金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

43:江崎双六 『テルテル坊主の奇妙な過去帳』

2018-08-28 21:17:40 | 18 本の感想
江崎双六『テルテル坊主の奇妙な過去帳』(SKYHIGH文庫)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

『煉獄ゲーム』の原作者の新境地!
破天荒な和尚と真面目な小坊主の仏教ミステリー
中学生小坊主の典弘は、実家の寺を継ぐため
天厳寺の変り者の和尚・照玄の下で日々修行に励んでいる。
ある日、檀家から葬儀の相談を受け照玄に同行するが、
亡くなった79歳のカヨ子の死に顔を見た照玄は、
孫の美香の前で「とても悲しい顔をしているね」と呟く。
同じ様に思っていた美香は、
祖母が仏間の柱に自ら頭を打ち死亡したことを話す。
現場の状況から他殺の可能性はないと考えられていたが、
信心深いはずのカヨ子の家の仏壇に異変を感じた照玄は
他の家族にも話を聞きたいと言い出し――。

**************************************************

ミステリー部分に関しては、動機も含めて
予想のつかない展開だったのだけど、
なぜだろう、肝心の謎に興味が持てず……。

表紙から想像したほどキャラが立っていなくて、
「テルテル坊主」の通称も特に意味がなかった。
お坊さんである必要性も薄かったな。
キャラ同士の関係が深まってくると
おもしろくなるのかも?



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 42:外川淳『<城下町・門前町... | トップ | 44:奥田弘美 『精神科医が考... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿