篠原美季 『迷宮庭園: 華術師 宮籠彩人の謎解き (新潮文庫nex)』(新潮文庫)
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
宮籠彩人は、迷路のような庭をもつ鎌倉の旧家に
執事と二人で暮らす。
訪れる人に似合う花を選び、宴に添える花々の見立てを生業とし、
花からのメッセージを読み解く華術師の貌も持つ。
ある日、宮籠家の近所で交通事故が発生。
被害者は、前日に彩人の家を訪れた女性の夫だった。
彩人が彼女にマドンナ・リリーを選んだのは、何故?
そのメッセージは、彼女の運命を何処へ導くのか。
**************************************************
うーん。
続刊が確約されていて、2巻以降で少しずつ
描いていく予定だったのかもしれないけど、
盛り盛りの設定がこの1冊だけだとまるで活かされておらず
「結局なんだったんだ」という感想しか出てこない。
「死んだ人が現れた」となったら当然オチはアレだよね。
情報を早くから出しすぎて、真相に意外性がなくなってしまった反面、
「それはもっと早く出しておくべきなのでは……?」
という情報もあって、もやもや。
そして、「宮籠彩人の謎解き」というサブタイトルを見返して、
「謎解きしたっけ……?」と首をひねったくらい、
主人公に存在感がなさすぎた。
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
宮籠彩人は、迷路のような庭をもつ鎌倉の旧家に
執事と二人で暮らす。
訪れる人に似合う花を選び、宴に添える花々の見立てを生業とし、
花からのメッセージを読み解く華術師の貌も持つ。
ある日、宮籠家の近所で交通事故が発生。
被害者は、前日に彩人の家を訪れた女性の夫だった。
彩人が彼女にマドンナ・リリーを選んだのは、何故?
そのメッセージは、彼女の運命を何処へ導くのか。
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うーん。
続刊が確約されていて、2巻以降で少しずつ
描いていく予定だったのかもしれないけど、
盛り盛りの設定がこの1冊だけだとまるで活かされておらず
「結局なんだったんだ」という感想しか出てこない。
「死んだ人が現れた」となったら当然オチはアレだよね。
情報を早くから出しすぎて、真相に意外性がなくなってしまった反面、
「それはもっと早く出しておくべきなのでは……?」
という情報もあって、もやもや。
そして、「宮籠彩人の謎解き」というサブタイトルを見返して、
「謎解きしたっけ……?」と首をひねったくらい、
主人公に存在感がなさすぎた。
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