ロシア船が嵐にあったとの報に、
徳川斉昭「ざまーみろー!😝 」
阿部正弘「天災に遭った者にそんな言い方しちゃダメでしょ!😠 」
藤田東湖「夷狄にだって家族や友達がいるんですよ!😠 」
徳川斉昭「知るか―!!😬 」
と理性的な常識人に諭されても露悪的な斉昭。
聞き分けのないじいさん(身分高いとこが厄介)、
マジで迷惑……と思ったら、
終盤、大地震で東湖を失い、
斉昭は大泣きしてようやく諫言を理解するという流れ。
川路様もロシア人を助けるためにめちゃ頑張ってて、
この幕臣たち、人としてまっとうすぎるよ……。
流行りにのって、アマビエもちゃっかり登場。
そして迷信つながりで、後半は
インチキ霊能者を栄一がやりこめる
ドラマ「トリック@幕末編」。
「徳川家康です。今日も出てきましたよ」
と家康による解説も健在。
「士農工商」を出してきた時点で結構ハラハラしちゃったんだけど、
これらはもう教科書に載ってないよと
「常識」をアップデートしてくれるところ、いいね。
場の空気に呑まれて、信じてたよね(笑)
インチキを論破するあのエピソードは史実らしい。
近代はいろいろ記録が残ってるから、取捨選択が大変だ~。
斉昭は今回、己の言動への反省につながるような
エピソードが盛り込まれたけど、
子どものうちに反省しておいてほしいような
内容だったわ……
明らかに胡散臭そうな修験者たちだったけど、お母さんは途中信じてたのかな?あれ。
東湖も川路も阿部正弘も、みんなまともで、斉昭の了見の狭さか目立っ回でした。
いくら「夷狄」でも、地震の被害者に「快なり!」「神風じゃ~!」ってダメでしょ。
老害の二文字しか浮かばないというかなんというか。
周囲も大変ね。