手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2781号地震(Землетрясение)

2018-09-08 21:09:09 | 作品写真
6日未明、揺れました。
ああ横揺れだ…と感じながらもそのまま眠っていた俺に夫は構わず娘達と連絡をとり、
職場の事を気にしていた。

いつもの時間に目が覚め北海道全体停電と知る。職場からは社員さん個人携帯経由で出社に及ばずとの連絡。信号機も交通機関も全滅。コンビニ店は深夜から水・電池・充電器カップ麺などが売れたらしい。

夫の姉から携帯に連絡があったが、電波混雑のせいか、あちらの声は聞こえてもこちらの声が届かない。「ダメだわ」と切れてしまう。拙宅の固定電話も停電で使えない。外に出て、近くの地区センターの公衆電話(ピンク、ダイヤル式)から姉宅の固定電話にかけた。やはり不安定な通話ながら、義兄に「無事です!」と伝えた。自分の実家にもかけたが、au回線のせいか停電のせいかかつながらなかった。

朝スーパーの開店時間には、信号機無しの危ない道を運転した車が駐車場にあふれ数十人の行列。ガソリンスタンドにも長蛇の列。ラジカセ用単2電池があれば買いたかったが、もう望み薄であきらめて帰る。幸い夫が手回しラジオを思いだし、なんとか民放ラジオを聞けました。

何より水・ガスが無事でした。
ならキャンプの続きと変わらない。
水シャワー上等である。

朝食はトーストしないパン、ジュース。
昼食は納豆スパゲティ。
スーパーに品が揃うまで幾日か判らず、なるべく手持ち在庫を使う。電気が切れた冷蔵庫は極力開けない。

夕飯は、湯で温めたパック白飯と鯖缶。
アウトドア用品のライトで調理して、食卓にも置く。被災感漂う。でもキャンプ慣れした老夫婦のみ世帯で良かった。小さい子どもや御病人・被介護人のいる家はどれほど大変だろう。

ランプの灯で夫はナンバープレイスを解いてました。俺もする事がなく思いつきで志賀直哉の撰集を開く。「網走から」

深夜を待たず、電気が回復。
初日は余震を感じながら、こんな風に終わりました。
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