅を発車した北陸新幹線「はくたか551号」は、
1時間58分かけて上越妙高に到着する。
駅弁を喰い終わると爆睡してしまった。
北陸新幹線は大宮まで東北新幹線の路線を走り、
大宮から高崎までは上越新幹線の路線を走ってここで分岐し、
高崎からは上越新幹線と分かれて単独の北陸新幹線の区間を走って行く。
碓氷峠をトンネルの中で登り軽井沢に出る。
JR西日本との境界駅である上越妙高に到着する頃には車窓に雨粒が当たっていた。