金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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26:山田真哉 『あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所』

2020-01-31 22:35:53 | 20 本の感想
山田真哉『あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所』(角川文庫)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

モデルを目指し上京した竜ヶ水隼人は、
ある勘違いから芸能人専門の“会計”事務所に就職、
美人だが暴走する所長・天王洲あいるに
こき使われる日々を過ごしている。
毒舌タレントが突然税理士を変えた本当の理由は? 
ゴーストライターを見破る方法とは? 
アイドル税理士と雑用係の天然青年コンビが、
数字で業界の謎を解き明かす! 
超実用的・会計エンタテインメント!

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この作者さん、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の人だったのか!
小説も書いていたのは知らなかった。
『女子大生会計士の事件簿』も表紙をよく見ていたのに
同じ著者だとは思わなかったよ。

こういうのはキャラクターが何より大事だと思うんだけど、
主人公の魅力は皆無。
しかも4分の3読み終えるまで、ずっとあいるさんが
若い女性の像を結ばず、困ってしまった。
なんか、すごくおばさんっぽいんだよね。
どんなに美人描写をされても、セリフとかふるまいが。
話は決してつまらないわけじゃないんだけど。

最終話でようやくあいるさんの魅力が伝わってきた。
個人的に話がおもしろく感じられたのは後半の2話。


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