金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『グッド・ワイフ』

2020-07-21 15:03:36 | 映画の感想
2020年の映画⑩:『グッド・ワイフ』(アレハンドラ・マルケス・アベジャ監督)
★★★☆☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

1982年、メキシコシティの高級住宅街ラスロマスの豪邸に暮らす
ソフィア(イルセ・サラス)は、実業家の妻として
誰もが憧れるゴージャスな生活を謳歌(おうか)していた。
セレブ妻たちのコミュニティーで女王のように振る舞う彼女は、
証券会社の社長を夫に持つ新入りのアナ・パウラのことを
快く思っていない。
そんな中、最悪の経済危機がメキシコを襲ったことで、
ソフィアの日常は一変してしまう。

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映画館にて。
マウンティング合戦の末、女王様のように振る舞い、
垢抜けない若い女性を見下していたヒロインが、
裕福な彼女に助けを求めればよいものの
プライドが邪魔をしてそれができずに
ダメージを受けていないふりをして強がってしまう。
そんな姿に、共感性羞恥を感じてしまう。

最後、きっちりオチのついた感じがないんだけど、
なりふり構わずパウラの夫に色目を使うんだろうな……
ということが示されていて、またまた恥ずかしくいたたまれない。
自分で稼いでいないからこその浪費だったのだろうし、
だからこそ節制して切り抜ける、なんてことも難しいのだろうな。
コメント
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