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ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2156号皐月四日細雨

2016-06-08 15:55:30 | Weblog
♪海は荒海 むこうは‥佐渡のむこうはミサイル基地よ
奥尻むこうはおろしゃ国
今年、実家に近い自衛隊駐屯地でも開基記念式をするそうです。先日真駒内でも先んじてやってたなあ。
実家から老母のメンタルクリニックに行く途中何の気なしに「朝警察学校で訓練中の人達のランニングを見るよ」と世間話に老父に言った。老父は元公務員だがなぜか見下す。「奴らも訓練だろう」でもしか自衛官とそう変わるのか?なんでも訓練は必要。土日でもヘリコプターの音がすれば、ああ晴れだ訓練だと思う。
短期間だが茨城にも訓練に行ったらしい。俺は偶々業務の一部が茨城埼玉の店をかすってるので思わず笑った。どこで?「土浦」すみません、また大笑い。茨城の車両ナンバーが水戸・つくば・土浦だと思い出したからです。訓練当時軍の施設が残ってたそうです。
「俺はその時生まれて初めて海水パンツはかされてプールで泳いだんだ!(じゃあそれまで泳ぐ時は一体どんな格好だったんだ?)」内心ぎゃはは。老父は中学生卒業以来職を転々とし、長兄は建築業・次兄は北海道開発なんちゃらの公務員・末子三男の身は結局自衛隊へ。老父の実家の隣町は道南の有名な漁港です。生家の集落は山あいの谷、日本海おろしの風が春寒い。反対に東へ向かえば程なくのどかな噴火湾、太平洋。同郷見合い結婚の両親は意外と泳げた。川の合流点に淵がありそこで覚えたそうです。
俺は自分のカナヅチを棚にあげて「そりゃ大変だね。流れてない水は泳ぎにくいでしょう」とからかった。
土浦での訓練は九州出身勢も来ていて、カナヅチが多い道産子は馬鹿にされたらしい。しかし5㎝でも雪が降れば隼人もいごっそうも歩けなくなったそうな。
ああ実家でする話がこういう話ばかりならまだ楽です。老母は半時間ほどの待ち時間をほとんど血圧計の心配で過ごした。待合室に装置があるので、目にする度あっ計らなきゃ・計るのにスタッフが声をかけてくれない・計らないと診察に呼ばれるのが遅くなるかも‥とずーっと気にする。さっき計った結果の出力紙片を手に持ってるのに。その都度計ったしじき呼ばれるからねとなだめる。要はしつこい子どもと一緒です。
老父はそんなのに疲れ相変わらず罵り耐えられないと愚痴ります。デイサービスの週半日四回を一回終日にと老父が考え始めた。それはそのほうが良いと勧めた。ただ金がかかるとその話の間に何度か言われるのは鬱陶しい。そうなんでしょうが、俺が相談にのれるのは金以外。そこは同居の息子さんじゃないかしら?(マツコ・デラックス風)もしくはお役所ケアマネ。ない金なら借りて払ってまで介護サービス受けろとはいわないでしょう。
老父はある金を惜しむ。そしてもう俺は生前葬をしたいと口走る。あれだけ祝儀不祝儀の金額にうるさかった老父の生前葬なんて誰も恐れて香典持って来ないんじゃないか。要はこんな生活は嫌になったという愚痴。あんた病人の世話のストレス全部病人本人に跳ね返してるじゃん。
そんな風に、聞ける話は聴き言うべきことは顔を出せば言える。でもできることはそこまでなんだ。病人の薬が増えた(もう増えて1年経つ)、お前診察室で何の話になったと今頃責められる。落ち込むとかだった気がする。声のトーンが余計な薬代増やして、にしか聞こえない。なら自分で認知症妻の診察同席しろよ。
想定敵は一体どこだ。
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