ringoのつぶやき

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【第24弾】菅総理辞任後、誰が次の総理になるのか(森田コラム)

2011年06月06日 17時07分01秒 | ケンミレコラム
 
 

総理候補として言われているのは、枝野・岡田・樽床グループと、野田・細野・原口・前原グループに人格や生き方がわかれると思います。

まず、野と岡田今回の一定のメドについて、菅総理と同じ立場を貫きました。誰が考えても「菅総理の辞任と引き換え以外で、鳩山さんが賛成から反対に変わることはあり得ない」ということは誰でも分かることなのに、当日夜10時の菅総理の勝ち誇った笑みを漏らす顔、岡田幹事長の「何も約束はしていない」と断言した顔、枝野幹事長の「正しくないことを平気で言える「記者の質問にもまともに答えない」性格は、救いようがないと言えます。

従って、この二人が総理になるとすれば、菅総理と同じ事が繰り返されると思います。

では、前回の代表選で、突然小沢さんに担ぎ出された樽床さんはどうか

今回の内閣不信任決議案に対して、反対はするが、それは菅総理を信任したという意味ではないと言いました。これは自分の信念を貫くよりも利害を優先するということですから、当然彼には総理になる資格はないと思います。

次の総裁選をにらんで、菅さんを敵にしたくないからなのか、それとも「与党議員は野党の不信任に賛成することは良くない」というルール銘柄にしたがったのかは分かりませんが、いずれにしましても「信念を持っていない政治家=菅総理と同類の政治家」の可能性が高いと言えます。

野田さんはすでに過去の人というイメージで、可もなし不可もなしの人です。過去振り替えてもダーティーなイメージは全くありませんが、代わりに強力なリーダーシップを発揮した覚えもありません。つまり、平和時の総理としてはふさわしいかもしれませんが、この難局の総理には向かないと思います。

細野さんは前原さんを小さくしたような人だと思います。人間性は「王道を進む」という生き方だと原発合同記者会見で思いました。しかし、頭を取るほどの芯の強さが感じられません。菅総理とは間逆で、すべての質問に答えようとする真面目さがあり、この真面目さが政局を作りそうという予感がします。

もう少し、政治の世界を知ってから総理になっても良いと思います。

原口さんは「内閣の傘の下」的な発言をずっとしてきました。他人に迎合するというと「下になる」ということです。それが小沢さんと親しくなるうちに変わってきました。良い子ちゃん政治家を脱皮して、自分を主張する政治家になりつつあります。

最近、みんなのコンセンサス、首長、地方議員、国民に賛同してもらうという言い方を政治家がしています。他人との合議制で政治を行うならば誰が総理をしても同じです。総理のリーダーシップとは「あの人が言うのだから仕方がない」とみんなか従う気持ちになれる事です。

池田勇人・佐藤栄作・田中角栄・大平・福田・三木・中曽根までは「リーダーシップ」「威圧感」「カリスマ性」がありましたが、それ以降の政治家のなかでカリスマ性・リーダーシップを持って「厳然とした政治をしたのは「小泉総理」ただ一人です。

専門家が1年で総理がかわるのはおかしいという「本末転倒の意見」を言っています。総理になる人総理に相応しい能力をもった人であり、小泉総理のように持っていれば長く総理ができます。それ以外の総理は「総理の資格を持っていなかった」から短命内閣になっただけだと思います。

つまり、日本には総理に相応しい政治家がいないわけですから「総理に相応しい政治家が出てくるまで短命で変わる」のは仕方がないと思います。外国に恥ずかしいという人もいますが、総理に相応しい人がいないのは現実ですから恥ずかしいではなく、国民が政治に責任を持ち、政治家がごまかせない国民になれば、総理に相応しい政治家も出てくると思います。

総理が変わるのが恥ずかしいのではなく、そんな政治家しか居れなくした国民が悪いのであって、恥ずかしいならば「国民が勉強」して、良い政治家を出す土壌を作るべきではないかと思います。 何も行わず、他力本願で良い政治家を期待する事自体が間違っていると思います。

話が横道にずれましたが、そういう意味で「原口さんは、小沢さんと話した事が原因かどうかは分かりません」が一皮むけた政治家になったと思います。原口さんの目付きは「総理に相応しくない目付き」ですので、心をもっと磨いて「総理に相応しい目付き」になってほしいと思います。

最後に前原さんですが、中国人から小額の個人献金を受けていた事で外務大臣を辞任しました。その後、菅総理も同じように外人から個人献金を受けていた事がばれたのですが、菅総理は全く気にしませんでした。以前、メール事件があった時に代表を辞任したのも前原さんだった気がします。

つまり、王道を生きるのは良い事です。そして地位に未練を持つ事は良くありませんので、表面的に見れば前原さんは王道を進む立派な政治家です。しかし、総理になった時に何かが起こり、そこで前原さんが総理を辞任してしまったというケースを考えますと「日本が危ない」と思ってしまいます。

反小沢の急先鋒の前原さんが「沢さんと渡部さんの仲直りの仲」をしました。好き嫌いがはっきりしていて「金権政治の小沢さんの嫌悪感を抱いていた前原さが小沢さんとの仲を、次の代表選を睨んで「渡部さん」を使って修復したという手法は「前原さんが大人になった」「マクロのプラスのためにマクロのマイナスを殺せた」という点で、前原さんの大きな進歩と言えます。これは「前原総理になった時の安心感」を与える行動だったと思います。

以上を考えますと、次の総理候補を国民目線で考えれば、第一位が前原さん、第二位が原口さんということになりますが、烏合の衆となっている民主党議員はどういう判断をするのかということになります。

総理の退陣は予想よりも早くと思います。早ければ今週か来週にも辞任し、民主党の代表選挙が行われると思いますので、この森田の見方を頭の隅において見ていていただきたいと思います。最近のマスコミは「国民迎合主義の報道」になっていますので、くれぐれもマスコミの世論誘導に乗らないでください。

レポート担当:ケンミレ株式情報 森田 謙一

 

 

                

 

おしゃ



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