手作り人形ドレスGOUDADA

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2168号たかがされど

2016-06-23 21:02:41 | 作品写真
業務の中に店舗から送信される書類画像のチェックがあります。○○してからもう一度送信下さい、という店への依頼まででひと段落。
極々稀に完璧に近い店がある。逆もまた然り。殆ど全部がきつい歪みになってしまった店…。最後まで看て目がまわりそうになった。これは担当者の肉体的な癖。
本日店にやっと連絡がつき、その一群の画像送信者は退職と知った。ガーン!難問に変わりは無いが「あなたの送信画像は全て許容範囲外だからやり直してほしい」と言う気まずさは減った。営業担当さんに相談して、他店から経験者がヘルプに来た時やってくれることになりました。ひと安心。
実は我々は、画像の質がどのような操作で変わるのかよく知りません。
数年前システム開始時に店で使用するハンドスキャナー実物を見せられた。棒状のもの。電源がオンになると中央にある10㎜幅程度の枠内の細い『SCAN』という文字が無色から緑色に光る。触ってみた俺は当時の担当者に「これ点きません、故障?」と聞いて「点いてますよ(笑)」と言われちゃった。既に老眼なのがバレバレ。
だからもんのすごい画像が来ても本当はあまり文句の言えた義理じゃない。ただA4の紙を縦に置いて上から下へなぞるだけなのに、画像は歪んだり上下左右反転したりするのか謎。
甚だしきは、ベージュ色のいびつな縦棒 数本とか真っ白真っ暗。ベージュ色のはどうももしかしたら…指…?うー…
「まとも」な店は9割まとも、7割普通。このシステムが開始した時のチェック担当者だった先輩(既に退職)は、まず大量の画像データとその質に苦しんだ。その後、『今そこに無いデータ』に気づき怯えた。画像が大丈夫なら、次の確認者へと承認待ちデータは移動します。システム開始以前は書類現物を送付してもらってた。その分(店により区切りはまちまち)はデータに無いから、例えばある店の全画像データは操作でリストが出ても、紙の書類と突き合わせるしか遺漏が確認できなくなった。その作業は、山のようなチェック前画像データを抱えては不可能でした。
その頃俺はもうひとりの同僚と二人で、また別の「紙で回収済書類のデータ化」を命じられた。この作業も確か半年以上かかりました。こちらで使ったのはシンプルながらデスクトップのスキャナー。上部から差し込んだ書類を読み取り斜め下のトレイに出す。店によっては多年分の書類があり、データベースと首っ引きで人別に書類を同定し慎重に入力。データベースの過去を補うのは切れ切れの断片を順を違えず継ぎとめる作業に似ていました。
店の送信データ、自分のスキャンデータ、どちらも完璧は難しい。「概ね」「大過なく」がやっと目標です。時間との競争でもあるが、なんとか必要になった時間に合いますように。
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