金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記11:西原珈琲店&桃厳寺

2018-11-01 12:19:06 | おでかけの記
朝から読書と作業のため西原珈琲店へ。
ここ、昔、何回も前を通って看板を見ていたのだけど、
お金のない学生の身だったうえ、
コーヒーを飲む習慣がなくて
一回も足を踏み入れなかったのだった。



店内はシックで、薄暗い。
ダークブラウンの内装がとても好み。
食器も、陶器好きにはたまらない。
期間限定でデザートの盛り合わせをやっていたので
黒豆のタルトとプリンをセレクト。



(〇〇プレートと書いてあったが、別々の器で出された)
2種類で450円。
これくらいの量がいちばんありがたい。

ここがいいのは「モーニング」をやっていないこと。
モーニングセットはほしくないのでいつも断るし
(トーストがあまり好きじゃない)、
モーニング目当ての客で混むのが嫌なんだよね。
人がすくなくてゆったりできた。

帰り道、近くの桃厳寺へ。



こちらも、前を何度も通っていたにも関わらず
まったく関心がなく入ったことがなかった。
織田信秀の菩提寺なんだそうだ。



この名古屋大仏が有名なんだけど、
なんか曹洞宗っぽくないね。



動物の供養もしてくれる様子。
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78:林真理子 『私のスポットライト』

2018-11-01 12:08:21 | 18 本の感想
林真理子 『私のスポットライト(teens' best selections)』(ポプラ社)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

13歳の平田彩希は顔も成績も地味で、クラスでも中の中クラス。
同い年の美人のイトコとは比較されてばかりだし、
クラスでも目立たないようにしてきた。
でも学園祭のクラス劇で、押し付けられて
主役を演じることになった彩希は、
演劇の面白さを知り、児童劇団に入りたいと思うようになる。
「フツウ」コンプレックスやクラス内での位置づけ抗争から脱し、
自分のやりたいことを見つけていく彩希の成長を瑞々しく描いた物語。

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先輩から借りた本。
この作者だしなあ……とあまり期待せずに読んだのだけど、
思いがけずよかった!
終盤は都合よすぎだと感じることが多かったし、
本筋からやや外れた感もあったけど、
自信がなく目立たないように生きてきた少女が
打ち込めるものを見つけて徐々に自信をつけ、
嫌がらせや自分の中の嫉妬を克服していく過程に
さわやかさを感じる。
クラスのリーダー格みたいな女子の嫌がらせが
なくなるのではなく
「気にならなくなる」という変化で終わったのがよかった。

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