金木犀、薔薇、白木蓮

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大河ドラマ「真田丸」#49

2017-11-03 21:00:00 | 大河ドラマ「真田丸」
大河ドラマ「真田丸」#49

豊臣方は三手に別れ、徳川勢を迎え撃つ。
居眠りが多くなり、すっかり歳をとった本多正信だが
腹黒さは健在。
後藤又兵衛に調略をしかけ、失敗したら
又兵衛内通の噂を豊臣方に流すのだった。
家康は幸村にも、調略を仕掛けようと信尹を派遣するが、
信尹は家康からの文は読まなくてよいといい、
「生きたいように生きればよい」
と言い残して去る。
叔父さんと一緒にやってきた信之が、
「今度もまた俺はお前を助けてみせる、だから死ぬな」
と弟をかき口説く姿に涙……。
でも、幸村がほのめかしたように、
また九度山でのように
十数年も生きがいを奪われて生きるのは嫌だよね。

これまでの感謝を述べる木村に、
「そういうことすると、どちらかが死ぬんだよ」
と死亡フラグに言及した又兵衛は、幸村に
「噂は気にせず、焦らないように」と言われていたのに
やっぱり焦ってしまい、討ち死に。
その知らせに毛利が「あのバカ!!」って言ったの、
仲間意識がにじみ出ていて切ない。
そして、木村も長宗我部も討ち死に。
結果はわかっていても、味方サイドがこうも
立て続けに死んでいくとつらい。

千姫を逃がす役目を幸村から与えられたきりは、
ようやく彼と結ばれることに。
「遅い!!」
「せめて十年前だったら、私がいちばんきれいだったのに!」
と罵るのが、彼女らしい。
前半は本当に鬱陶しかった彼女だけども、
まったく自分に振り向いてくれない男を
追っかけ続けた根性は見事だよ……。
ちゃんと彼の役に立っていたしね。

その他いろいろ。

・相変わらず嫁にたじたじな秀忠。
 江は、年下の夫を叱咤激励して
 支えてるつもりなんだろうけど、
 秀忠はそう受け取ってはいない感じ。
 嫁が登場するとにじみ出る「めんどくせ~」オーラ。
 家康に怒られてばかりだった秀忠も、
 父親に「恐ろしい男に育ったのう」と言わせるまでに。

・昌幸パパ&出浦さまが暗殺した室賀の身内が登場。
 過去の恨みから、信尹&信之を足止めした室賀を
 「黙れ小童!!」
 と一喝した信之。懐かしいセリフ……。

・毛利「大蔵卿のばばあ」発言にすかっとした。
 自分にだけ調略の声がかからなかったことに
 ぶつぶつ言ってるのも可愛い。

・「ずんだ」押しすぎる伊達家。
 陣中でまでずんだ作って食べてるの??
 伊達の兜のデザインが、一番かっこいいと思う。
 シンプルながらおしゃれ。

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